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Ne20 first observed the jet engine on display at the National Museum in Japan. That was produced by mini lathe.

Ne20 jet engine was made with reference to German made BMW003. At last my Ne20 was completed. The panel line under the main wing is often reflected. Visiting the National Science Museum was a pleasure that I could have watched with real people who I wanted to see the real thing. Rather than looking alone, it is more fun to see it by two people. It was fun to explain the main connecting rod of the star engine and the explanation of the sub connecting rod and to explain the deformation of the exhaust turbine of 20. It is natural that you can exchange honest opinions with people who sympathize with what you think is good.

2011年2月5日
 左を、地上滑走状態の完成写真とします。右が、橘花が試験飛行で離陸しているイメージです。ついに私のネ20橘花は飛ぶことができました。主翼下側のパネルラインがよく写っています。明日2月6日が国立科学博物館のネ20展示「空と宇宙展」の最終日です。展示期間中4ヶ月、ネ20の模型にかかわっていました。「空と宇宙展」の開催を知ったのは、エンジン本体部の形ができたころでした。私の製作と、「空と宇宙展」の開催は偶然の一致です。2度もネ20実物を見られたことを、感謝しています。
 2回目の見学は、私が実物を見て欲しいと願っていた、同好の方と一緒に見学できたことも楽しかった。一人で見るより、二人で見たほうが楽しさ倍増です。
星型エンジンの主コンロッドと、副コンロッドの説明を絵を描いてできたことや、ネ20の排気タービンの変形を説明できたことが楽しかった。自分がいいと思ったものを共感してくれる人と、素直に意見を交換できることは自然です。

1/24ネ20と、1/32のネ20を1/32のフィギュアーをセットで撮影しました。製作は下から順番に掲載されていて、一番上が完成状態です。

2011年2月2日
 今朝も早起きして、主翼裏面のパネルラインとリベットをけがいた。主翼折りたたみ状態では、裏面が見える。
リベット打ちは、裁縫用のルーレットを使用しました。1/16スケールにもなると市販のルーレットのピッチで丁度具合がいい。1/48のモデラーさんは時計のj歯車を利用したりして、微細ピッチのルーレットを自作しているようです。

2011年2月1日
主翼上面に、パネルラインとリベットをけがいた。朝6時前後の仕事です。

2011年1月31日
主翼上面のU字型のハイライトが、気になった。再度塗装を落としベルトサンダーで削りこみをしました。上面のU字型の貼り付けハイライトが消えました。

2011年1月30日
橘花主翼を、製作した。上側に折り曲げ可能となっている。主翼上面のU字型の貼り付けあとが残っている。

2011年1月28日
  2月に再度国立博物館で、ネ20に再会できそうなので楽しみが増えました。前回見学時には、自作模型を持参して写真を撮影していたことが少し自慢でした。前回見落としていた排気タービンの、変形やクラック等が見られるといいと思っています。
 わたしは、ネ20オタクなのでしょうか。模型を作る行為は、徹底的に調べることが必要です。模型を作っていなかったら、ここまでネ20と係わることはなかったと思います。自作金属模型は、手間のかかる大人の趣味です。
 今密かに思っていることは、次の作品の構想です。昨年末に青山で、JUMO004の販売商品を見学したことは、私の作品のレベル向上になっています。
上野国立科学博物館には、その他の歴史的エンジンも展示されています。
2011年1月27日
主脚タイヤの、塗装を実施しました。また主脚引き込みシリンダーを真鍮で製作して取り付けました。
ネ20側面の見せ場と、機体側の引き込み脚を裏側の見せ場として製作したことで、見栄えのする作品になってきました。
今朝は引き込みシリンダーを、旋盤で製作しました。早起きは、二日目です。

2011年1月26日
 厳冬の過ごし方も身についてきたようです。
昨晩は20分室内運動、60分模型塗装、今朝は早起きして1時間模型の部品制作と部品塗装をしました。
翼の銀色塗装が昨晩で、今朝は部品がなかったエンジンハンガー前側の小ブロックを切り出し、磨き、塗装をしました。
すこしづつ実機の主翼のエンジン取り付け部分に、迫ってくるのが楽しいです。
ボール盤の出番は少ないですが、工作部屋のマシンが充実したことが、製作意欲の向上につながっているようです。
ボール盤を早朝から使うわけではないですが、早起きして写真の中央上部の小ブロックを削りだし塗装まで朝5時に起きてするなんてことは、先週だったらしなかった。ボール盤というニューマシンが、ある部屋の環境が変わったからではないでしょうか。

