104.インデクスに戻る
国立博物館にある栄エンジンと、零戦21型を見学したことが動機で、栄エンジンを旋盤を使って製作しました。エンジンだけで終わるつもりが零戦の一部まで金属で作りたくなり完成した作品です。
Sakae engine in the National Museum, the tour was motivated by Zero Fighter Type 21 was produced using an engine lathe prosperity. The completed work became part of the Zero Fighter using all metals parts are going to end up with only the engine.
2011年5月3日
前作彗星で、製作済みのプロペラブレードが3枚あった、1/32用で製作したプロペラブレードなので全長が少し短い。とりあえず回転させてみた。
完成の雰囲気を味わいたくなり、彗星用1/32プロペラブレードを取りつけ回転させて撮影した。プロペラが回転することは満足度が高い。
プロペラブレードは零戦専用に時間をかけて正確に製作する予定です。

2010年5月1日

モーター取リ付け工程の解説 解説
左;前日に製作しておいた
主軸と、内径φ5、外形φ10の
ベアリング2個と
後端をM5ナット止め
のクランク軸ASSY
モーター軸との結合はクランク
軸の後端にあけた
φ1穴に瞬間接着剤にて
モーターφ1軸と接着します。

右はエンジン前面のφ10穴
ここにベアリングが入る
機体をモーターを入れるため
分解します。
左:主翼の燃料タンクを外す
   M4ネジ2箇所結合です。

右:増槽燃料タンクを外す
   M3ネジ結合です。
左:操縦席部分を外す

右:エンジンを前後に分割する
  M3ネジです
栄12型エンジン単体にしました。
上の写真にある、後端のM3
ねじ2箇所で前後2分割します。

 エンジンの側面は
気にいています。

 背景に見えるアルミの
エンジン取り付け部分は
木工トリーマーと、木工用
トリーマービットで削りました。

フライスはありませんので
 すこし恐い思いをして
削っています。
前後2分割しにた状態です。
排気管は前側シリンダーと一体

吸気管は後ろ側クランクケース
に接着されています。

エンジンはあとでモーターを
組み込むため分解性を考慮
して製作しています。

 分解はハンダのフラックス
が隙間に入り込み腐食したり
しており大変でした。
 モーターの代わりにダミーで
φ10の真鍮棒をいれて
おいたので、
腐食してアルミと固着してい
ました。
前側シリンダーブロックと
挿入予定のモーターです。
モーター直径はφ10
秋葉原で昨年買いました。

ネ20につけたモーターです。
その辺の模型屋では
売られていません。
秋葉原のどの店で買ったか
問い合わせはメールで
お願いします。
探すのに1時間ぐらい
かかりました。
慣れている人なら30分で
見つけられるかもしれません。
ヒント
この店はマブチモーターも
販売していました。
モーターの回転方向を確認
してリード線をハンダ付け
します。
 このモーターにたどり着くまで
インターネットを探し回りました。
 神田の科学教材社で販売
している広告がありましたが。
 訪問すると在庫切れでした。
この手のモーターは次いつ入荷
するのか不明とのことです。
 秋葉原まで一駅なので、
当てもなくパーツ屋を探しました。
モーター単品は小さいので
殆どあきらめかけました。
この店は、携帯用のバイブ
レーターのモーターもあります。
携帯用のモーターは豆粒程で
電源いれても回っているのか
振動でしか判別できません。
モーターを組み込み電源を
入れて回転を確認します。

実際はモーター部分に相当
する内径を広げました。
そのまま挿入すると
芯ずれしていて回転しません
でした。

写真は回転中の主軸
先端はM6ネジです。
後ろがφ12の10mm2面切欠
その後ろφ5のベアリング受部
最後端がM5ネジ中心φ1穴

スピンナー側がM6タップで
主軸のM6雄ネジと結合します。
締め付けは10mm2面部で
薄いスパナで締めます。
全体の分解写真です。
モーターを入れる
予定だったので、
基本的にはネジで分解
可能になっています。

パーツで買ったわけではなく
すべてアルミブロックから
削りだし、
真鍮棒から削りだし
真鍮板からの切り出しです。

その他防火隔壁は
シンナー缶の肩部
エンジンカウリングは
キャップ付コーヒー缶の肩部
を流用してつくりました。
 モーターとプロペラ支持のベアリングは手配済みだったので、簡単かと思ったがそうでもなかった。
ベアリング2個とモーター合計3つの同軸を正確にあわせるのはミニ旋盤では不可能らしい。
考えられry要因としてはφ1mm穴の芯ずれだ、入り口は旋盤なので真芯でも奥で微妙にずれたか?
 モーター軸と、主軸の穴はφ1同士でも結合した段階で若干の芯ずれが発生したようです。
ベアリング1個とモーターならモーターのトルクで回転するが、ベアリング2個とモーターをすべてタイト
な嵌めあいにするととマイクロモーターのトルクでは回転しなかった。
あとはプロペラを残すのみ。


