120:インデスクに戻る

2016.9.4
2017.3.11+

Since the creation of the A6M2 includes the meaning of the memorial to the father, the meaning of the memorial to the war dead, write personal thoughts.
Memorial ceremonies for the nationwide war dead are held annually in the Budokan. His Majesty the Emperor, a key member of the government attend and a memorial ceremony will be held.
It is a national event of Japan that acknowledges that the spirits of the dead are present as the nation. Actually seeing the spirit, if you hear the words it is seen as a strange person in the world.
Even though I can see myself, I do not say to people, I estimate that many people keep in the secret of the heart.
It is a special ability to see spirits and listen to spiritual words.
On August 15, 2014, there was a Yasukuni worship bus tour and participated for the first time. At the Yasukuni Shrine, there is a gathering room in front of the main hall, listen to the explanation at the assembly hall and wait for the order of visit.
There is a courtyard between the main hall and the assembly hall. There was a dedicated flower offering, provided from the main people of the country there.
In the courtyard there is a gravel ballad. There, there were 10 people, the platoon of the former Japanese army, wearing a brown military uniform, could be imaged.
Were they preserving the spirits, they were aligned towards the main shrine.

I think that if you put out the corpse as garbage, you will receive a curse of the dead or a famine. It is a crime before that. You can recognize what you should not do and the problem before the law.
I know the feelings I do not want to admit to what I can not see. I do not want to acknowledge what I can not hear.
I want to see myself, you can strive to listen. Efforts are to think of dead people, to imagine the feeling of the deceased.
Sharpen your mind, give thought to your memories of your life, and become a psychic. An image appears in my mind.
As I repeat such a thing, I feel like I could see it, I feel like I heard it.

A6M2 model also has an image in the beginning. Next, there are drawings and sketches, and make it three-dimensional.
To be able to hear a voice is like telepathy, the eardrum does not vibrate, it can be imaged if such words are transmitted to my heart.

People piloted the A6M2 for an attack without a guarantee that they can return.
People flew away as a command of the government. A6M2 is beautiful, its act was precious
2016.3.27
展示会最終日の展示、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・隣の展示で零戦の整備中のジオラマ作品があった、手作りフィギュアーに関心。
上田毅八郎を応援している、女性のパステル画家とお話をした。なんでも上田先生は、96歳ですでに自宅におらず、施設で過ごされているとのことだった。
展示最終日、14:30に作品を引き上げさせていただきました。作品は自分が作って楽しむもので、人に見せるために作ったのではない。

隣の展示作家の作品です。
疾風、飛燕の整備中の様子が再現されていました。
上右の、零戦の整備中がやっぱり一番気に入りました。
2016.3.21
展示会場での撮影は、いい写真が撮れなかった、自宅で事前撮影したものを掲載             2016.3.21:隣の展示「松風会初代会長」山田さんの作品です。
1.BMCのTirさまより、F4ファントムの製作に込めた気持ちを聞く、模型は模型、実機は実機と割り切ることが要。主脚の強度保持で金属板を補強で入れたり見えないところで工夫。
  ファントム一機製作に半年ぐらい。
2.右側のドイツ爆撃機は、現在個人で活躍中の山田さん、製作資料はどのぐらいお持ちですか。ほとんど持っていません。それにしても上手い。一歩抜きんでている感じはする。
3.会社の元同僚でIさん、近況などお話した。2月の自クラブ展示会出品作品で出展。
4.20年前、仕事でお世話になったIkさん、20年ぶりの再会です。模型クラブで戦艦を作っていたとは知らなかった。静岡のクラブまで例会参加するそうです。
  壁面の戦艦の絵は上田さんに指導してもらった、クラブの方のようだと聞いた。上田さんの描き方そのままだった。
2016.1.24 「59歳定年前の心境」で検索ヒット、訪問してくれた方がいた。
もしその人が見ているなら一言「60歳で、他人にできないことが一つあれば生きて行ける」
人はいろんな特技も持っている、真似できない仕事上の特技が一つあればいい。あとは謙虚な気持ちです。
今はゼロ戦は一休み、古代気候、人類の進化とDNA、宇宙人とDNAです。
2016.1.21 日程:2016年3月21日より3月27日(日)
場所:クリエイト浜松 ギャラリー31
イベント:第2回みんなの模型大展示会
主催者:浜松 BMC
出品:本ページ掲載の、1/18骨組み零戦真鍮模型
    現物をごらんになれます。ウイングクラブの150万の模型を意識して製作した手作りです。せひご覧ください。
2015.12.26
搭乗員、宮部久蔵を着色した、年賀状作成用の模型撮影をした。
製作した細かい箇所が見えないが、真正面からの構図がいい。
午後一時、南の窓から冬の日差し。
玄関のOR welcomeプレートも白いペンキを塗りなおした。
Old Rose
もういくつ寝るとお正月
お正月には、おいしいもの食べて
読みたい本を読んで過ごそう
2015.12.19
8月13日撮影:少し雑、実機と同一アングルだとこうなる。機体下面の、銅版をM2ビスで固定していることがまるわかり、模型マニアとしては少し恥ずかしい。
次作をどうしようか、考えている。コンセプトが多方面に散らばり、収束しない。正直10月11月は模型以外の問題もあり、模型は、放置状態。
150万の、ウイングクラブ目指して作りましたが、下からみると随分荒いつくりです。
2015.12.13
2014.12.10上野科博零戦栄12、自作1/18栄12の同時撮影ショット。模型のエンジンは、原寸で写っている。この一枚から、1/18零戦21の製作が始まった。
12月はホームセンターで真鍮角パイプ探しから始めた。浜松勤務だった会社の帰り、車でホームセンターをはしごした。
ホームセンターにないと確認、Amazonで真鍮角パイプを注文した。59歳で、定年前記念の模型にするつもり、娘の結婚式が前の月にあったり、区切りの年だった。
製作した模型エンジンを、本物と一緒に記念撮影できたことは、よかった。本物はよく見ること。
一年製作意欲を維持できたことは、大きい。大作になると、2年越しとか聞くが、大変なことだ、機体に相当な思い入れがないと意欲を維持できない。
いい加減な気持ちで機種、スケールの選択をすると完成までこぎつけない。1/18零戦21は、ウイングクラブで、模型を見ているのが大きかった。
手に持ったあの質感を再現したい。あの模型を自分の設計で作りたい。強い気持ちはあった。
2015.9.19
今日仙台から娘が帰ってくる。家の中を整理、掃除した。古く読まなくなった本を100冊以上捨てた。
2015.9.13 9月の大雨は、北関東に被害をもたらした
明後日60の誕生日を迎える
一人で家で過ごす予定「誰もが心の安らぎの源を持っている」
心の安らぎは何か、70年前、20歳の搭乗員
命があった終戦から1か月後
実家に戻った、実家ではいとこが替え玉受験をし、鉄道の職が確保してあった
昭和20年9月15日、命ぎりぎり帰ったそのすぐ後
鉄道に行けといわれて、軍刀を振り回した
その軍刀も兄が隠してしまった
亡父の声は、聞こえてこない
家内のおかげで、墓参りは随分した
上空の青空を見る
父の顔は写らない、声もしない
それでも、親には感謝する
今こうして生きていられる、家族もある、家もある