2011年1月24日
ネ22に橘花の翼の一部を与えました。チョットいい感じです。

2011年1月22日
 スタンド支柱を主脚形状にしてみた。この後スタンド形状やネームプレート取り付け方法の改良を実施しました。最終的には主翼の付け根の形状まで製作しようと思っています。現時点の製作経過は中途半端になるので本写真一枚にしておきます。主翼は上半角、取り付け角があり三次元平面をなしている、それに対して、エンジンは水平、主脚は垂直に作ろうとすると、手作業の穴あけでは精度が出ないです。
2011年1月24日
  ホームセンターで思い切ってボール盤を購入しました。CHホームセンターのDIY用ボール盤で前から最安値で検討はしていたが、設置場所をとるので思い切れないでいました。今回JEホームセンターに更に小型の100W卓上ボール盤があったのでそちらに気が向いたのですが、出力が小さすぎるのと、チャック径が6.5mmと小さく、またクランプも付属していないです。CHホームセンターのはチャック径13mm、クランプも付属でさほど値段に差はないのでCHにしました。
  中国製のできの悪さは最悪です。ベルトカバーが共振してうるさい音がします。共振を止めるのに針金でベルとカバーを固定しました。またグリースがべたべたに付着しているので手も随分汚れて安物グリスのにおいでくさくなります。できの悪さも垂直穴あけ精度が向上するのでよしとしました。
  電動ドリルスタンドの垂直精度では満足がいかない仕事になりました。ボール盤購入前に電ドルスタンドに真鍮棒をくわえて、スコヤでベースとの直角を測定してみると、300mmで5mm以上の隙間があきます。これがボール盤を買った動機です。電動ドリルスタンドで、主脚柱のベーススタンドへの貫通穴を4mmであけで出口が1mmぐらいずれてしまった。深さ30mmの穴なので、300mmにすると10mmになります。
   穴加工では毎回悩んでいました。ボール盤の試し加工は左のスタンドの主脚柱の穴あけを横にずらしてもう一度穴あけしてみた。
当たり前ですが入り口穴と出口穴は端面から同じ距離にあいてくれた。これでスタンドを修正しているうちに日曜日が終わりました。
CH格安DIY用ボール盤メリット:700rpmの低速大トルクで鉄物ドリル把握計13mmまでの大径穴あけが可能。
木材ではフォスナービット等装着で試していないが手持ちのフォスナービットφ45mm程度までいけそうな気がします。
設置テーブルに固定穴あけが必要です。私の作業机は、穴をあけても構わないぐらい古いので、M8のロングネジ3本で机に固定しました。

2011年1月15日
スミソニアン航空宇宙博物館スティーブン・F・ウドバー・ハージー・センターのネ20と同等の状態に1/16モデルを仕上げました。
黒色ゴム管、半透明シリコンチューブが東急ハンズの切り売り商品、赤いパイプは電線のビニール被膜で銅線を抜いてパイプ状にしています。

左は展示状態を裏側から見る、スタンドとの接合はM5ネジを使用している。裏側にも赤、黒、半透明のパイピングを施した。小さな円筒状の補機も製作した。ネームプレートはキーホルダー用のプレートを流用してみた。

2010年9月に資料を購入し10月から製作しているネ20が、ようやく完成したと言える状態になった。東急ハンズが手作り品を応援する道具販売しているように、既製品の模型キット組み立てはホビーの主流からはずれてきたようだ。自分の作りたいも世界に一つしかないものを作る喜びはおおきい。模型作りの醍醐味は完成時の達成感だ。今回はJUMO004:125000円を確認しているので、自分の仕事に自己評価もついた。飾りに徹した模型より、内部に圧縮タービンがあり、3V電池電圧の印加で噴流がでる喜びも大きい。タービン部を開放して見せられることも気に入っている。当時の設計者がドイツからの不完全な図面を基にしてネ20の完成させた思いを追体験して、不完全な情報を基にして可動模型のネ20を創作できた。正に自分は昭和20年当時のネ20設計者になったつもりだ。
2011年1月15日
名古屋東急ハンズを訪問する機会があった。模型、DIYコーナーの売り場変更されていたので紹介します。
半年ぶりぐらいの名古屋だった。以前は多少なりとも置いてあった鉄道模型用品やプラモはジオラマ用材料と、塗料及び塗装材料を残して姿を消した。またホームセンターと競合する電動工具も殆ど姿を消した。ホームセンターで入手できない特殊な造形用彫刻刀等や、手工具が存在する。売り場からどこでも買える商品の多くをを外した。その代わりに出現したのが地球館という売り場だ。それは博物館アイテムを販売するコーナーで、恐竜のミニチュア、シーラカンスの復元模型、鉱物標本、医療用の人体模型等です。以前は航空自衛隊のDVDや、アルミ製の大型戦車模型もあったのだがそういうアイテムは姿を消している。博物館の鉱物標本を店員にショーケースをあけてもらい購入していたのは若い女性であった。素材コーナーでネ20のフロント側潤滑油タンクの上下を結合する配管の素材を探した。小径チューブが欲しかった。半透明とシリコンゴムチューブで内径が1mm程度のもの、その他黒色ゴムチューブ内径3mmや径を変えて4種類程1mずつ購入した。夜ネ20に装着してみるとなんとか格好がついたので以下に紹介します。