この写真はインデックスから
転載しました。


2011年4月23日
「零戦をつくる掲示板」の投稿者様HP閲覧ありがとうございます。金属零戦の製作者に真鍮工作ノウハウを公開します。
4月20日の写真下部に今回の零戦操縦席前部、真鍮製胴体の製作方法を解説したのでごらんください。
@ソリッドモデルと同じ材料の朴材で木型を製作します。この場合機体全体をつくらず輪切り断面で片方から木型が抜ける形状とします。
A0.3mmの真鍮板はホームセンターで入手できます。なおかつ紙を切るはさみで切断できる厚さです。真鍮板を木型に巻いていきます。スプリングバックで戻されるので、真鍮の釘で木型に打ち付けてしまいます。機銃口部分等凹部分は電動リューターに切断砥石をつけて切り込みをいれ木型に合わせて押し付け、釘止めしていきます。最後にハンダづけして、釘を抜き釘穴もハンダでうめます。
B木型を抜き取ります。
Cパイプ材から別パーツで作った機銃開口部、そのた小片でフロント上部を形にします。
D操縦席側は真鍮板を手でまげてすでにできた前部の曲面にあわせました。裏側からハンダ付けしていきます。
E操縦席内部の縦補強材をグラインダーで削って製作し、手で曲げました。横材ストリンガーは電動リューターに1mmドリルをつけて穴をあけたのち、φ1mmの真鍮線を通して半田づけしました。
ハンダごては90Wのもので加熱状態のボタンを押すと90Wで、ボタンをおさない待機保温状態の切り替え機能つきのものを使いました。
注意点:ハンダペーストで10年以上経過したものは変質しています。捨てて新しいものをつかいました。酸性のフラックスも一部使いましたが、最近のペーストは性能がいいので新品のペーストだけでも十分工作できます。糸ハンダもホームセンターに種類がいろいろあるので板金用とか適当なものを買います。
製作したパーツをアルミに見せたいのであれば、完成した部品をクレオスのスーパー銀色塗料で塗装すればアルミと見間違えます。
2011年4月20日追記修正
待望の操縦席を製作しました。座席の穴位置は写真を参考にして実機と同じ位置に同じ数だけあけました。この穴が気に入っております。
撮影は昼に屋根の上で、緑のシートを敷いて実施しました。太陽光線はいいですね。
操縦席サイズが図面縮尺通りか何度も確かめました。機体断面形状が、上部開口部より内側が広くなっている。その関係で操縦席内部は思ったより空間が広いことがわかった。亡父の言葉を思い出した。「一人乗り戦闘機でも、操縦席は意外に広く、無理すれば大人二人ぐらいは入れる大きさだった。」


左舷、右舷の操縦席内側の操縦装置を、真鍮で製作しハンダ付けしました。
左内側:上より機銃同調装置、スロットル、フラップ操作装置、主配電盤、     操縦席中央の操縦桿
右内側:上より電鍵、着艦フック巻き上げ装置、着艦フック動作レバー、操縦席内換気口、送信機、受信機、ク式帰投方位測定器
各装置が、実際の縮尺より大きめになってしまいました。操縦席前面の7.7mm機銃の銃床もかなり大きいです。計器板には一部欠損計器があります。
この先操縦席ですが、これだけはスケール通りに作らないとちぐはぐになるので、零式艦上戦闘機図面集から昨日1/6の図面をコンビニで1/4に縮小コピーしてきました。これで1/24の図面が正確にできたので展開形状を作って真鍮板をハンダ付けしようと思います。次にパテでパイロットも考えてしまいます。
この模型の意図するところは、自分が零戦のパイロットになった気分を味わうものです。そうすると自分の化身を作りたくなります。

土曜の買物:K21でキソパワーツールの電動リューターのφ3.2用コレットチャックを買い、エンチョーでドレメルリューター用φ3.2の先端工具を買いました。本工具はドレメルオリジナルで、φ3.2の長いエンドミルのようなものです。φ3.2を長穴に加工したり、板材曲線加工、穴を任意の径に拡大することに役立ちます。例φ6.5をφ6.7にする為にφ6.7のドリルを買わなくて済みます。切れ味抜群で回転中指に触れると確実に怪我をします。
エンチョーがキソパワーツールの扱いを止めて、ドレメルに切り替えた理由は店の話では、キソパワーツールが故障の苦情が多いことです。
ドレメルのメリットはφ3.2のインチ径コレットですが、欧米の先端工具が使えるので、φ3.2に工具はかなり選択肢のある先端工具が安く手に入ることです。また大手の東急ハンズもドレメルを扱っているので、都会ではφ3.2の工具は入手容易です。国産のφ3用リューターにφ3.2工具を装着して試してみたかったことです。