人の気持ちはわからない
分からないなりに、知ろうと努力する価値はある
人は心に思った通りを言葉にしない

言葉から本心を読み取る必要がある
話をしてみないことには、気持ちも読めない

2015.9.6
 腰痛が直った、3日で痛みが引き、普段通りの行動ができるようになった。早期の治療がよかった。
機体番号は、河口湖21型の番号を写真で移植、機体の銀色を撮影し
写真加工ソフトで、河口湖の零戦21機体番号を、銀色アルミ地の上に追加、1/18にプリントした。
細いサインペンで手書きも考えたが、極小サイズの文字は書けないと判断、
 9月末の東京旅行のチケットが旅行代理店から届いた。
東京のソリッドモデル大会見学、スカイツリー見学は楽しみ。
主翼を装着、この大きさでは、撮影するポイントを絞らないと、操縦席計器板を狙ったが、計器板は小さくなりすぎた。
午後から雨の日曜日、家内実家にいく
義母は元気だった、腰痛の話をすると、義母も腰痛で、共通の痛みで盛り上がった。
ORの本を何冊か読む。読後、義母と意見交換、ORに関しては、話が合う。
義母の考えを、そのまま、義母の友人、知人に伝えてはどうかと提案する。
2015.8.31  「腰痛(椎間板ヘルニア)通称ぎっくり腰、うまく起き上がれない、座る姿勢から立てない、歩行に支障をきたす。
日曜の夕方入浴中に、浴槽から立ち上がる動作で、腰にグリという痛みを感じ一晩で直らず、医者に行くしかなかった。
針治療iと、痛み止め注射を打たれた、痛み止めの薬をもらう。午後少し痛みがおさまる。模型を少しやることにした。
腰痛では、趣味どころか、日常の動作に、支障をきたす。年を感じる。」
 増燃料タンクの、前後端に旋盤加工用のセンター穴が、残っていたので、パテで埋め銀色塗装を施した。
主脚カバーにある、オレオのストローク表示用の、赤と青のペイントマークを塗る。
燃料タンクは、実機に近づいた。パイロットは未完成だが、2015.8.31零戦1/18は完成とした。
右尾翼前に、機体番号の記載もある、パソコンでプリントした、番号を貼り付けた。
主翼左右が装着された全体写真がないが、今日は腰が痛いので、ご容赦ください。
所感:主翼装着で全景を撮影すると、細部が強調されず、写真では迫力に欠ける、模型としての迫力を感じるのは、このぐらいの近接撮影か。
    パイロット完成時点で、全体像は紹介したい。家の中での置き場所も、主翼と、右尾翼の装着がない本サイズが丁度いい。
    プロペラは、あるとかなり邪魔になる。グルグル周り、破損の恐れもある。3点姿勢のこの状態が置物としての安定、模型としての質感が楽しめる。
2015.8.23
製作中搭乗員を取り外し、増槽とアンテナ支柱を取り付けた、風防は閉、主翼先端部は外している。機体製造番号を記入すべきか迷っている。
2015.8.23 製作動機:5年前青山ウイングクラブを訪問した際、店長が、1/18零戦をショーケースから出しみせてくれた。
       手に持つと、意外な程軽量で、FRP製であることがわかった。いつかこの模型を作りたいと思った。
       想いが5年かけて熟成された。1/18スケールにこだわった。deagoの、1/16では、少し大きすぎることがわかるまで随分悩んだ。
       1/16はキリのいいサイズだ。自宅に置く前提ではほんの少し大きい。自宅に飾る前提では、主翼が容易に取り外し可能である必要がある。
       自宅は物が一杯で、1/18零戦を一年を通して置きっぱなしにできる展示スペースは、何か日常のものを犠牲にする必要がある。
       胴体が実機と同じ分割面で前後に簡単に分解できることも、展示会等に運ぶ上で重要だ。分解できない1/24紫電改を展示会に
       運搬するのに、衣装ケースに入れる必要があったことの反省だ。
       細部再現と、縮尺は相反要素だ。細部まで作りこむには、サイズは大きいほうが作りやすい。大きすぎると間の抜けた模型になる。
       栄12型エンジンを削り出し金属で、操縦席全部品を削り出しとなると、1/18が作りこみ易さと、模型の情報密度がちょうどよく収まる。
       ウイングクラブが発注した、ドイツの職人はプロだった。インチ系縮尺で1/18が丁度いいのかもしれないが、大戦機1/18は手作りに最適で、鑑賞用最大スケールだ。
       全備重量は2kgとなった。模型として少し重いが、ずっしりと重厚な感覚がする。風防の開閉可動化は、最後の作りこみ改造となった。
       1/18スケールでは必要だ。1/32では、構造上望めない、風防を開け閉めする行為は、模型作者にとって、喜びを味わえる時間だ。
       風防をあけて操縦席内部を覗き込み、閉める。スムーズなスライド感が快感となる。
製作構想:
       左が胴体と主翼付け根を一体骨組み構造で製作するコンセプト図、始まりは本図である。右は、ホームセンター真鍮1mm板から効率良く素材を切り出す型紙。
       胴体隔壁の中央には同直径の穴が開いている。基準通しボルトで中心合わせをする為の穴です。木型側にも、あらかじめ朴材に中心穴は開けておく。
       縦通し材(ストリンガー)はんだ付け後は、胴体隔壁の基準穴は構造上不要となるので、ミニルーターを使い小径切断砥石で、切り落とす。
       操縦席計器板の位置の隔壁と、主翼前桁位置が、一致している。主翼前桁材と、操縦席前端計器板位置の隔壁を、一体で1mm真鍮板から切り出している。
       切り出しは大変で、小径切断砥石を使って切り出した。小径砥石は100円ショップ品で、惜しげなく使えた。
       中央胴体の鳥籠構造が完成すると、後部胴体は朴材のソリッド模型なので、真鍮側と、木材側の位置決めピン、取り付けねじの位置を検討した。
       M2ねじ4か所で、胴体前後方向に固定した。意外に時間がかかり、最終的に下2か所のM2は、位置決めピンを横から、M4ホーローセットで締める構造とした。
       スケッチを見ての通り、全体を1/1で詳細図面にしているわけではない。基本構造をフリーハンドでスケッチし。胴体断面は、実機図面を縮小して型紙とした。
       主翼先端は、当初は朴材ソリッドの予定だった。製作を進めると、主翼も骨組み構造でないと、全体のバランスが取れないことが判明した。
       主翼との接合は、当初から直径3mmの真鍮棒を基準ピンとすると決めていた。主翼側が朴材のφ3穴+φ3真鍮棒から、真鍮製の接続ブロックにφ3軸を削り出した。
       以上の解説で、なんとなく自分にもできそうだと思っていただければ幸いです。
2015.8.22 日の丸が入った、機体はこれで良し。
1/18 ウイングクラブ零戦21相当模型の真鍮素材自作総括
製作資料:「零式艦上戦闘機図面集」原書房、2000年版、現在絶版・・・・・・・・・・・・製作主資料
       「精密図面を読む・[9]日本海軍戦闘機 松葉稔、現在絶版・・・・・・・・・・外観三面図はここから
       「ウイングクラブ製 1/32零式艦上戦闘機」外観製作資料
       国立科学博物館 展示ゼロ戦21型
       河口湖零戦館   展示ゼロ戦21型  栄12型発動機
       三菱小牧南製作所 展示ゼロ戦52型 操縦席部分
       「日本海軍航空隊 軍装と装備」2004年モデルアート臨時増刊号
       「零式艦上戦闘機取扱い説明書」2001年 KKベストセラーズ
       「世界の傑作機 スペシャルエディション Vol6 零式艦上戦闘機」掲載透視図
製作時間:400時間 2014.11〜2015.8 (8時間×50日相当)
製作材料:真鍮四角管・・・・・・・・・・Amazon、ボークス秋葉原、ボークス仙台
       真鍮板、真鍮棒
       銅棒、ステンレス棒、アルミ棒・・・齋藤精機提供材
       アルミ板、銅版
       アルミ材
       朴材
       透明塩ビ板
       M2,M3六角穴付きボルト、M4オニメナット
       クレオス模型用、スーパーメタリックシルバー、赤
       エポキシパテ木部用、ディユーロパテ
販売されている素材を使った、一部提供素材もあるが「モノタロー等素材通販」を使えば購入可能
加工機械:ミニ旋盤
       木工トリーマー
       電動ドリル、ボール盤
       ミニルーター
       ベルトサンダー
       卓上帯鋸盤
特別高価な工作機はないミニ旋盤はcompact3
若干の機械設計経験、図面検討技能は要、熱意と創意工夫があればできる。
2015.8.22
上野科博に行った。夏休みの上野は、子供と外国人で混んでいた。9:00〜9:30までゼロ戦だけみた。
気になった点は、風防が当然であるが、可動式であること、私の模型は、ハンダ付け固定で動かない。この点を改良する
秋葉原で、風防ガイドレールになる真鍮1.5mm角C型チャネル材(コの字断面材)を購入。
その他、0.25mm真鍮板、φ1.5真鍮棒、□1.5mm四角管、ディユーロパテをストック材として購入した。
0.25mm真鍮板は、風防可動部前縁の補強材に使う。
中央可動風防は、作り直しを覚悟で、はんだ付を外した。上下高さ不足は、風防下端に、スライドレールの受けとなる、コの字材を下に延長はんだ付けすることで、
中央風防を、可動化改造、良い動きでスムーズに動く。
 上野21型実機と、自作模型との相違点を2点修正
右主翼付け根の操縦席用の空気取り入れ口四角穴、右後部胴体の接合部下部に、円のアクセス穴がある。
10時まで、風防の可動化は重改良で、エアコンなしの作業場、残りは、寝室に移動しエアコンで製作した。
2015.8.16
2015.8.16  ゼロ戦の製作は、父への慰霊の意味、戦没者への慰霊の意味も含まれているので個人的考えを書く。
全国戦没者慰霊式が、武道館で毎年開催される。天皇陛下、政府の要人が出席し慰霊式が執り行われる。
国を挙げて、戦死者の霊は存在すると認めている、国家行事だ。実際に霊が見える、言葉が聞こえると世間に向かっていうとおかしな人と見られる。
一般人には、霊は見えず、言葉も聞こえない。1万人に一人ぐらいの割合で、霊が見えたり、聞こえたりすることから、「霊能者」職業としている人もいる。
自分には、見えても、人に言わず、心の秘密にていしる人も多いと推定している。
霊が見えたり、霊の言葉が聴けることは、特殊能力だ。
2014年8月15日、靖国参拝バスツアーがあり、初めて参加した。靖国神社には、本殿の手前に、集合殿がある、集合殿で説明を聞き参拝の順番を待つ。
本殿と、集合殿の間には、中庭がある。そこには、国の要人から、供えられた、献花が供えてあった。
中庭は玉砂利がしいてある。そこに10数人の、旧日本軍の、茶色の軍服を着た、小隊がイメージできた。
彼らは、英霊を守っているのか、本殿に向かって整列していた。
霊などないと、その存在を認めない人もいる。存在を認めないのだから、霊に対して、敬意を持つこともない。
人は1万年以上前から、埋葬の習慣を世界各地で持っている。動物にはない習慣だ。死者に対する敬意を表している。死体をゴミとして扱わない。
死体を、ごみとして出せば、死者の呪いを受けたり、ばちがあたると思う。それ以前に犯罪だ。してはいけないことと、法律以前の問題と認識できる。
自分の目に見えないものは、認めたくない気持ちはわかる。自分の耳に聞こえないものも認めたくない気持ちはわかる。
自分も見たい、聞きたいと努力すればいい。努力とは、死んだ人のことを考えること、死んだ人の気持ちを想像すること。
心を研ぎ澄まし、生前の思い出に思いをはせ、霊能者になったつもりになればいい。心にイメージが浮かぶ。
そういうことを繰り返していると、見えたような気になる、聞こえたような気になる。
映像や、言葉は心のイメージだ。自分から望んで、希望の時、希望の映像が見えればいいのだがそうはいかないことが多い。
芸術家は作品製作の前にイメージがある。結果としてこんな形になったというのでは、芸術家といえない。
ゼロ戦模型も先にイメージがある。次に図面やスケッチがあり、立体の造形にする。
声が聞こえるとは、テレパシーのようなもので、鼓膜が振動するわけではない、心にこんな言葉が伝わってくるとイメージできることだ。
映像も、言葉も日中雑音があるとき、悩みがあるときなど、こころがざわついていると気づかない。
今この国は、見えないことが常識の世の中から、見えることが常識の世の中に変わりつつある。
横の人も、前の人も見えているとすると、見えない自分が恥ずかしくなり、見えていないのに、見えたと嘘をつく人がでてくる。
頭のいい人は、論理遊びをする、自分がこう考えているということなしに、前言った言葉との整合、世間常識や教科書との整合を優先する。
論理的に説明のつかないことを、言葉にしない。実にさみしい人たちがいる。
一年の時間をかけて、世界に一つしかないゼロ戦模型を作ることは、論理的には説明がつかないが、慰霊の意味はあると思う。
それでいて楽しい、製作技術の向上、考えていると自然に手が動くようになる。
搭乗員は、居間のエアコンが効いている場所で、家人がテレビを見ている横でデザインナイフで削った。
製作に集中すると、横で人が何をしようと気にならない。集中読書の感覚で製作した。
安倍氏の談話は、国民の最大公約数、8割の人が共感することを狙っている。
国として、こうあるべきとの方向性を示している。昔この飛行機に乗って、帰ることのない、攻撃に出た人たちがいた。
国の命令として飛んでいかされた。ゼロ戦は美しい、その行為は尊かった。
2015.8.15 主脚が出の状態で主翼上面に出る赤い確認棒がある。本来主脚の動作と連動し出し入れしたかったが、構造材と干渉し、出の状態で固定とした。
搭乗員は、木製頭部と、木製胴体、エポキシパテで手足を製作
腰の曲がり、首の曲がりは、熱湯につけて、ペンチで曲げた。
木が折れずに曲がった。
素体完成で、細部は未製作
機体表面を、アルコールと綿棒で洗浄、はんだの銀色を、真鍮の金色に塗装した。
全体がきれいに見えるよう配慮した。