2011年1月9日
 ネ20の1/16を機体搭載状態に近づけた。フロントインテーク及び上下に設置した潤滑油タンクは朴材銀色塗装です。最初0.3mmアルミ板を凸型、とそれに対応する凹型を木材で製作して試したが、見事に失敗した。アルミの絞りはアルミ飲料缶を目にするので、容易と錯覚するが、素人工作で成形できるのは、面積と深さの関係がお皿程度の形状まで茶碗ぐらいになるともはや素人工作ではできない。一回の絞りで加工するのは金型と油圧プレスで工業的に塑性加工しないと無理そうだ。小さな金槌で延々と叩き延ばすには、修行と技術が欲しい。バルクヘッド相当の仕切板は厚さ1.5mmのアルミ板。昨年末に取り付けたフロント下部の燃料ポンプと、上部高圧オイルポンプは取りはずした。商品のJUMO004の補機の完成度が高いことに刺激されたことが取り外した動機だ。
地元の模型店でタミヤのプラ棒を購入してみた。目的は燃料ポンプ等の補機を精密に再現することだが、購入してみ、日頃アルミと木材を素材にしているので、5mm角以下の小物部品の素材に使って見る予定だ。

下は土曜日にトライした失敗作。凸型は穴加工前の、モデルに取り付けた朴材、凹型は、ホームセンターのホワイトウッドをトリーマーでくりぬいて製作した。上下の締め付けは中央にM8貫通ネジをつけてネジで締め込んだ。

2011年1月5日
 次の作品の検討をしています。青山のソリッド模型専門店で、1/18スケールの100万級の模型を見たので、大スケールの模型に挑戦してみようかという気持ちになりかかっています。メッサーシュミットMe262の資料を買ったりしたのですが、JUMOエンジンを作り直しする必要があり、ネ20の橘花は外せないと思いました。主翼にエンジンを取り付けする構造を検討してみたくなり、1/16ネ20に合わせて1/16の橘花図をコンビニで拡大コピーしました。この大きさで全長60cmの木製胴体を製作すると大きすぎて間が抜けた感じになりそうです。重さも相当のものになりそうで、木製機体は考え物です。1/16の大きさだと、真鍮骨組みを真鍮板切り出しハンダ付けで製作し、アルミ0.5mm板を木型で絞って製作する手段が考えられます。これには胴体、翼の形状を凸型と凹型の2種類も木型で製作する必要があります。とてつもない工数と時間がかかります。未経験ゾーンで新技術挑戦なので簡単には決断できないでいます。
 左図面の完成エンジンがすっぽり入る木製のエンジンポッドにアルミのエンジンを入れても面白みがないと判断しています。アルミ薄板のエンジンカウリングを外すとエンジンがのぞける状態が望ましく美しいです。
青山のJUMO004を拝見して感じたことは、細部の補機の工作までできていることです。私のネ20は油圧ポンプや、燃料ポンプはアルミのブロックで細部表現がありません。この辺も一考を要します。写真にあるように補機の油圧ポンプと燃料ポンプは瞬間接着剤で取り付けだったので、ペンチでつかんで外しました。素材をアルミからプラ板、プラ棒に変えて細部の作りこみと細部塗装をすることで付加価値が上がりそうなのでこの辺の補機は暇と機会をみて作り直ししようかと思っております。

2010年12月5日
 ホームページ容量を2倍にしました。以前より多くの製作工程写真を紹介できます。過去撮りためた写真で未掲載の写真は沢山あるので、容量が許す限りは掲載できそうだ。坂之上の雲の第2部が始まった。今日は夕方からコンサートを聞きにいった。忙しい土日だったが、機体搭載サイズのネ20の製作時間は確保できた。機体搭載版のネ20からもモーターは小さいならが、前作並の風がでる。前作はケーシングが二つ割だが今回は密閉だ。前作は3段圧縮タービンだが今回は一段しかタービンがない。大きければいいというものでもない。前作1/16の経験があったからこそ、今回の1/32の製作が可能になった。いきなりではできなかっただろう。初期のころはノギスで頻繁に寸法測定しながら旋盤作業をした。今回の1/32ネ20では部品が小さいこともあり、1.5mmや2mm程度の寸法は目検討で測定せず削っている。直系の1.5mm程度も目分量でかなり正確な寸法まで削れるようになった。1/32のフィギュアーとセットで撮影すると見栄えがする。