2011年4月13日
 Mさんコメントありがとうございます。キャノピー窓枠は2つの部品からできています。後ろ側の部分と、前側の窓枠を別々に切り出し、合体させました。△窓の部分は後ろの窓わくと、前の窓枠の合体形状です。この部分が3次元的に一枚の板からでは展開形状を作れないからです。
機体の内側の骨組みは左右材は前端、降端のみハンダ付け、上下材は上端、下端のみハンダづけでそれぞれ浮いた状態です。これらを機体裏面や相互にハンダ付けするとハンダのはみ出しで汚くなることから全面ハンダ付けはしませんでした。
手作りソリッドモデルでは、星型エンジンを製作する場合、シリンダーは紙を切って積層接着します。操縦席内部も、基本的には金属素材は使わず、プラ板や、爪楊枝、竹串、等で製作していくようです。塗装をすることが前提なので素材にはこだわりません。強度は我慢して、形状優先で部品を作っていいきます。今回金属模型の操縦席内部部品を作り始めましたが、レバー類、各パーツは実際の縮尺より大きめになってしまいます。レバーが2本あるべきところ1本になるとか数も少なくなります。実機のままとはいかないので最後はどこまで省略して、本物らしく見せるかの妥協になります。
2011年4月10日
朝日のあたる状態で空を背景に撮影しました。自然光であること、朝日であることが上手く撮影できた条件だと思います。
主翼と胴体の付け根のR部分は上手く修正できていることがわかります。過去の写真と比較すると断然違いがわかります。
このあと操縦席内部と、プロペラ、スピンナーを残すのみとなりました。操縦席のレバー類、座席は慎重に製作検討を進めたいです。

  シリンダーヘッドには冷却フィンを入れました。この方法で随分迷いました。真鍮板に放熱フィンを半田付けする方法を試しましたが上手くできませんでした。100円ショップで1mmピッチぐらいのラインの入ったアルミ製品を探しましたが適当なものはありません、最後に鉄道模型を扱っている模型屋で真鍮の波板がないか聞きましたがありませんでした。それで金属素材をあきらめて、エポキシパテでボルトの六角頭を埋めて、冷却フィンを造形し、銀色に塗装しました。

*下は主脚とそのカバーが完成した様子です。エンジンカウリング下部の吸気口も真鍮ムクから掘り込みをいれました。

2011年4月9日
待望のキャノピー風防窓枠を製作しました。展開形状を紙で型紙に切り抜き、曲げて機体との合いを確認後、真鍮板を切り出しました。
同好人に指摘された主翼と胴体の付け根フィレットR部を修正しました。かなり見栄えがするようになりました。
主翼燃料タンクの、キャップ相当のφ3真鍮丸棒を埋め込みました。シリンダーヘッドのボルトの頭隠し工作は適当な材料を模索中です。
土曜の朝午前3時起床、製作開始しています。作業がハンダ付け主体で音がしないこと、電動マイクロベルトサンダーが修理から戻ったのではみ出した半田をサンダーで削ることも寝ている家族を気にせずできます。エアーベルトサンダーだと、コンプレッサーが稼動してしまうので早朝は家族に迷惑をかけてしまいます。現在朝8時なので、実質4時間ぐらいは作業しました。時間に気を取られず、とことんやること、気に入らない部分は部品をはずして修正したり、部品を作り直したりすることも大切です。プラモだと部品はたった1個しかなく、ランナーから切り取るだけですが、作り直しはできません。手作り工作の醍醐味はすべて部品は手作りなので、失敗したり、気に入らなければ作り直せばいいだけのことです。

2011年4月8日
 マイクロベルトサンダーを震災直後の休みにホームセンターに修理依頼して、昨日修理完了で戻ってきました。4週間を要し長く感じました。カインズホーム、とキソパワーツールの定期便は毎週木曜、1回と推定されます。日曜日に修理依頼したものが1週木曜日でメーカーに渡り、修理見積もりが出てきたのが2週木曜日です。3週目で修理を実施し、4週目の木曜日に修理品が定期便で戻ったようです。マイクロベルトサンダーは2004年購入の高額電動工具で2万弱程度しました。今回5千円で修理できたので、買い替えるより良かったと思います。7年使って修理は2回目です。現在はエアーベルトサンダーとの併用です。使用頻度は高いです。電動式だけでは曲面加工等に使用時間が長くなり寿命を短くしてしまうので、効率の良いエアー式と併用し大切に使います。
 模型を、会社に持っていきました。昼休みに趣味の友人に会議室で見せて批評してもらいました。現在約100時間製作につぎ込んでいるので、次の段階に進むのに気持ちの転換が欲しかったことが理由です。コメントは以下です。
1.主翼と胴体のフィレッとで、前側の3次元曲げ部分と後ろ側の2次元ストレート曲げ部分で2分割されていることが気になる。後ろのフィレット造作は少し乱暴で、前側と一体の板金で3次元曲げ一体成形できていればなお良い。
2.次にシリンダーヘッドにM3ボルトの頭がむき出しになっていることが気になります。別部品を接着する等してボルト頭は隠したほうがよいのでは。
3.主翼前縁のよれ、4.下側吸気口に穴があいていない。5.今後操縦席まわりを製作すればかなりよくなる。6.プロペラがあれば最高。
 製作者としては金属の削りだし部品を製作するだけでも労力なのでよしとしていた部分が、見る側からすると気になることがわかりました。
趣味で作っているので自己満足に過ぎないのですが、技術の研鑽には努めたいし、ある程度人に評価されるものは作りたい気持ちがあります。
旋盤購入前は、これほどの金属模型を作る手段がありませんでした。ミニ旋盤といえど、クランクケース、シリンダー、機銃、車輪、主脚、計器、増槽等旋盤なしで手作りでは製作できない部品が多いです。アルミの削りだしは手削りでも時間さえかければなりますが、回転体は手加工では不可能です。