DIY4日目
洗濯機の、糸くず取ネットが破れていた。
洗濯機が止まらないようになったがネットの苦情があった。
家電店に行けば部品として注文可能だが、洗濯機は古い
今はメーカーも夏休みで、部品は10日程度かかると推定。

廃水ホースの詰まりは、内部の糸くずが固着したものだった。
洗濯ネットの一部を使い、修復した。
ネットの外れ防止金具が必要で、真鍮0.4mm板を口の枠形状に切り出し
ネットを固定できた、糸くずもキャッチできるようになった。
2015.8.14 3days DIY
12日:玄関の下駄箱の戸を、エアーガンで白色塗装、水性室内塗料
13日:昨日の水性塗料の残りで、台所天井に塗装トライ、エアーガンが吐出しなくなる、昨日うまく吹けたのに、ノズル分解、洗浄直らない、刷毛塗りに切り替え、息子に頼む
    夜、エアーガンの調整でいじりまわして、復活、先端ノズルの締め付けが甘かった、分解洗浄は3回繰り返した。
    天井塗装するのに、洗濯機を移動させた、元に戻したが、自動のすすぎ段階で洗濯機停止してしまう、オーバーフロー自動停止
14日:洗濯機排水管の取り回しを直した、それでも同じですすぎで自動停止、排水管を外すと、内部に、水垢、繊維ゴミが個体で付着、排水通路をふさいでいた。取り除き、洗濯機復活
    水洗トイレタンクの水がうまく止まらない、ホームセンターで、バルブと、フロートを購入し取り換え、直った。
胴体燃料タンク注入口を真鍮の小さな板であなをあけ、はんだ付け
DIYの後片付け、残務処理、洗濯機が止まってしまう現象の解決で忙しかった。