1/32ネ20と以前製作したフィギュアー。
背景は1/16のネ20で大きさの比較用。
午後2時代の撮影12月で冬の太陽光線だ。

冬の日曜の午後。いい天気だ。
日の光がすこし黄色っぽい。

ネ20とフィギュアー映像が、画像検索で
上位になれたことは光栄です。
103:ページ国立科学博物館の企画展
「空と宇宙展2010〜2011」記録と
セットでご覧いただくと資料性が高い。
こちらは朝6時代の撮影。
今朝の開始直後状態
旋盤で真鍮の部品を加工している。
直径3mmの素材で、圧入部分を直径1.5mm
に削り込む。
真鍮線は0.6mm
左上は動翼4枚羽根タービン。
製法は1/16と同様
電動リューターつけた100円ショップ
小径切断砥石で溝をいれる。
そこに1.5mm厚アルミ板を打ち込み
瞬間づけ
その後旋盤で翼の外形と端面を整える。
後部のハンダ付けと配管が完了した状態。
ここで一旦休憩。
所用で外出する。
大きさの比較用に使っているデザインナイフ
と比較している。
先端にスターターモーターを模した
真鍮の丸棒を取り付けた。
接着は瞬間接着剤。
エンジン前横に小さなブロックを接着している。
周囲の黒いものは固定用に置いた
ニッパーの握り部分。
真鍮線同士は小径でもハンダで
の作業性はいい。
φ1の真鍮線にφ0.5のガイド穴をあけて
ハンダ付けしている。
上部の高圧オイルポンプを模した
アルミ小片を接着。
接着面はエアーベルトサンダーで
大きなRをつけて丸い表面にあわせた。
配管のφ0.6真鍮線の取り付け穴あけ。
先端のアタッチメントはダイソーで購入した
315円のアダプター。
電動リューターに小径ドリルを取り付ける
のに便利だ。
電動リューター用のコレットで、
φ0.6のコレットは販売されていない。
配管用の真鍮線
写真はφ0.6mmと(呼称0.5)
とφ0.3mm(呼称0.3)
の真鍮線
それにハンダのペースト。
糸ハンダ。
ペーストは最近買い換えた。
数十年前父が購入したペーストを
使っていたが変質してまるで
使い物にならないことに気づいた。
予定したすべての配管を終わった。
背景の図面と比べると小ささが実感できる。
下の図面は2倍尺の手書き。
用紙は市販の1mm方眼紙。
エンジンをインテーク側から見る。
十字のリブは接着していない。
内部にタミヤのミニベアリングを装着している
左下は方眼紙上の1:1断面図。
完成状態で1/32と1/16の比較。
1/32はポケットサイズでよい。
夕方のコンサートにもポケットにいれて
持っていった。
エンジンを後ろから見る。
モーターの配線が見えている。
配線の真鍮同士はハンダ付け可能だが、
アルミの本体にはハンダ付けはきかない。
瞬間接着剤の多用でアルミ表面が白濁した。
アルミは金属光沢でないと見栄えが落ちる。
やっとできてよかったね。
わたしもそう思う。


2010年12月3日
Model Warbirds様のHPを閲覧して感じることがあった。数十万アクセスのソリッドモデラーさんです。HPの更新サイクル大変長いですね。ハリアーのジェットエンジンタービンを工夫して上手く作られている点が参考になりました。ソリッド模型の醍醐味は本人なりの工夫がいかに織り込まれているかです。

2010年11月28日
国立科学博物館展示の橘花ソリッドモデル。いつかはつくりたい機体です。今回のエンジンが上手くいけば作れるかもしれない。
ミニモーターとシャフトがエンジン素材ケーシングに取り付け可能となった。非力なモーターだ。何かまわっていればエンジンらしくなる。
1.5Vでも3Vでも回転した。今後パイプ状のエンジン外形をエンジンに合わせて仕上げ。パイピングする予定だ。
比較対象物を入れていないが、1/32エンジンはかなり小さい。モーター直径が10mm、シャフトが3mm、エンジンは内径15mm
現在外形は約22mmです。インテークの十字リブの中央穴の裏側に内径2mm外形6mmのベアリングが仕込んである。
計画通り3mmシャフト上に動翼を2枚装着するか、シャフトを廃止してモータに直接動翼を1枚だけ取り付けるか計画を
修正するかもしれない。模型としてはシャフトとベアリングがあったほうがいいのだが、単純に見える動作目的だと構造が単純な
モーターシャフトに動翼を取り付けて駆動する方が動作不良の心配がなくシンプルでよい。
今年2010年はコルセアのエンジン、F104の金属製降着装置、主翼、ノーズコーンから、飛燕用ハ40それに今回のネ20と
金属製の機体部品やエンジン製作に熱が入っている。木製胴体だけでは見栄えがしないソリッドモデルに金属部品を製作
するところから入ったが、今では金属製のエンジンそのものを製作することにはまっている。
ミニ旋盤とはいえ、自分の考えた形状が自宅でサクサク削れるというのは気持ちのいいものだ。

1/32ネ20の計画2010年11月27日
 1/32素材の削りだし。穴あけは外径切削にくらべてしんどい。動翼は2段で静翼なしとした。ベアリングは地元の模型屋でタミヤのミニ四駆用のベアリングを購入した。ベアリングは4ケで525円

直径10mmのモーター駆動でネ20の機体搭載用模型の計画をした。前作の半分の長さと直径で、体積でいうと1/8になる。


2010年12月25日
  青山のソリッドモデル専門店には合計3回訪問しました。旧の店長さんから聞いた話と、現在の店員さんに聞いたどこで作っているかを紹介します。艦船と1/32級の5万円代の飛行機は米国の会社に発注するそうです。店から図面を提示してこういうものを作ってくれとオーダーする形式で、既に米国にある商品を買うわけではないそうです。飛行機の場合は米国で製作され、船の場合は更にフィリッピンの下請けに出されるそうです。完成後納入された注文品は青山の店の別のフロアーにある工房で最終仕上げと調整を実施するそうです。更に1/18級の博物館モデルは50万〜100万以上しますがこちらはドイツに同じように図面を提示して発注するそうです。博物館級モデルはFRP製とアルミ製がありどちらも中空で重さは見た目より軽いそうです。購入される方は、お金持ちの方もおりますが、普通の方がお金をためてここぞと買いに来るケースの方が多いそうです。1年前に店を訪問した時は見たとこ70歳前後の方が奥さんと一緒にこられて注文の品を受け取りに来店されたようでした。骨董も数十万円しますから、こういうレアー商品は10年たっても、20年たっても価値が下がることはあまりないので、骨董のつぼで50万出せる人は普通の人でもいます。そういう意味で50万飛行機に掛けられるひともいるのではないかと思います。
2010年12月23日
  東京青山のソリッド模型専門店でJUMO004:1/18の精密模型\125000を確認した。ネ20のお手本モデルだ。この模型を12万5千円出して買えるひとはどんな人だろう。お店の許可をもらって撮影させてもらった。本モデルはディスプレイモデルなので、モーターで回りはしない。写真の大きさがほぼ実物大と考えてもらっていい。目標は高いほうがいい、エンジンの補機の燃料ポンプ等の精密度が私の作品よりかなり細かい。ここまで作れれば本物か。