2011年4月3日
 零戦がだんだん形になってきた。栄12型エンジンから始まった工作が主翼と、機銃、操縦席まで作ることになりました。ハンダ付けがもうすこし綺麗にできれば申し分ないのだが。操縦席内部、風防キャノピー、スピンナー、プロペラ、思いが形になることは楽しい。
胴体断面を△形からオムスビ型にしました。操縦席内側の下面が左右に大きく主翼フィレット部分の内側まで張り出してしまっているのはおかしいことに気づきました。胴体はR形状で内側に湾曲させて、外側は主翼上面とRがつく様に修正しました。ストリンガーとよばれる胴体水平補強財も入れました。

2011年4月2日
20mmエリコン機銃を主翼両側に装着しました。このあと胴体断面が気になり、胴体の操縦席のハンダ付けを一部外して、胴体断面の修正中。

2011年3月31日
前後バランス上操縦席部分まで胴体と主翼を継ぎ足しました。

2011年3月29日
 昨年暮れから、ネ20を2台と、今回零戦のエンジン燃料タンクまで旋盤工作主体の大物を製作したので旋盤の使用時間が長く、親ねじナットが磨耗してしまった。日曜日の作業後ナットを外して、メーカーの東洋アソシエイツにメールで注文を入れましたた。旋盤は部品や修理のメンテナンスが必要で、国産旋盤はメーカーと直接連絡が取れることや、宅配で翌日配達可能なことが使っていて安心します。Compact3は国産ミニ旋盤で最安値で、親ねじナットは数千円とバイト一本程度の値段であり消耗部品と考えるしかありません。
 機体は正立姿勢で置けるようになり満足度が増しました。悩みは、前後の重量バランスです。若干後ろ側モーメントが大きい程度で、ほぼ主脚位置が前後の重心位置に等しいです。この先プロペラを取り付けると、機体は前倒れになってしまいます。燃料タンクが上下2分割なので、中に鉛を仕込むか主翼の後ろの露出部分に左右にエリコン20mm機銃をつけるかです。悩んでいますが、エリコン機銃と60発入り弾槽を作ることに気持ちが傾いています。
 震災直後の日曜日にホームセンターに出した電動マイクロベルトサンダーの、修理見積の電話が先週あったので、今週は修理完了の電話があると期待しています。ホビー用品の修理はメーカーに直送すると、往復の宅配代金もばかになりません。販売しているホームセンターに持ち込めば店と、メーカーの定期便が使えるので送料が節約できます。修理依頼後2週間以上になるので修理完了が待ち遠しい。この修理も旋盤の親ねじナットと同程度の金額で済んだのでよかったと思う。最近の毎月の出費は、消耗工具の購入、機械工具の修理代が主体です。
2011年3月27日
 主脚と、増槽燃料タンクを製作しました。展示姿勢が決まりました。ほぼ実機の駐機姿勢になります。土曜日に床に製作中の模型を落とした。重量があるので、照準器破損、機銃のハンダがとれて脱落、胴体が変形してしまった。土曜日はあわてて修正せず、そのまま寝ました。日曜日、朝5時から修正ハンダ付け、照準器の塩ビを再製作、主脚車輪削り、燃料タンクの削り出しをしました。下から見ると主脚の格納穴が綺麗に加工できています。フライス盤でエンドミル加工したように見えます。しかし自宅にフライスはありません。木工トリーマーとトリーマービットで加工しています。材料はバイスに固定し、トリーマーはドラフターのXYガイドで動かします。手送りなのでアップカット(刃物食い込み方向と、送り方向が向かい合う)方向に送らないと、ビットの回転方向と送りが同一方向では、ビットが自走してしまいとても危険です。本加工でφ10のビットの刃を欠けさせてしまいました。古い切れなくなったビットは危険です。日曜日にはM3タップを一本折りました。予備でφ8ストレートビット、φ10ストレートビット、M3タップを買い足しました。木工ストレートビットが最近600〜700円程度で買えるのが嬉しい。金属加工中毒のようです。ミニ旋盤と、ボール盤、グラインダー、木工帯のこ盤、木工トリーマーだけでアルミ真鍮製の模型が作れることは夢のようです。金属模型は丈夫で、重さがあり置物として重厚です。

2011年3月21日
 計器板と射爆照準器を取り付けて、機銃も作りました。現在総重量450gでかなりずっしりきます。機銃はφ12真鍮棒から削りだしで根元は角形状で重いです。表からみるとハンダは少ししか見えませんが、裏側はハンダだらけです。ハンダ付けは主翼エンジンから胴体を取り外し、主にエンジン側から実施しています。家人からこの作品はどこまで作るのか質問がありました。主脚まで作るつもりだが、完成展示状態を、どうするのかがまだ決まっていません。当初考えていた展示状態から、機体側の製作が進み気持ちが変わりつつあります。