13日室内塗装DIYができたのは、雨で気温が30度いかなかったから。

エンジン後部から、防火隔壁までの後付木型を装着すると、苦労して製作した
エンジンハンガー、オイルタンク、エンジン後部補機が見えなくなる。
機銃銃身も隠れてしまうことから、装着を随分迷った。
この部分がむき出しの写真と比較し、エンジン後部むき出しであるとゼロ戦らしさが損なわれる。
零戦21の顔というべき、集合排気管とカウルフラップがいい。
操縦席周囲の各種アクセスハッチ開口部も、機体としてまとまった。
アクセスハッチは、図面通り取り付けると、開口部内側に、図面通り油圧作動油タンク、
圧縮空気ボンベが存在する。
7月時点で、主翼製作を進めたのは、正解だった。
主翼がないと、機体の一部が欠損しているので、形作りに意識が向く。
形になっているので、細部の作りこみに専念できる。
2015.8.13 ソリッドモデラーの気持ち、完成が近づくとすこしこわくなる。完成させてしまうと、やることがなくなる。
機体上の未完成形状や、塗装を見つけていく。
操縦席安全ベルト・・・・・・・・・・・・・・紙を切り抜き着色で作る。バンドの調整金具は、細い真鍮線で作りたい。
アンテナ張線・・・・・・・・・・・・・・・・・・アンテナは引き抜き分解可能なので、製作しない
胴体日の丸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・完成の証、製作の最後の日にエアブラシで塗る
垂直尾翼部隊番号・・・・・・・・・・・・・・・永遠の0の、大石少尉が搭乗予定の機体で、宮部が交換してもらった、映画の機体番号
胴体側面後部機体番号・・・・・・・・・・・・細いサインペンで記入予定、番号は未定
 95%完成ぐらいになると、極端に製作ペースが落ちる、機体を眺めて、改造箇所の検討や、自己満足に浸る。誰に頼まれた製作ではなく、自分の為の製作
前部風防直下、機銃調整用開閉パネルと、機銃のガス抜き穴・・・・・・操縦席周辺の目に付く場所、真鍮板切り出し、小穴をあけてはんだ付けするだけなので製作の価値ある
左右合計5か所の横長の丸いアクセスハッチ開口部、機銃ガスベントを製作した。
2015.8.12 空気取り入れ口:0.4mm真鍮板3枚を、はんだ付けで合体製作   立体形状に板金を絞れないので、分割してはんだで接合、木型を作った
木型なしで、自由曲げでは、まともな形にならない。面倒でも簡単な木型を作る方が失敗がない。
2015.8.12 プリントしたメーターを計器板裏面から、瞬間接着剤で貼り付け
メーター相互位置は、縮小しているので、全メーターを一枚のプリントで貼り付け可能
文字は読めないが、メーターらしくなった。
写真では不鮮明だが、左カウルフラップも真鍮0.2mm板で製作

機銃も、計器板も元の位置にとりついたので、よかった。
計器板は一度外すと、風防や、操縦席内部の、レバー類が邪魔して
再びつけるのは、立体パズルを組むように取り付ける。

操縦席前部、追加製作した機体部分は、機銃銃身をねじ込むことで抜け止めとした。
連日真夏日だ、今日は切りくずを出す作業は中止

暑いと、集中力が低下し、怪我をしそうだ

昨日はドリルを手のひらにあてて、軽く血が出た
瞬間接着材で、血を止めた。

趣味は午前で終了、午後は玄関の下駄箱の、戸が古くなり、表面の化粧べニアを
はがした。
下駄箱の戸を塗ってほしいとの依頼があり、ホームセンターの水性塗料を塗った。
サンダーで下地処理、プライマー塗装後、コンプレッサーとエアーガンで3回塗りした。
久しぶりで模型以外のDIY、以前外壁用に購入した下カップ式のエアーガンを使う
カップ容量が大きく、カップの洗浄が大変
2015.8.11
発動機と、防火隔壁との間の機体形状が無いことに違和感を感じた。木型を作って、塩ビを成形することも考えたが、木型を着色して、装着した。
機銃を外さないと、計器板は外れない、計器板にメーターがないことも気になりだした。
エンジンを外すと、大修理という感覚になる。
内側をくりぬいて、エンジンハンガーと、干渉回避、、上に抜いて取り外しできるように木を削る
帯鋸、トリーマー、ベルトサンダーを使い、エンジンと、防火隔壁間の、機体形状を製作
パイロット製作のつもりだったが、人生と同じように、計画通りにはいかなかった。
午前でTシャツ一枚汗で着替え、夕方また、ポロシャツを汗になったので着替えた。
運動しているわけではないが、夏に汗をかいて、シャワーを浴びると気持ちがいい。
2015.8.10  NHKで日曜美術館があり、10年近く毎週見ている。製作者の心境や、コメント、検討の過程が時々自分と共通したものを感じることがある。
以下は、検討過程の紹介
1.気になった言葉を、メモ帳にメモする・・・・・・・・・・・・・・心に響いた、単語や、メモで、文章になっていない、メモを人が見ても、意味はわからない。
2.いきなり、本製作を始めない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まず意味のないスケッチや、日常の作業の延長、製作に対する気持ちを徐々に高める。
3.製作意図を、徹底的に追及・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スケッチの繰り返し、下のスケッチがその段階だ、本スケッチを描くまで、3作ぐらい意に沿わないラフスケッチが存在した。
4.必要な材料を購入・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・自宅に在庫がある場合は不要、芯材の真鍮棒や、エポキシパテは在庫がある。
5.自然に手が動き出す・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すべてが整うと、手が動く、自分の意思というより、神様の指示、インスピレーション
                                    芸術家は、こんなプロセスで作品を作るのだと思う。私にとって手作り飛行機模型は、彫刻や、絵画と同じ製作だ
                                    木を削って、人物を彫る場合も、1〜5のプロセスがある、それが飛行機になった
 パソコンの力は借りる、下の写真は、切り抜いたスケッチをパソコン上でサイズと位置を合わせて写真に重ねている。
資料も参考にする、永遠の0のDVD、「宮部が、大石少尉に、機体を変わってくれと頼む場面、最初に大石少尉が零戦21に搭乗するヒトコマをストップモーションにした。
画面をコピーし、写真加工ソフトで人物の形を切り取る。切り取った人物の形状に沿って、スケッチブック上に人物を描く、トレーシングペーパーを使う。
左の人を正面から見た図はないので、想像で描く。
模型の現物に沿わせて、真鍮φ1棒で、体の形状を針金細工で作り、エポキシパテで肉付けする。
最初に顔から作る。気に入った顔ができるまで、顔は繰り返し作る。
パイロットフィギュアーも重要な作品の構成要素、フィギュアーだけで一か月ぐらいかける。
本業の造形師は、数日で完成させるかもしれないが、土日の趣味製作の場合は、4週程度必要、今回は夏休みなので、もう少し短い
急ぐと、駄作になる。駄作は、作らない方がマシという考えで、完成は急がない。この気持ちが大切
2015.8.9


搭乗員の検討に入った。本姿勢にしようと思う。
右足は機体下部からのステップ、左足は、機体側面下方からのステップに体重をかけている。
右手は、機体上面から飛び出している、手かけを持っている。左手は、操縦席方向に手を伸ばしている。
左の人物は、人物のみ、機体前方から見た図。
2015.8.8
2015.8.8
機体が大きく、切り抜いたので容赦ください。朝から工作して、右主翼をほぼ完成。
補助翼動作ロッドも左と同様に製作、左との違いは、意識的に前桁、後桁の間の、翼先端部に、木型を残した。製作方案を、示すことが目的
2015.8.6 2005年河口湖21型
零戦右舷が全景写っている
今では貴重と感じる
何年か前から写真撮影禁止
携帯電話のみ撮影可らしい
主翼は人の目線では
なかなか全景入らない
右主翼下面が撮影されている。
翼端折り曲げ部も撮影されている
いい写真だと思う。
21型左全景
左主翼上面が撮影されている。
搭乗員が機体に登る
手かけ2か所
足かけ2か所も機体から出ている
状態が撮影されている
手前の主翼の残骸は
構図上よくないが
当時の21型左全景を
撮影するためには、これしかない。
2015.8.4 山形の齊藤社長、暑中見舞いのメールありがとうございます。
ご紹介いただいた、零戦と栄発動機の、雑誌は購入しています。
この本、2100円+消費税で、DVD付なので値段の割にお得です。
従来栄発動機を、詳細に解説している本はなかった。
表紙の、エンジン透視図は、池松均さんの原画:光人社1999年「図解軍用機シリーズ・零戦」の
78ページに掲載のカラーイラストを盗作したものです。
部分的に補正が加えてあり、ペン画になっているが、トレース盗作です。
野原の作品は、機械部品を任意の角度から見た、テクニカルイラストの素養に欠ける。
立体を計算して、任意の角度から見たテクニカルイラストを描く技術はないように感じる。
なんとなくこのように見えるはずと、感覚で描いているいるので、形状に歪みがあるようだ。
本書に掲載はないが、野原茂図書に掲載のある、零戦の骨組み透視図も、
渡辺利久さんの作品を左右反転トレースし、修正を加えているように見える。