2010年11月14日
9月中旬東京の本屋で買ったネ20の本に掲載された図面をベースにして自分なりに1/16に再設計した、ネ20がやっと完成しました。怪我を2回し、旋盤の親ねじナットを交換し、宅配でバイトを買い、ホームセンターでドリルを買い、手間暇がかかっています。しかしミニ旋盤で自分の設計した直径40mm長さ150mmの旋盤のスペック一杯のジェットエンジンが製作できた喜びが大きいです。当初は飛行機の脚の製作を目的として購入したミニ旋盤ですがよくぞここまできたのもだという感慨があります。
 左はインテーク側より見る、右は新たにテールコーンを追加した噴射ノズル側です。右側の側面からφ0.5真鍮線が出ているのが潤滑油配管です。φ0.5真鍮線は呼称だが、実際にはφ0.6mmあった。昨日買ったφ0.5ドリルはジャストφ0.5なので、実質0.6mmの真鍮線があけた穴に入らない。今日またホームセンターでφ0.6のドリルを再度購入してしまった。小径ドリルで0.5mmと0.6mmの違いは直径が20パーセント増しになるだけあって、φ0.6は丈夫になった感じがある。穴もスムーズにあいた。縫い針より細いφ0.5と0.6のドリルを毎日ホームセンターで買っている自分は、趣味の世界にはまり込んでいるような気がする。数年前だったら、2本で500円以上もする小径ドリルをホームセンターで買う気はなかった。100円ショップのピンバイスで我慢していたのだが、本格的に金属に穴あけすると100円ショップのピンバイスでは役に立たない。

2010年11月13日
 エンジン推力が何グラムぐらいか会社で昼休みに話題になった。1〜1.5gぐらいかもしれない。ノズル径がテールコーンなしで絞ってないので、噴流速度が弱く感じる。最後の製作部品として実機通り、明日テールコーンを製作してとりつけようと思う。今朝は5:00作業開始、使った素材は、φ0.5、φ1、φ2、φ3、φ5の真鍮棒。後部のエアー配管をエンジン本体から取り出す円筒形状の部品は、φ10から削りだした埋め込み部φ2頭部がφ4で小さな部品だが寸法を出すとなる部品の大きさは製作時間に関係なかった。うっかりすると無くしそうな部品4個作るのに1.5時間ぐらいかけている。それだけでかなり手間を取ったので、午前中に、ホームセンターでφ3、φ5の真鍮棒線を買い足した。C型配管をハンダ付けするにあたり、φ0.5の穴をあける。100円ショップで購入した、φ0.5ドリル付きピンバイスのドリルを2本だめにした。1本100円だが、これからもφ0.5配管はモデル製作で必要なので、ホームセンターでφ0.5のドリルを買った。2本いりで550円だった。試しに穴あけしてみたが、さすが100円ショップのドリルとは違う、1本275円の価値ありだ。ただしφ0.5ドリル部だけ切断して、電動リューターにφ0.5ドリルを装着して穴をあけます。真鍮に手作業でピンバイスを回していたら日が暮れてしまう。
配管、燃料ポンプ、オイルポンプの装着が完了した。前下側は燃料ポンプ燃料ポンプは円筒状のものが右下に2連装されている。
背景の図面からもC型の燃料配管が読み取れる。

左下は真鍮線が円周上にあるのは燃料噴射配管だ。円周上6箇所に燃料噴射ノズルがあり、C型をした細い配管でノズルに燃料が供給される。
右下はエンジンを斜め後ろ上方から撮影したもの。一段目タービンは半割りの蓋からは見えず、前方内部にあることがわかる。