2011年3月20日
  計器板の製作と、照準器の製作だ。昨晩どうやって作ろうか検討開始した。計器板は真鍮板に計器の穴をあけて、別物で旋盤削りしたメーターをハンダ付けするか、接着する。計器板ははさみできりだすと細部が失敗しそうなので、ミニリューターに取り付けした切断砥石で切り出そうとおもう。
先週の地震前に、電動マイクロベルトサンダーが故障しました。エアーベルトサンダーが高速で効率がいいのでそちらの使用頻度が高かったが、夜はコンプレッサーが稼動してしまうので家族迷惑近所迷惑になり、早朝も使えない。電動はそのような場合に重宝していまいた。金額も張るので、ホームセンターに修理に出しました。当然店からは地震の影響で修理には時間がかかると言われました。一週間たつが修理見積もり金額の電話はこない。
2011年3月19日
 操縦席側の部品の切り出しと、ハンダ付けをしました。真鍮板は0.3mm厚ではさみで切り出せます。ハンダは仮止めをしてから徐所に接合部分にハンダを流していきます。一気にやろうとすると上手くいきません。部分的に熱しながら全体を仕上げます。

2011年3月13日
 機銃の開口部を作りました。真鍮胴体を銀色に塗装しました。東北大地震で家族や家を失われた方の御心痛を察し、製作の気持ちが乗りませんでした。
亡くなられた方の御冥福と、生存者の一刻も早い救助と御復興をお祈りいたします。心理的要因か、浜松のホームセンターはかなりの混雑でした。機体前部の立体形状がほぼ完成しました。右は塗装前で、ハンダの色が見えます。

2011年3月6日
 真鍮製の胴体を製作しました。木型を製作して、木型に倣って0.3mm板金を成形しました。真鍮板金工作ができそうな目処がつきました。CHホームセンターで真鍮の大型の板材を発見しました。小面積程割高ですが、今回はB5版ぐらいの真鍮板を買いました。
 主翼は15mm分長さ(進行方向幅)を長く延長しました。胴体を50mm分構築する上で主翼を胴体の支えにします。左の画面サイズがほぼ実物大です。エンジン後部上側の機銃の膨らみと前側に傾斜していくボンネット部の三次元の形状に苦心しました。木型を製作し、真鍮板に切り込みを入れ、真鍮の釘で木型に仮止めさせていきます。密着を確認後ハンダ付けします。最後に仮止真鍮釘を抜き、釘穴をハンダでふさぎます。木型から真鍮のボディーを抜き出し、既に製作済みの翼と形状を合わせながら組み立てます。木型を作り出したのが午前6時、午前9時過ぎにホームセンターに真鍮0.3mm板を買いに行きました。日曜日だけでここまで作れるとは思っていませんでした。

2011年3月5日
 点火プラグ配線をφ0.6真鍮線で実施しました。カウリング前縁を、切断しました。カウリング前側開口部分が大きすぎました。銅版をボール盤でうまくドーナッツ型に切り出せました。下に木の受け板を敷いて、木材と真鍮の釘で合体したままドーナツ状に切り出しました。ハンダ付けは缶がスティール缶だったことが幸いして上手くいきました。この状態にカウリングができたのですが、思い切って上半分を切りました。これだけすべてパーツを作るのに朝5時スタートで、今夕方の5時です。途中買い物と昼食に2時間あけただけなので、10時間没頭していました。

 吸気管を真鍮線で、発動機整流環をシンナーの空き缶の肩部を切り出し製作した。零戦21型は、排気管が集合管でそのすぐ後ろに環状の隔壁が存在する。取り扱い説明書では、「発動機整流環」という名前で3次元に絞られた板金です。缶スプレーの肩部絞り形状を切り出すつもりだったが、家中探しても使い切ったスプレー缶がなかった。シンナー缶の直径60mm程度の丸缶の肩部が使えそうだったので切り出して部品に加工しました。

2011年2月27日
 エンジンカウリングは、キャップ付缶コーヒーの直径50mmぐらいの容器を追加工しました。排気管は、見たとおり真鍮です。真鍮の曲げとハンダ付けに手間取りました。カウリングは変形させて装着します。真鍮はアルミシリンダーには半田付けできないので、はめ込みのみで接着していません。
図面を描いてこれほど面倒なことはできません。現物合わせの、目分量手曲げです。排気管の製作方法はいろいろ検討しました。当初針金で製作して、エポキシパテで盛ることも考えたり、銅版厚板での製作も考えました。結局真鍮棒半田付けになりました。半田付けがすこし汚いです。防火隔壁とエンジンの取り付け、取り外しを何度も実施したので、ハンダ付けが外れてきました。しつこくハンダ付けをやり直し補強したのできたなくなりました。
防火隔壁の段差は、木工トリーマーで削りました。ボール盤にバイス改造のスライドをつけてフライス削りできないか挑戦したのですがダメでした。
バイスのスライドは締まればいいのですが、締める動作中はかなりのがたがあり、フライス切削はとてもできませんでした。
φ2ドリルが切れないので新品を買いました。排気管はφ3部にφ2穴をあけてハンダ付けしています。φ2ドリルが切れるドリルでないと難しかったと思います。エンジンハンガーもエンジンをクランク軸中心でM5で防火隔壁に仮止め後、エンジンハンガー穴を機体側からφ2貫通させています。
今回の工作はφ2ドリルが、100円ショップのものではなく、国内大手工具メーカー純正のドリルを使いハンドリューターの10000回転の高速で加工したことが見えない部分での工夫です。ハンダ付けには、ペーストでなく、板金用フラックスという強酸性のものを使いました。