本書は、栄発動機の紹介なので、野原の記事は参考記事扱いです。
栄発動機と、零戦の写真に興味のある方には、本書はお買い得

暑い夏は続きます。
エアコンの効いた部屋で、読書がいい季節
お体に気をつけて、お過ごしください。
2015.8.2 形になったA6M2b
1.リブ長さが不揃い、夏休みに修正したい。
2.右主翼の本部分は、真鍮板補強がなく不自然
3.右補助翼は、素材のまま、布張り表現も、塗装もしていない。
4.右翼端灯なし、航海灯なし、補助翼動作ロッドなし。
右尾翼は、形になった、工作部屋での作業は、エアコンなしで、今日の製作はこの辺で終わりにした。
現物は迫力だが、写真にすると、意外にこじんまりしてしまう。
 昔合体ロボットマンガがあった、操縦席の人が乗る部分と、手足が合体して、飛ぶことのできる大型ロボットになる。
本零戦、コックピット部分と、左右の翼が両手で、尾翼が両足で、組み立て合体、分離してはロボットのように楽しめる。
主翼は下からM4ホーローで固定、後部胴体は以前4-M2だったが、面倒なので下側からオニメナット1箇所のM4ホーローで固定できるようにした。

右尾翼加工方案
木製で、一部真鍮を組み構造。瞬間接着剤は、熱に弱くハンダ付の熱ではがれ、真鍮棒φ1を翼先端で2ケ所固定、翼付け根は木ねじ固定と、真鍮釘固定
全体にペーパーを掛けて、プライマー塗装を筆塗、仕上げは、クレオスのスーパーメタリックシルバーをエアブラシで塗装した。
中央のリブは、主翼同様に、切り離した木型に、切断砥石で、リブの筋をいれ、木型をはめ込んだ状態ではんだ付け、終了後木型は下側に抜いた。
木型抜き取り後、下側のリブを木型で寸法合わせをした、下からはんだ付け。
尾翼固定用のホーローセットメねじは、オニメナットをねじ込んでいる。アルミでいうヘリサートのようなもの。ホームセンターで販売されている。
尾翼前縁は、リブを一か所づつはんだ付け、その都度、木型をリブ一か所分切り離した。
前縁は、1.6mm真鍮四角管:秋葉原ボークス
中央は、2.0mm真鍮四角管:Amazon、東急ハンズ扱い
2015.8.1 右尾翼製作、最後の部品

厚さ方向のテーパーをトリーマーで、上下から削り出し

尾翼、翼表面の仕上げは、木工用サンダーで仕上げ

A6M2b 零式艦上戦闘機21型 1/18 真鍮製骨組模型

後部胴体は、朴材ソリッドモデル0.2mmアルミ板張
2015.7.29 右尾翼が写っている写真、2006年撮影の河口湖零戦博物館、胴体は意外にスリムだ、尾翼は随分薄い。翼端も折り曲げてある、製作中で完成が近い、零戦21型の復元実機。
零戦の人気はそのスマートさにある。空力的な性能の良さは、その外観に現れている。アンテナ支柱の先端折れ曲がり具合も偶然だが、製作した模型に近い。
模型では、先端曲がりを強調したものが多い。
 Amazonで7mの真鍮四角管を注文したのが、6月28日だったので、左右の主翼を製作するのに、1か月費やしたことになる。
夏休みまで、あと10日程度、完成まじかなので、気持ちが早っているのかもしれない。水平尾翼一枚は、その気になれば、一日で形になる。
昨年12月で、素材は切り出し済。最後の部品は、丁寧に作りたい。取り付け溝加工済、取り付けガイドのφ3真鍮棒取り付け済。
2015.7.27
木型抜き、ハンダ付が完了後、木型を慎重に下側に抜く

支えが細く木型を抜いたあとで、主翼の後方1/3は折れて分離した。
役目は終えたのでいいか
木型は、はんだ付けの熱で焦げている

主翼側は、抜き取り後、下側リブをはんだ付け後のもの
下リブは木型を抜いてからはんだ付け、木型が外れなくなる。

下リブの曲げは、木型に沿わせて曲げ
比較的容易に微妙なアール曲げができる。

製作技法として、木型抜きが一番重要
木型を取り除いてしまえば製作方法は推測できない。


木製ソリッドモデル飛行機では、概略機体形状を削り出し
下地塗装、磨き数回の上塗り塗装、マーキング塗装、延々と続く、下地処理から
木材の塗装


右主翼が形になった。
右翼端の折り曲げ部は、木型から製作した、木型の一部を残した。
残した部分は、色を塗らず、木の素材のままとしてはどうか

右尾翼は製作していない、最後の部分
2mm真鍮四角管は、主翼用として7m購入し使い切った
左と同じ構造とするには、2mm真鍮四角管がない
右尾翼の構造検討が、本機体最後の設計検討
昇降舵、木材のまま素材、中央部アルミ張、前縁が真鍮はんだ付けの
三種構造を合体した尾翼になりそうだ。
主翼構造も左右非対称、尾翼も左右非対称構造

昨年11月から栄12エンジンを製作開始した

9か月経過、製作時間は、正確には計算していないが、300時間以上と思う
一日8時間作業、40日ぐらいか
2015.7.25 左:主桁図面  右:偏芯素材センターずれ
左:偏芯切削 右:小物フライス加工
左:穴あけ座グリ 右:主桁の取付
左:右主翼上半角確認 右:荒加工前
朝4:30スタート、暗かった
偏芯軸切削は、前回左翼製作の治具があるのでスムーズ
前回歩留り50%だった接続金具は、オシャカなし
主翼厚さ方向のテーパーを、トリーマーで切削した。
7月25日 高校の学年同窓会に出席
40年すると、20歳の頃とは逆転現象があった。



20の頃7等身で、細くてスマートだった女性は、今しわだらけ
20の頃小太りだった女性は、今ふくよかで、ぷちぷちしわなし美人

ご両親亡くされた方は、介護は疲れたがすっきりしたとか
母親は健在だがすこしぼけていると伝えると、「自分が息子と認識できるか」聞かれた
当然と答えると、それならいいね。

2年前ガンで肺の一部を切除された方、個人と会社でがん保険に入っていたので助かった。

趣味はあるかと聞く、何もしていない
趣味があることは幸せ
2015.7.22
2006年撮影の国立科学博物館21型増槽、増槽の前側に機体下部から垂れ下がっている、主脚車輪覆い、蝶の羽形状の緑塗装のカバーが
製作中の模型にはついていない。未製作である。燃料タンクがつくと、カバーも無視できない。
模型写真を見ると、実機とのカバーなしの違いに違和感を覚える。
操縦席後部の、アンテナ支柱も曲がりやすく、最期まで装着しなかった、今回製作のアンテナ支柱は、取り外し可能構造とした。
差し込んであるだけで、上に抜ける。
次回は、6.28製作の主翼主桁の取り付け構造を、右主翼で製作しようと思う。
主翼と、尾翼片側だけで、一か月費やしている。
右主翼は、製作しない案もあったが、本零戦模型は、いずれ展示会に出品する予定だ。
展示会で、右だけ主翼がないことは、違和感を覚える。簡単に着脱可能な構造で、ねじ止めすれば保管スペースの問題は解決する。
真鍮四角管も、右主翼製作分も見越して購入してある。当初は、木製構造とする予定だったため、右主翼の朴材も買ってある。
夏休みもある、作らない手はない。
胴体側面に、大きな日の丸を入れたい、少し後にしよう。
最後の仕上げが、操縦席のシートベルトと、パイロットの製作。
パイロットのポーズも迷う。
手かけ、足掛け製作した、機体に登る姿勢にしたい。
パイロットは秋だね。
2015.7.20
増槽はマグネットキャッチで、取り付け、取り外しが容易
増槽を削り出し、15mmのアルミ板を2枚重ねて、φ27のアルミ増槽を切削、海の日で祭日の為仕事がお休み、
日曜日の夜から削った瞬間接着剤で2枚を接着、M3のビス一か所で固定
増槽取り付け部は、M3ビスを貫通して取り付け
増槽の取り付け部に、鉄片がM3ビス2本で取り付け
マグネットは、ネオジウム磁石にて、フェライト磁石より強力

増槽は、コンパクト3、ミニ旋盤で削れる最大の大きさに近い
芯押し台は、旋盤のベッドからはみ出す程度にベッドの右ギリギリに離した。
材料直径も30mmを超えると、切削トルクが大きくなり
主軸モーターが、過負荷で何度も停止する
普通旋盤ならなんなく削れる大きさだが、ミニ旋盤では、四苦八苦しながら3時間かけて削る