2010年11月10日
 掲載写真は7日の状態だがその後月曜日、火曜日の夜にジェットエンジンASSYをそのまま旋盤につかんで、エンジン外形を実際のネ20にあわせて修正した。具体的にはフロントインテーク中央を一段細く削りこみ、補機の燃料ポンプや、オイルポンプのつく凹みをつけた。同様に後部燃焼室外形も冷却エアー配管を装着する凹みを削った。最後部のノズルテーパーも角度を浅くしてストレードではなく滑らかなカーブに修正した。これで実際と同じように補機、燃料配管、エアー配管を直径1mm程度の真鍮線もしくはピアノ線で装備すると模型らしくなる。現在配管用の真鍮線はφ2しか手持ちがないので、今週φ1もホームセンターに買いに行く。次回エンジン外観写真掲載は楽しみにしてください。現在エンジンは単三電池2本で毎朝、毎晩数回試運転している。電池は15年前息子がミニ四駆でつかったタミヤのニッカドと充電器のセットを使っている。
2010年11月7日
 2分割の静翼を製作し、瞬間接着剤で固定した。旋盤の加工精度はいいとこ同軸度0.1mm程度だ。それぞれの部品の公差のつみあげで0.2mmぐらいの軸芯ずれは容易に発生する。モーターで回転するには0.01mm単位の同軸度を要求される。電池で回転させながら、スムーズに回る位置でパーツを順番に瞬間接着剤で固定していく。最終的にはタービンシャフトが前に行こうとするスラストも発生する。前側インテークのベアリング外輪をケースと慎重に瞬間接着剤を少量つけて固定しスラスト受けとした。全体がジェットエンジンらしくなった。日曜日は静翼三枚の素材削りだし、穴あけ、スリットいれ、2分割と試運転しながら接着で1日過ごした。怪我に注意しながら適度に休憩も取った。最終的にはあまり整っていないが静翼の等分割に分度器を使用したり、透明塩ビプレートで穴あけジグを製作したりして時間をかけた。静翼の素材はφ30から厚さ6mmの突っ切りも太いので難儀した。2枚はノコ盤で厚く切り落とし端面を削った。一枚だけφ30からφ10まで突っ切りした。中心はφ12.5の穴をあけて素材と分離した。

2010年11月6日
 朝4:00から作業、13:00終了、タービンとケース開口部の間に指をはさんで指先を切った。それできょうは終わりにした。先日の怪我が治ったばかりなのに、また血を出してしまった。タービンは快調にまわったし、一番悩みだった動翼もうまくできた。左の素材状態のシャフトを万力で固定して、一段につき6箇所のタービン動翼取り付け溝を電動リューターの先端に切断砥石をつけて溝を加工した。砥石厚さは1.2mm、溝は手持ち加工の為底は1.2、だた入り口は1.4mm程度に広がるそこに1.5mm厚のアルミ板の先端をテーパーに削って、1.2mm〜1.5mmに厚さが徐変する先端部を打ち込んだ。そのあと瞬間接着剤で補強した。接着は2次的補強で、基本的にはたたき込みの厚入だ。外形がまちまちな翼を厚入したタービンシャフトASSYを旋盤につかんでタービン外形をそろえた、タービンの幅も旋盤の突っ切りバイトでそろえた。これらの翼修正が旋盤でうまくいったので、なんとか見られるようになった。翼は水平直角の2次元的な加工ではなく、3次元的立体なので様になる。

購入工具、書籍等 価格 使用目的等
1.日本初のジェットエンジンネ20の技術検証 3400円 本模型を制作するに至った動機となる本。
2.ジェットエンジン大学課程教科書 2800円 ジェットエンジンの基本理論の学習
3.M10×1.25ダイス 1600円 タービン軸先端のスピンナー装着ねじ加工
4.M10×1.25タップ 700円 スピンナーのメネジ加工用、スピンナーは未完成で、未紹介
5.φ8.8ドリル 1000円 M10タップ下穴加工用
6.マブチモーター 160円 これはほとんど玩具の金額だった。タービン駆動用でよくまわる。
7.タミヤベアリングφ5×φ11×4 700円 2個の値段だ、1個では350円だ、ネット通販でも1個350円ぐらいする。
8.8×8×63完成バイト 930円 ドリルシャンクを削ったので硬度が高く、既存バイトをかなり磨耗させてしまった。
将来必要となる消耗工具の補充用に、予備含めて2本をmonotaROのネットで
購入した。monotaROは関西系の工具販売会社だが、値段納期共に満足した。
完成バイトのJIS同等規格品は通常1600円程度、工具商社で単品買いすると1本
2000円とホビー用としてかなり高価になる。以前は会社の取引工具商社で購入。
特別出費:旋盤親ネジナット交換パーツ 3000円 パーツ単品では1600円、送料と代引き手数料ふくめて3000円でおつりがくる。
 工具は以後もつかえる、ドリルは6角のインパクトドライバー装着用シャンクのφ12mm以上では2000円ぐらいすることも珍しくない。φ8.8は中途半端なサイズで6角のインパクト用ではφ9しか存在しなかった為、旋盤用にシャンクを7mmまで削り込んだ。手持ちの工具が充実していくのも楽しみの一つだ。M10のダイスは、M10×1.5はタップも含めて持っている。M10でピッチ1.5だと切削抵抗が大きく第一回試作で同様の加工をしたが、真鍮にM10×1.5のダイス加工では、加工前径をφ9.2迄削り台形ねじにしないとうまくねじ山がたたなかったことによりピッチ1.25を購入した。成り行きでこのようになったが、基本書籍を購入して、計画し、最低限の工具を買って10000円でまかなえるので大人の趣味として成立する。世界にひとつしかない模型を作るのは趣味の醍醐味だ。怪我には注意しなくてはならない。最初は旋盤の分解で、次は試作品の慣らし運転と加工以外の非定常作業で怪我をしている。旋盤では安全ゴーグル装着、ドリル、鋸盤では皮手袋と、安全ゴーグルを装着している。皮手袋は木工加工で何度か痛い思いをしたのでその経験で手放せない。手袋なしの分解や、試運転という時も慎重に作業しなくてはならないと思う。