2011年2月26日
 主翼前縁と防火隔壁及びオイルタンクまでを、製作した。エンジンハンガーの構造に一番苦心しました。真鍮でないと、ハンダ付けが効かない。エンジン側には真鍮ナットを追加工して取り付け、機体側にはφ10厚さ5mmの真鍮を、埋め込み後ろ側からM3ネジで固定している。M3ネジ4箇所を外せばエンジンは機体から外れる構造となっています。

2011年2月19日
栄21型の、シリンダーとクランクケースの基本形状が完成しました。
今後プッシュロッドや、シリンダーヘッドを橋渡ししているオイル配管、吸気管等を製作していく予定です。
機体にエンジンを搭載する、エンジンハンガーの金属製の部品を真鍮で製作し、機体のエンジン側の一部を構築できれば最高と思案しています。
クランクケースは円周7等分割の割り出しで、旋盤の主軸に角度ゲージを取り付けでフライス切削を試みたが失敗しました。
失敗の原因はフライス切削中にクランクケースが動いてしまったことです。
右下の写真を型紙にして、円周7等分目分量でM3のシリンダー取り付けネジタップを立てました。
星型エンジンは、大した工作精度も必要とせず同一形状のシリンダーを量産すれば形になってしまうものです。
星型エンジンの模型工作でも工作精度が要らないように、戦前の航空機産業でも恐らくそうだったと思います。
金属加工の醍醐味は、金属光沢の面を有する部品を自分で思うがままにつくれてしまう点です。
形だけを求めるのであれば、木材や紙を使って着色すれば形は作れます。でも完成した満足感が紙を積層貼り付けしたシリンダーや、
木材をベースにしたクランクケースとは断然異なります。全金属で仕上げたエンジンは気持ちの上でも光輝いています。(自己満足ですが)

2011年2月14日
 「上田毅八郎の箱絵アート集」草思社刊、2011年2月10日発行、3500円を本屋で見つけたので思わず購入した。3500円は本にすると高価だが、画集としては安い。
小池繁夫の画集は7000円もする。内容が良かったので買った。
この手の本は出版数が少なく、最初に見つけた時購入しないと、二度とお目にかかれない。(浜松高林町、イケヤ文楽館) 
推察するに、タミヤの社長が昭和40年代に上田毅八郎の箱絵で儲けさせてもらったお礼に、自社で保管している原画を原稿にして出版したような本です。
 出版社が企画した書籍ではなく、タミヤ社長の意向を強く感じた本です。ハセガワのボックスアートを担当した小池さんの画集は、プレミアムがつく市場価値で売買されていることに比べ、上田さんの画集はこれといったものが出版さていない。、タミヤの社長の、95歳にもなる上田さんへのプレゼントとも思える出版です。家に帰って上田さんの画集をじっくり拝見した。最近開催された個展には出なかった絵が多く掲載されています。
小池さんの絵と違い、定規で下絵を描いた描き方ではない。それがまたいい。一通り見終わった時点で、小池さんの「フライングカラーズ2、3の画集」を引っ張りだして見比べました。なんとも深い味わいのある絵です。解説も気取らず素直な本人のコメントが掲載されています。
若く上手い画家は沢山います。上田毅八郎の絵は、絵である以上の、何かプラスアルファーを感じる。
現実の姿より、見栄えがするように描いている。
現実の戦艦や輸送艦はもっとなまなましく、汚いのかもしれない。親心として精一杯の晴れ舞台を描いてくれているような気がする。
タミヤの社長が、40年前に活躍した自社のボックスアート作家をいまだに敬意をもって画集の出版に協力されていることに、企業家の魅力を感じる。
上田さんの絵が、本物以上の魅力を見るものに与えてくれていることが、そうさせているのかもしれない。
上田流「ボックスアートを上手く描く秘訣」
1.健康第一、絵を描く程の気持ちに余裕のある健康でなければいい絵は描けない。
2.好きな対象を描きなさい。船であれ、飛行機であれ、戦車であれ、好きでなければいい絵は描けない。
3.美しいと思う気持ちを持ちなさい。美しいと思えなければいい絵は描けない。描く対象を実際より綺麗に描いている上田さんの姿勢です。
4.何度も、何度も描き直すこと。一回でいい絵は生まれません。習作を横に置いて見比べながら前作の悪い所を直しながら描きます。
1〜3番は書籍に掲載されています。4番は2009年に浜松の上田邸を私の作品を持参して訪問した際に先生から教えていただいた内容です。
画家も最終的には人柄かもしれない。嫌われるような作家は、人に好かれる絵は描けないということだと思います。
2011年2月12日
次回製作予定 1/24 栄21型 構想
 土曜日に、次の作品の構想をしてみた。計画図はフリーハンドで描きかけです。スケールの1/24決定は、1/32ではシリンダーが小さく無理があること。1/16では大きすぎて間が抜けた作品になることから中間のサイズ1/24で直径1150mmの栄21型を計画すると外形48mmとなり丁度いいサイズであることから決めました。基本的にはエンジン部のみ製作して、機体なしの予定です。ただし、排気管、カウルフラップ、エンジンカウリングは装着したい。
2011年2月13日
昨日検討した工程で、シリンダーの削りだしをしています。シリンダーは14気筒なので数が多くてしんどいです。最初の4個まで削ったところで、残り10個は、また夕方にします。