楽しくないと、趣味は苦痛
気温は暑い、切粉は飛ぶ、半袖の腕に、切粉が当たると熱い、部屋は汚れる、掃除はは必要

早く機体に、増槽がついたところを見たくて削った。
2015.7.19
乗り込み用の足かけステップ、引き込み式手掛け2か所、
アンテナ支柱を製作した。
写真未掲載:操縦席下部、増加燃料槽取り付け用のマグネットキャッチを取り付けた。
増槽を磁石で、取り付け、取り外し可能とする.
左操縦席後部の、左から丸い円盤が突出している。
右写真で×形状になっているのが、機体骨組みへの接続部
細部形状をはんだ付けで再現は、部品が小さすぎてできなかった。
旋盤で内径1.5mm外形3mm丸いパイプ先端に、
フランジがついている形状を削り出し
フランジを○から×状に切り欠いた。

エアコンなしの作業場製作は、汗がにじむ
零戦21型の主翼は、長い、片側だけでも随分長く感じる。

2015.7.15
2015.7.15
2006年撮影、9年前、本写真をHPに掲載するとは当時予想しなかった。1/18の零戦を作ることになるとも予想しなかった。
上野科博の着艦フック、空母搭載機は外部から見えない位置まで収納する、複座改造特別仕様ではないいだろうか。
2015.7.15
着艦フックを真鍮から削り出し、機体への取り付け検討、機体取り付け溝加工
方向舵と昇降舵の銀色塗装含めて、丸一日だった。
私の感じるところでは、加工作業は全体の30%程度だ
頭の中での構想が30%、図面をコピーしたり、加工寸法を決める部品設計が40%
一品ものの模型は、構造を考えないとできない、全体の半分以上構想検討時間だ。

着艦フックも、購入品1/32の零戦21には存在したが、私の初期検討では省略部品だった。
その理由は、機体に引き込まれており、見えない装置だからだった。
しかし模型というものは、そういう所を細かく製作して価値があるのだとわかった。
フックは真鍮φ9丸棒からの削り出しで、質感がある。

暑い一日、一人で模型を作って過ごした。
2015.7.12  右主翼は中止、尾翼を製作
操縦席は、木の削りくずだらけになるので、分離した
木製、アルミ張の予定を変更、真鍮骨組構造とした
主翼での製作工程を、尾翼で応用する
1.尾翼木型製作
2.主桁の位置で、切れ目を入れる
3.切れ目に、真鍮1mm板を主桁として挿入
4.木型から主桁がずれないよう真鍮ピン、φ1、φ2で固定
5.リブ位置に、切断砥石で溝を掘る
6.真鍮四角管をリブの溝形状に曲げ、主桁にはんだ付け

木型を下方に抜き、下側リブは、下方からはんだ付け

木型抜、下側リブハンダ付まで完了した。
2015.7.11
2015.7.11
 左主翼、細部構造製作
補助翼作動桿を、真鍮削り出しで製作
φ10真鍮棒あら、偏芯軸切削でφ2部を削り出し、φ10部から紡錘形の作動桿製作の覆いを製作

補助翼は銀色塗装、翼端の折りたたみ部は、アルミ0.2mm板張り

翼端灯、編隊灯二か所アクリルから削り出し、クリアーレッド塗装

明日は、補助翼のタブと、パイロット用足元滑り止め板を取り付け予定。
2015.7.7 火曜日、休暇を取った。
ピトー管を旋盤で製作、真鍮製φ1×φ2×φ3×60の細長い削りを2度失敗した。
ステンレスで同じサイズを削るも、これも失敗し合計3度失敗

素材はφ5程度あるのだが、φ3まで全体を細く削り込んでしまった
その後、φ2、φ1部を削ると材料剛性がなく、切削で材料がたわむ
材料は回転しており、繰り返し曲げを受ける
径の異なる段差部に応力集中して3回共疲労破壊した。


切削工程を考え直しφ5素材の先端部のφ1だけ先に仕上げた。
細い径から順番に最終形状に削ってしまう。

その次はφ2をφ5素材から仕上げる。
最後φ3部を素材から削り出す。
これでうまくいった。

素材は、山形の加工会社の社長からいただいた快削ステンレス鋼で、上手く削れた。

φ2、φ1の細長い棒は、真鍮切削だと加工が難しい。

ピトー管をステンレスとした為、はんだ付けが難しく、M3ダイスでおねじ加工し
M3ナット主桁にねじ止め構造とした。
2015.7.5
焦点が、手前1/32ソリッドモデルに合ってしまった。完成品と比較し楽しい、次はどうしようか。
2015.7.5 木型への2mm溝加工方案
上側を終わり、木型を抜き、下側はんだ付け
午前6時作業開始、午後3時作業終了。食事1時間を除き8時間製作した。
翼端は、垂直まで折れ曲がる。
主翼の溝を平行に切れるかが問題で、ドラフターに取り付けたドリルスタンドに
エアー駆動のリューターで、切断砥石を回し、溝を切った
翼先端に、固定用の素材余白部を、残してあるのが工夫した点
翼表と、翼裏を材料をひっくり返して、同じ砥石の高さで加工する。
上側主翼リブは、木型に掘った溝にはめ込み、はんだ付けする。
上側リブをすべてはんだ付けしたのち、木型を外す

下側リブは木型から形状を写し取り曲げる
木型が外れた、主翼の下側に一本づつ下側リブをはんだ付け
すべてのリブのはんだ付けが終わった時点で、
木型から、翼端可動部を切り出す、補助翼はすでに切り離してある。

エアーリューター加工で、コンプレッサーがフル稼働
リューター排気口から水が噴き出す
梅雨で、コンプレサータンクに水がたまったか
購入して6年ぐらいになるが、一度もドレン抜きしていなかった。
タンク下部のドレンプラグをさがすと手で回る
念のため、洗面器で、ドレンを受けた
茶色の濁ったドレン廃水が、洗面器一杯出た

トイレに流さず、屋外の廃水溝に捨てる
予定通り左主翼の骨組み構造が完成

日曜日なので、この辺で終わりにする。
2015.7.4 翼先端は、加工基準上素材を残している。
土曜日左主翼の先端部木型を製作する。
左上:主桁の1mm真鍮板が丁度入る、切り込みを帯鋸盤で入れる
右上:主翼が、胴体側と接合可能か確認し、主翼形状を切り出す。
    形状を切り出してしまうと、木型加工時の保持部がなくなるので、先端を保持用に残す。
左:  主翼リブ位置を緑の細いペンで溝掘り位置を記載こののち、補助翼部分を切り取る。


製作中にて、明日続行
2015.6.28 前側主桁、下の写真では二本ある主翼中央の直線の前側の線を真鍮1mm板で製作を想定し、主翼付け根側との接続金具を真鍮で削り出した。
絵に描いた図面が、製作可能であるか判断できることが必要、真鍮薄板をはさみで切り抜きは、精度が悪いものになる。
真鍮の板の切り抜きが細かすぎる、インクス製、零戦21の1/32市販キットは、ステンレス薄板を、NC制御のレーザーで切り抜いている。
主翼付け根の胴体と一体で製作した部分の、翼内には、燃料タンク、主脚、機銃と構造物が内臓されており、主翼構造上のリブはない。
上側の翼断面形状を、真鍮四角管で作り、翼下側を銅版で覆った、翼の中は空洞でないので、見栄えがした。
20mm機銃取り付け部より先の主翼は、21型は、燃料タンクもなく、空洞
左主翼、前桁、後桁を真鍮1mm板で製作した。
取り付け金具を真鍮偏芯軸切削し、機銃取り付け金具に差し込む構造とした。