2010年11月3日
 φ5タービンシャフトを削り出し、モーターのマウントとセットでケーシングに装着した。単三電池2本で勢いよく回転する。右下はタービンシャフト素材の真鍮φ10丸棒を切断砥石装着のサンダーでカットしている場面。真鍮は硬くて、旋盤の突っ切りは骨がおれる。少し長めにカットして、設計寸法ジャストに旋盤で仕上げた。M10×1.25のタップを加工したインテーク側のスピンナーを製作しようとしてM10×1.25タップと下穴径φ8.8のドリルを購入した。ドリルはそのままでは太すぎてミニ旋盤にはつかない。付け根をφ7まで削り芯押し軸チャックに装着可能とした。その際ドリルシャンクもかなり硬度が高くてバイトを消耗させてしまった。手前が右勝手の外形バイトで反対側がボーリングバイトになっている。完成バイトからグラインダーで削りだした手作りだ。旋盤購入時に地元の商社で購入したが1本2000円と高価だった。インターネットMonotaROというサイトで祭日特価1本930円でみつけたので2本試しに購入するようにNET注文した。Amazonでも完成バイトはあったが、支払い方法が代引が選択できない商品だったので、Amazonは断念した。

製作に使っているバイトと、付け根をミニ旋盤に取り付け可能に細く削りこんだφ8.8ドリル

上右はタービンシャフトを素材のφ10真鍮棒から切断した、サンダーに装着した切断砥石で真鍮丸棒をカットしている様子。
2010年10月31日
 図面を修正した。図面サイズが大きすぎてデータ容量が足らなくなり、他の写真を掲載できなくなったので、モノクロにしてサイズを縮小した。前後のインテーク及びノズルが旋盤作業で計画値と少し異なったので、現物に図面をあわせた。一日8時間の旋盤作業は趣味とはいえやはり疲れる。

 ネ20改のケース部分が形になった。φ40素材から削りだし、インテーク部と、ケーシングは半割り、ノズル部分もφ40素材から削りだした。インテーク部分の中央にベアリングが入り、その外周は2箇所のベアリング支持部の細いリブを残して、貫通している。この工作が一番大変だった。朝7時から昼の一時間休憩を除いて、午後4時まで、8時間かかった。旋盤作業は、工程検討が済んでいれば、削るだけなので楽しい。工夫したのは半割り部分だ、切断砥石の厚さ分だけは隙間ができてしまう。穴あき側は、と蓋側はそれぞれ別々に製作する。穴は少し小さめ、蓋は少し大きめにつくり、エアーのベルトサンダーで微修正しながらキッチリ合うように修正した。今後は軸物主体の削りだ。静翼側はケーシングにあわせて二つ割にする予定だ。

2010年10月26日
 東洋アソシエーツ(ミニ旋盤メーカー)から親ねじナットが届いた。送料、代引き手数料込みにて2960円だった。この程度であれば致し方ない。消耗部品として考えるしかない。親ねじナットを交換すると旋盤は見違えるように蘇った。軽いハンドル送りで快適にサクサク削れる。今晩は旋盤も直ったし、手首の傷も3日目で何も処置せず風呂に入れるようになった。旋盤が直った試し削りで、下図のインテーク側の素材を削りだした。今回の計画図は前回の1次試作の反省を込めて検討しなおした。すべてのパーツ製作の段取りが頭に入っているので順調に削れると思う。9月10月と2ヶ月はネ20の検討に費やしたことになる。
2010年10月25日
 ネ20改、軸流3段圧縮タービンの計画をした。ジェットエンジンはアルミパイプ材内径28、外形32を中央に配置し、前後を削りだしのインテークと、ノズルで形成する予定だ。タービン部分は開口部がありあけると内部が見えるようにする。旋盤の親ねじナットが再び磨耗して使えなくなった。メーカーにパーツを注文した。東洋アソシエイツ製Compact3旋盤では親ねじナットは消耗品でよくでるパーツだそうだ。アルミパイプ材は入手した。φ40のアルミ素材も削りだした。旋盤から親ねじナットを取り外すのに、M6六角穴つきボルトを緩めようとして、左手首に怪我をした。ボーリングバイトを旋盤から外さず取り付けたままだったところに勢いあまって手が突っ込んだ。手首血管のすぐよこで、もう1mm〜2mmずれていたら大出血したかもしれない。図面は幅10mm部分が動翼でピッチがついている。幅6mm部分は静翼でピッチなしストレートだ。