クランクシャフト 材質真鍮φ5、M5ネジ、内径5mm、外径10mmベアリングにて保持(ベアリングは、浜松尾崎模型で購入)
駆動方式 外形10mm、シャフト径1mmのモーター直結、DC3V駆動(秋葉原で購入したモーターを使用します)
シリンダー  材質アルミ全高15mm、シリンダー部を旋盤でテーパー切削、M3ネジにてクランクケースに取り付けシリンダーは一本ずつ旋盤に取り付けて削ります。
この削りにはヤトイ(ジグ)が必要です。その削り方を考えていました。
材料は板厚15mmのアルミ板から切り出し後、旋盤切削します。

左写真が切削工程です。
1.右上が旋盤削りの素材で、凹型に切り出して、中心にはφ3穴があいています。
2.中央下が、切削です。真鍮のヤトイ(ジグ)で保持されています。
3.左下が、完成したシリンダーです。
クランクケース 全長30mm、基本外形20mmで7角形に割り出し切削、前側7気筒、後方7気筒、φ10穴貫通
クランクケースのφ30素材を削りだしました。このクランクの7角形切削にもジグが必要で、その構想を
してみました。
スピンナー 材質アルミ、クランクM5ネジにねじ込み、ナットにて固定
プッシュロッド 材質φ1真鍮線、シリンダーヘッドとクランクケース間に貫通後、瞬間接着剤にて固定
カウリング キャップ付コーヒーアルミ缶の肩部追加工

 2月12日はスケールアビエーションの発売日です。朝10時過ぎに本屋で買いました。特筆の記事があるわけではないですが、2ヶ月ぺらぺらめくっては眺めて楽しめるので、過去1年程継続購入しています。

2011年2月8日
 タミヤのリングギヤーケーシングは3箇所のスルーボルトの締め付けフランジがついており、外径を大きくする要素になている。
リングギヤーユニットの外径を旋盤でφ27まで削り込んでみた。タミヤのセットは合計4つのリングギヤがあるので、一つつぶしたことになる。
初回ネ20用のケーシングが、余っていたので内径をφ27まで拡大して、リングギヤーが内装できるサイズにしてみた。
出力軸用のベアリングは、ハ40と、ネ20で使ってしまったので浜松の尾崎模型で日曜日に購入した。
店頭には、数種類のベアリングサンプルが置いてあるだけだが相談すると、奥のバケットからドッサリとベアリング在庫を出してくれた。
前回タミヤ純正で1個350円だが、今回は10個入りで940円で、一個94円だ。浜松で小径ベアリングを探すなら、尾崎模型がお勧めです。
通販という手はあるが、現物を確認してその場で入手できることは趣味として最高です。
旋盤があるのでタミヤのリングギヤユニットをつかって、自作の主軸とケーシングで星型エンジンを構築可能な目処はついたのですが。
外形はかなり大きく、このまま進めるには疑問がのこる。ごらんの様に、タミヤの純正状態と外径で大差ない。
星型エンジンとするには外形にシリンダーを星型、放射状に取り付けると。
現在のケーシングが外径φ30なので、エンジンASSYとして外径はφ60近くになってしまう。
遊星減速ギヤ内装をあきらめて、φ10モーター直結にしようか迷うところです。今回も1/32の機体搭載用の栄21と、減速ギヤ付の1/16の2種類の星型エンジンをつくることになりそうな気がします。まだ寒いので春までには形にしてみたい気分です。

2011年2月6日
 タミヤ遊星ギヤーセットを、試しに購入しました。国立科学博物館で星型エンジンを注意深く観察したので、次の作品で星型エンジンの可動モデルができないか検討しています。昨年直径10mmのミニモーターを秋葉原で買ったので、それを動力に使えないか検討しています。ギヤは自作できないので市販品を使うしかないと考えました。
 右は標準付属品モーターで外形23.8mmシャフト径2mmです。そのまま使うとモーターが大きすぎるので、外形23.8mm、内径が10mmのモーター取り付けアタッチメントを旋盤で削ります。出力シャフト用の外形2mm、内径1mmのスリーブを作り小型モーターのシャフトに装着して付属品のギヤーを圧入すれば超小型モーターと、遊星歯車ボックスのセットが完成です。これが左で、タミヤの付属モーターと比較すればモーター部分がいかに小さいかがわかります。
遊星ギヤーボックスが予想より大きいので、このままでは1/32の星型エンジンの動力として使うには外形が大きすぎることが判明しました。ネ20と同じ1/16の星型エンジンの動力とするには芸がなさすぎます。1/32彗星搭載のハ40で試したように外形10mmのモーター直結でも、プロペラは回りますがトルクが低く、回転が高いことが気になっております。