直径10mm真鍮棒の、中心をずらした位置に直径3mmの軸を削り出した。
偏芯切削治具の、製作調整に、半日かかった。
M3六角穴付きボルト2か所の固定、ボルト頭用φ6座グリでパーツを一つつぶした。
偏芯軸切削の、治具調整でも1本削った偏芯軸を折ったので、合計4個製作
良品は2個しか取れなかった。歩留りは、50%で悪かった。
主桁と、取り付け金具の位置決めは、瞬間接着材で仮付後、φ3穴をあけた。
主桁の上半角と、製作済の、胴体一体の主翼付け根との一体感に気をつけた。
主翼のリブ製作は、まだ迷っている。
模型製作というより、旋盤工場の金属加工になる。
工場の仕事をドラフターの上と、作業台上のミニ旋盤とボール盤でやっている。
1mm厚真鍮板を、細長く切り出すのは、サンダーに装着した、φ100切断砥石
材料は、バイス固定で、ドラフターのガイドレールを使って、直線に切り出した。
真鍮切粉の掃除が大変だった。
2015.6.26  フルスクラッチ、全自作ということは、ゼロから作る。
主翼先端部分の、真鍮はんだ付け構造の構想を開始した
零戦図面集で、必要リブ断面は3か所しかなかった。
あとは適当に作るのか、結構しんどい。

木型作って、リブの位置ですべて切断し
そこに真鍮板を挟み込み、翼の形に成形して
分割して、真鍮リブを取り出すのか
気が遠くなる作業だ

いい方法はないか
検討が不十分だ
まだ製作着手まで道は長い

今回コンビニまで、コピーに行った
必要に迫られて、自然に体が動いた
2015.6.24 ウイングクラブ零戦21の1/32が届いた。
感激です。やっぱり売り物は違うね。
昔製作した1/32零戦21と並べてみた、同じ大きさだが全然違う
遠景に製作中1/18を入れた、正直製作中の零戦の全景を入れることはためらった。
出来はくらべものにならない、手作りの良さはあるが質が違う。

定年の記念になった。思い切ってよかった。

製作中の主翼先端部分を、本模型を見ながら構想を練る。
やっぱり金属製主翼にしよう。
はんだ付けは面倒だが、全体バランスを考え先端だけ木製はない。

今晩は酔いしれます。
2015.6.21 製作ブログで、製作が進んでいないのに記事を書くことは申し訳ない。
製作意欲向上、気分転換に、ソリッドモデルを買った。
商品はまだ来ていない。今週宅配される
左が製作中の1/18、右は上野科博で購入した1/50零戦21型
購入は、零戦展示がリニューアルした当時でもう10年前になる
今回新たに1/32の零戦ソリッドモデルを購入した。
青山のウイングクラブ製
矢野社長は、車いすだった、店にいるときはお客さんと勘違いした。
5年前ウイングクラブを訪問した時、購入は全く考えていなかった。
自分の製作目標に、商品を拝見
それらしきものは、自分でもできるのだが
同じレベルのものとなると、製作金額が幾何級数的、二乗曲線的に上がることを体験した
1/18の零戦作るにあたり、材料費、資料代、見学費などで
相当なを見込んでいた
1/32模型を製作資料とすると、相当に使ったことになる。
模型が届くのが待ち遠しい。
20156.7
2006年河口湖零戦21型:当時は写真撮影可だった。最近は携帯電話でのみ撮影可能なようだ。今年も8月一か月のみ開館する。
来週土曜日は、会社の退職者が、近隣の公民館で開催される、模型クラブの展示会に、ゲスト出品する、訪問してみようと思う。
2015.5.27 2年前、1/24紫電改用に製作したパイロットフィギュアー
零戦は1/18なので、スケールが違う、少年兵の大きさだ
本フィギュアーは、当時では最高の出来だった。
目、鼻、口ともにしっかりつくられている
特定の人物は想定していない
手の指は左右五本づつある
正直手作りパテで、手の指5本はこの大きさだときつい

夏休みまでには、岡田准一の宮部搭乗員を作りたい
気合を入れないとつくれない

背景に見える図書は、会社の人が貸してくれた
30年前のイギリスで販売された本

Axis Aircraft of World War II,第2次大戦 枢軸国 飛行機

枢軸国とは、大戦当時ローマと、ベルリンを結ぶ線がほぼ南北垂直になることから
ドイツ、イタリア連合を指して、1936年ムッソリーニがこの南北の線を中心に国際関係
が展開すると演説したことが根拠とか、ネットに掲載があった。
2015.5.10
風防中央開閉部の製作、バキューム成形木型に倣って、真鍮枠を切り出した。
前、後ろに続く3個目なので、窓枠切り出しもなれた。
円形のダイアモンドカッター厚さ1mm程度を使い切り出した。
窓枠が細く切断してしまいそうだった。
バリも大きく出るので、小さいやすりで慎重にバリを取った。

母の日なので、昨日プレゼントの果物を買った。
昼ごろ届けようとおもう。
次はいよいよ搭乗員フィギュアーか

岡田准一をモデルに
2015.5.9
風防窓枠
島田バラ園駐車場、朝前側風防を製作した、真鍮板で、立体形状の風防窓枠がうまく表現できた。
はんだ付けで2分割構造の窓枠を一体にした。同じく後部風防も同様の手法で製作したかった、時間切れで外出した。
模型持参で、バラ見物に行った。模型が気になり、バラは殆どみていない。絵も描く気になれなかった。

キャノピーは、真鍮の窓枠にしたかった。
1/18のスケールで塗装窓枠は、質感が出ない。
立体形状で、真鍮板一枚から切り出すわけにはいかない、はんだ付けが必要だ
はんだ付け箇所はできるだけ少なくしたい
窓枠をどのように切り出すか、検討する。前後風防とも2ピース構造にした。

帰宅後、夕食前までに、後部風防完成
1.風防バキューム成形に使った木型上に窓枠を描く
2.半透明のマスキングシートで風防を覆う
3.木型の窓枠をマスキングシート上になぞって転写する
4.マスキングシートをはがし真鍮板に貼り付け
5.窓枠が転写されたマスキングシートを張り付けた、真鍮板の窓枠を切り出す
6.木型上で切り出した窓枠を木型形して状になじませる
7.木型上で、窓枠をはんだ付け
8.あらかじめ成形しいてある、塩ビのキャノピーを窓枠の内側に装着する
9.完成した、内側塩ビ、外側真鍮窓枠のキャノピーを胴体にはんだ付け
10.窓枠の切削バリをやすりで削り取る。
2015.5.5
操縦席
内部
7.7mm機銃発射レバー、操縦席右左の照明装置、20mm機銃発射レバー等操縦席内部の操作装置を半日製作した。
製作は真鍮の角ブロックが主で、真鍮板、真鍮棒、アルミ棒などを削り出しで製作、接合ははんだ付け、
操縦席内部の各部品を金属ムクで製作できるのは、旋盤とフライス相当の削りができるトリーマーがあるからだ。
撮影は、ホームセンターの駐車場の車内で、買い物の待ち時間に撮影した。
丁度午後の太陽が高い位置にある時間に撮影できた。5月5日昼のホームセンターはすいていた。
連休の最終日で、材料買ってDIYやる人もいないはずだ。
照準器の下からライトで照らす部分は、100円ショップで購入した、アクリル製アクセサリーの塊から
木製ダボを削り出すカッターで、円柱を削り出し、旋盤につかんで直径3mmまで細くした。
5月5日夜の祭り当番をしたが、疲れた。
2015.5.4
照準器
そのた

左上の照準器は、構想2時間、製作2時間の合計4時間かけた。
透明塩ビ0.5mm板を反射板にした。黒い円筒形の照明筒は、アクリル部品を旋盤でφ3mmに削った。
銘板もアルミ箔でついている、頭部保護パッドは木製茶色着色だ。
右下の長方形は、クルシー帰投装置、操作盤で、メーター表示がついている。操作ハンドルもある
その左は操縦席に換気を送り込む、円形ダクト
操縦席左のレバーは、プロペラピッチ調整レバー、アクセルコントロール、左前は自動混合気濃度調整レバー
家内は、1/18操縦席内部を見て、台所のようだと言ってくれた。
2015.5.2 右舷無線機の長方形ボックスを、2個製作
5月の午後の風は、さわやか
午前中薔薇をスケッチ後、午後は操縦席パーツを製作