2010年10月20日
 70年前種子島大佐が「エンジンでガソリンをとぎれとぎれに燃やしてプロペラ回すのはもう古い。これからは連続的に燃やしてプロペラ無しで飛ぶ時代だ。」と語った。先進的発言だ。
潜水艦で金塊と生ゴムの塊を積んで、それと引き換えにドイツから売ってもらったジェットエンジンの図面。
今はその教科書が本屋で手に入る。「森北出版株式会社:ジェットエンジン:中村佳朗監修、鈴木弘一著」
わたしは「電車ごっこの運転手になったつもり」が「零戦のソリッドモデルは、主任設計者堀越さんになったつもりで、ネ20は種子島時休になったつもり」の擬似開発者ごっこをしている。
55歳を過ぎて、大学のノートを持ち出すのはかなり懐かしい。黒板を書き写しただけかもしれないが難しい数式が沢山書いてある。本当に理解していたのかはなはだ怪しい。
教科書を読んでわかったこと:エンタルピーiは気体の流体としての速度エネルギーを最終的には熱エネルギーに換算して足したものである。
 高度10000mにおける大気温度はマイナス50度、これは絶対温度にして223.2Kである。マッハ2.2で飛行しているジェットエンジンの吸入口の大気の温度は静温で223.2Kだが、速度ヘッドと呼ばれる流速の二乗に効く流体としてのエネルギーを温度に換算して静温に加えると全温になる。
 マッハ2.2上空10000mの全温は絶対温度で439.2Kである。言い換えれば、空気抵抗が温度に換算され加算された数値である。実機で静温は直接計測できないが、全温はエアーインテークにそのまま温度計を設置すれば空気抵抗で439-273=166℃が計測できると紹介されている。
 エントロピーという概念は自然界では、熱はほおっておけば冷めるし、圧力のある空気は膨張するという自然のなりゆきをエントロピーという積分された数値を用いてエントロピーが増えると表現する。横軸がエントロピーSで縦軸がエンタルピー(速度ヘッド)iにしたiーS線図に空気を圧縮を表現すれば(圧縮により速度ヘッド)iエンタルピーが増すので、ブレイストンサイクルの線図は垂直線にならず、エンタルピーが増す分だけ斜め上方にあがる。これが理解できただけでも頭が良くなったような感じがする。年をとっても勉強はしてみるもんです。写真のノートが35年前の黄色く変色したノート、その下がスケールアビエーション11月号、これはソビエト機スホーイが紹介されていたけれど、暇つぶしで眺める本であり、今月号に大した内容はない。それでも1350円出したということは、私にとっては無視できないなにか魅力があったか?スケビ(スケールアビエーションSA)は隔月だが毎月女性のお色気写真がポーズ付きで何枚か掲載されている。最初は模型雑誌になんだ不謹慎な。と思ったが、最近ではこれにつられて自分はSAを買ったのかもしれないとおもいあたる節がある。
自分の好みの女性だったのかもしれない。
2010年10月17日
ジェットエンジンの大学課程を想定した教科書を購入した。
すこし背伸びしすぎたかもしれない。往復内燃機関は横軸V体積、縦軸Pが圧力でカルノーサイクルが教科書だ。
ガスタービンエンジンは横軸エントロピーSで縦軸がエンタルピーiのブレイストンサイクルだって?
ところで、エントロピーってなんだっけ?、エンタルピーもなに?大学の物理の教科書を持ち出した。
35万年前の教科書だ。講義を聴いてエントロピーのところにアンダーラインはあるが記憶がない。
ノートがあったはずだと35億光年のかなたの自分の書いたノート引っ張り出してをみた。
それでもノートは自分の字だからノートをみるとなんとなく聞いたような気になる。
それにジェットエンジンの教科書と、おんなじような式が書いてある。
そうか気体の状態方程式とか、エネルギー方程式は今も昔もかわらないみたいだ。
やっぱり、航空工学科はあたまいいんだ。
とろこで両辺を全微分するってかいてある。それから積分だって。
これは高校の数3の教科書を見直す必要がある。
なにか宇宙の始まりまで遡ったかんじがする。
ジェットエンジンは圧縮機のブレードの共振とか遠心力とか機械的ことなら往復機関の延長だけれど
ガスの熱と空気の圧力と体積を方程式にするとほとんど数学の世界だ。
土日で高校大学に戻って勉強しました。
ネ20の先はながいです。

ネ20という戦争中に日本が初めて開発したジェットエンジンをアルミ削りだしとマブチモーター駆動で再現してみた。
左は先端が始動用電動機の真鍮円筒形状、圧縮タービン削りだし、静翼、モーターとのつなぎ、モーターとなる。
右はハウジング本体で先端がインテークでベアリングハウジングをドーナツ型にのこして削りだしである。
モーターでビュンビュンまわるが、ハウジングに収めてしまうと手のひらで感じるほどの風はこない。
航空情報11月号に「永野治」海軍技術中尉後の、IHI副社長のインタビュー記事が掲載されている。
最大の難関は右側のハウジングのくりぬき加工と先端のベアリング圧入部分を中央軸受け部をのこした外周削りだしだ。
外観の模型としての精密感に欠ける点がある。置物としてではなく、動作にこだわったので、外観としての精密性がない。
また動翼ブレードの不均一さもあげられる。多段化するなどして再挑戦したい部分だ。
ベアリングはタミヤ製で2個700円、モーターは150円ぐらいだ。
ベアリング探しに一番苦労した。ホームセンターではミニベアリングは扱っていない。
前作の飛燕用のエンジンでは、ルータービットのコロを外してベアリングにしている。
ハウジングの内径切削は口元は楽々だが、奥の部分はφ20とφ25の木工用フォスナービットでくりぬいた。