2010年12月31日
 年賀状バージョンが完成しました。朝日の午前9:00頃の太陽光線で撮影しています。ウサギはスケールが合っていない巨大ウサギですが年賀ということでウサギを一番前に置いて目立つ配置にしています。

2010年12月29日
 エポキシパテフルスクラッチで1/32人物を3体製作した。理由は情景写真に人が写っていないと絵にならないからだ。人物は小さいので手間がかかる。3体製作するのに丸一日かかった。エポキシパテの硬化時間があるので。硬化をまたないと次の工程に進めない。セメダインエポキシパテ木部用10分硬化タイプだ。JEホームセンターで「ボンド木部用エポキシパテ」が類似商品で販売されており値段も同じだがこちらは60分硬化と硬化時間が長いので使わない方が無難です。CHホームセンターでセメダインエポキシパテを購入した。素体が木部用パテで、洋服がタミヤエポキシパテ即硬化タイプだ。こちらは粘りが強く作業用のビニール手袋に張り付いて作業がしずらい。硬化と修正削りを数回繰り返し仕上げる。一回で仕上げようとしないことがポイントです。塗装はエアブラシが面倒だったのですべて筆塗りです。

2010年12月26日
年賀状の準備中だ。ウサギを2匹製作した。朝日の光線の加減が気に入っている。

2010年12月18日
玩具というものは動くと更に面白くなる。プロペラブレードを3翼製作した。仕上げが十分でないが、プロペラが取り付け可能なことと回転を確認できた。風はネ20と比較してプロペラ直径が大きいだけに思ったよりプロペラ後流がある。

2010年12月16日
 既存の彗星ソリッドモデルに、エンジンを搭載した。飛燕用ハ40で製作したが、海軍用、愛知製アツタも基本形状が同一であり、アツタとして彗星に搭載した。プロペラスピンナーを削りだした。旋盤にスピンナーをチャックしたまま、100円ショップので購入した、錘で水平位置を検出するタイプの角度ゲージを主軸の後端つまりプーリー側につけて360度を3等分に割り出した。座面をエアーリューターに木工φ10ストレートビットで座面を切削したあと、旋盤にチャックしたままの状態で3箇所のM3タップをたてた。スピンナー先端はM3ネジ加工時まではストレートのチャッキング代がついていた。M3タップ加工後それを削りおとして先端を尖らせている。

左下は電源を入れてスピンナーが回転している状態。右はスピンナー停止で、主脚を装着した状態。主脚は旋盤がない時代の作品なので木製だ。

プロペラブレードをアルミで製作することと、主脚もアルミでもう少し格好のいいものを作り直したい。
2010年12月15日
 個人HPはコンテンツが重要ですね。そのプロはやはり趣味雑誌編集者だ。12月13日がSA(スケールアビエーション)の発売日で、今年は年間を通して購入するようになった。編集長が美大出身ということで美術好きのわたしと趣味があう。作例記事もそれなりの名前が売れたプロにお願いしているし、フルスクラッチモデルの作例掲載もあり参考になる。月刊モデルアートさんは特別増刊号は特集に特化しているので時々購入した。毎月の定期刊行される本誌は、作例がアマチュアの作家を育てていく方針なのでSAの超一流作家とくらべて原稿料は安そうだ。取材にお金をかけていないことが見て取れる。SAの紙面を見ると興味がわく工夫が随所にされており、手間隙がかかっている。偶数月の発売ということも原稿に時間を掛けられる要素だと思う。
話題を本HPのコンテンツに切り替えると、自分の気持ちの赴くままに作って、掲載している。今年後半はエンジンのアルミ削りだし自作にこだわったようです。1/32と1/16を作り比べて小さくなればなるほど、省略する部分がでてくる。特徴的な構造で省略できない部分を目立たせようとする。加工する雄ネジの限界をM3に決めると、それで最小軸系が決まってくる。いま次の作品を考えている。エンジン部分を従来は木のむくでエンジンの構造体が存在しなかった。それをエンジンがアルミで存在しているモデルで、エンジンカウリングを板金や樹脂でつくろうとしている自分が見える。まだ機種は決まっていないのだが、過去に作った作例の、零戦や、彗星をエンジン付に改造することも考えている。
2010年12月11日、12日
 前作ハ40をモータライズして回転可能にした。点火プラグ配線もφ0.3真鍮線で細径化してみた。クランク軸先端ネジ部は回転しているのだが、ピンボケしているのか区別がつかないようだ。モーターが入っている状態の写真がなかったので追加した。単純に回るだけだが、それだけでおもちゃとしての楽しみは倍増する。


2010年12月8日
 1/32の小さいネ20を会社に持っていき、前作をみてもらった友人にみてもらった。私は小さい方が気に入っているが、友人の感想は違った。大きいほうがよかったそうだ。直径が大きくタービン段数も3段あるので風も多く出る。製作工数も4倍〜5倍かかっているので物質的価値は大きいほうだが、模型としての使い道からすると搭載する機体が大きすぎる点、鉄道模型にするとHOとNゲージがどちらがいいかという問題だ。写真のように二つ並べて価値があるのかもしれない。大きい方はゴーとか、ブーンという音がする。小さい方は時々ケーシングとタービンが干渉してキーンとかキーという異音がする。それもまた楽しい。