零戦21型の操縦席、右舷側写真資料はほとんど見当たらない。
零戦52型の写真は存在する。


零戦32型の米軍資料写真が、市販書籍に存在した。
クルシー帰投装置、操作盤の詳細絵図も存在した。

クルシー操作盤は丁寧に作ろうと考えている。

計器板のメーター穴はきれいに加工されている。
2015.5.1
操縦席
配電盤

2か月ぶりで操縦席部品を作りたくなった。左舷の配電盤をつくることにした。真鍮棒から配電盤の形を削り出す。
削り出しは、木工トリマー。X軸、Y軸、Z軸ともに微調整可能なスタンドにトリーマーを装着して、材料はマシンバイスで固定する。
小さなフライスのようなものだ。フライス盤は20kg以上になるが、装置は数キロだ。
小さなスイッチ類は、φ1mmの真鍮棒、φ0.5mmの真鍮棒で製作、丸いダイアルはφ2真鍮棒だ。

操縦席の所定の位置にハンダ付で取り付けた。午前中所用時間2時間、贅沢な時間だった。
読書と昼寝、午後も続行した。左側壁付のメーターと、燃料コック、レバーを製作
燃料コックは拡大するとそれなりだが、現物は小さいのでなんとか見栄えがする。
計器盤の○穴と比べ、今日つくった○穴は、精度が悪かった
2015.3.8  製作しない予定だったが、アルミを2枚貼った。
一か月ぶりで、家内実家を訪問した。義母に模型の解説をした。
手持ち無沙汰になることを予想して、0.2mmアルミ板と、はさみ、デザインナイフを持参した。
主翼付け根の、後部は翼内部構造を製作していない。アルミパネルで覆い目隠しをしてみた。
NGならはがすつもりで貼った。2枚貼りつけ、どうやら良好のようだ。
リベットをルーレットでつければ、機体後部のアルミ張とマッチングしそうだ。
義母に、操縦席後部の内部構造の説明をした。
零戦が、防弾装備がないこと、燃料タンクは、すぐ火がついたことは一般常識として知っていた。
防弾鋼板が重量軽減でなかったこと、燃料タンクを撃ち抜かれた時の、厚いゴムの防漏装置も重量上省略された
後期零戦は、錬度の低いパイロットが操縦した。ミッドウエーで熟練のパイロットは死亡した等説明した。
 後期零戦は、空母運用や長距離攻撃が必要なくなり、短い翼で航続距離が短かった。
20mm機銃は銃弾が100発しか携行できず、10秒足らずで撃ち尽くすこと
7.7mm機銃はプロペラと同期し、プロペラの間を銃弾がすり抜けることなど一般的な説明をした。
 帰路90過ぎの、元女性校長先生と義母を乗せて、川沿いの川津桜を見物した。
おだやかな春の日曜日だった。
2015.3.7  3月は、製作を休憩して充電、構想にあてることにしたい。製作中の飛行機を手に取り、次はあそこをどうしよう、こうしようと考えることは楽しい。
左脚の収納がスムーズでなかったので、左脚を外して、回転軸を0.5mm程削る修正をして組み立てた。回転軸固定のM2ソケットボルトの六角穴がなめり気味なので、新ねじに交換、
M2のタップがわずかに浅かったので、M2タップで少し深くタップを切った。それだけだが、左脚はスムーズに収納可能になった。外観上の変化はない。
2015.2.28
操縦席後部機体内部品の製作

 土曜日、製作継続・・・・・・・・右から油圧作動油タンク、酸素瓶、床面に圧縮空気タンク、左が炭酸ガス瓶・・・・・・・・・
右側の棚は、空母運用時のクルシー帰投方向探知機の受信機置き場、アルミ四角形状でリード線付は蓄電池
上下位置決めピンは、模型の後部胴体位置決め用で、実機では存在しない。
組み立て後は、後部胴体の木部に隠れて見えなくなる。
 ボークス秋葉原で購入したt=0.12,t=0.4の真鍮板が活躍した。
0.12mmエッチングパーツの板厚だ。ボンベ類の保持バンドに使った。
はさみで紙のように切れる、はんだ付けも可能で便利な素材だ。
右側のクルシー受信機棚は、0.4mmでちょうどいい強度と加工のしやすさだった。
操縦席ヘッドレスト後部の、転倒時の操縦者頭部保護柱も、0,4mmと0.12mmの組み合わせで実機通りの形状にできた。
 朝5時スタート昼に買い物1時間以外は製作していた。午後4時に終わった。
操縦席後部右の、銀色の円柱状の部品が、油圧作動油タンクと判明するのに、数日かかった。
当初これは圧縮空気タンクと思い込んでいた。
タンク下部から、ドレン配管らしきものがあり、これがタンク内の水分を排出する配管と勘違いした。
 図面集に、油圧作動油タンクがあり、形状と上部の作動油キャップの蝶ねじ形状から、油圧作動油タンクと判別できた。
操縦席後部右の縦のボンベがパイロット用の酸素ボンベ、床の水平のタンクが、機銃等作動用の圧縮空気タンク、操縦席後部左が、二酸化炭素ボンベで、エンジン火災の消火用。
機体内部構造は、時間をかけても目立つ場所ではない為、時間あたりの目立ちの効率は低い。
ここまで作ると、一か所だけ品質を落とせない。エンジンから操縦席前部は十分考証されて、すべて部品を削り出している。
操縦席の左右操作レバー類は未製作だ。
操縦席後部は、英国の戦争博物館にある零戦カットモデルで、7番隔壁から操縦席側を見る写真は、広く認識されている。
手を抜くわけにはいかない場所だ。
零戦操縦席は、プラモ各メーカーともに最近は見事な再現でキット化されている。
 操縦席は1/18として、作りこみを求められる。右舷側、左舷側ともに有名な画家が描いた絵が書籍に掲載されている。
1/24金属コックピットの製作経験もあり、どこまでやるか悩ましい。
 昨日東京で、人と待ち合わせをした。
仕事での待ち合わせだが、おひとりは初対面だ。
彼にとって初対面の私は、「ゼロからゼロ戦作っている人」と言われた。
2015.2.22
 プロペラ切削治具を製作した。φ10真鍮丸棒を、任意の角度で固定できる治具
治具で、すこしずつ丸棒を回転させながら、トリーマービットでねじれたプロペラを削った。
ねじれはスムーズな三次元曲面ではない、グラインダーで中仕上げをして、
ベルトサンダーで最終仕上げをした。全金属プロペラで、落としてもプロペラが折れることはない。
写真のプロペラは惰性で回転ている。指でプロペラを廻し、撮影した。
モーターは内臓だが、電源の配線はしていない。

プロペラ削り治具。手前穴径はφ10mm、奥の穴径はφ6mm両穴はボルトで固定可能
プロペラの図面を探したが、正確な図面は全体外観図のプロペラ直径ぐらい。
プロペラのねじれは、写真を参考にした。プロペラブレードが3本追加されて重量は、1200g弱です。3.5か月で約200時間
来週から3月で暖かくなるので、製作を休憩、中断しようと考えています。現在置物として鑑賞できるる、三点姿勢、プロペラ付です。
次はどこを作ろうか、今ちょっと考えられません。主翼先端部も、尾翼もスペース上一番最後だとおもう。操縦席後部の、酸素ボンベや、炭酸ガスボンベ、クルシー帰投方向探知機・・・・・・。
それとセットで、単4電池ケースを胴体後部に入れて、プロペラを回転可能にする。・・・・・・・・・・この工作も少し時間をおいて後からにしたい。
時間があればいつでもできる工作だ。時間があってもやる気がないとできないのが、パイロットフィギュアーだ。
1/18スケールで、どんなポーズかは、相当考えないと製作に着手できない。「永遠の0」は終わったし、2番煎じはいやだ・・・・・・・・・・・。
フィギュアー製作は、ドラマから考えないといいものができない。当面そのドラマを考えます。
φ10真鍮棒からプロペラ削り出し方案解説

加工:φ10トリーマービットにて、木工用トリーマー
ガイド:トリーマーは一方向のみ水平移動できるようガイド付、高さ調整も可能
    X軸、Y軸がそれぞれ調整可能
材料固定:マシンバイスに、治具をクランプして、治具内で棒材は任意に回転と固定が可能

@材料を水平に固定、トリーマービットを材料側X軸に動くように調整
A材料を幅10mmで一か所削る
BカッターをY軸方向にカッター径の10mm移動する
C材料の固定を回転方向にのみ自由にし任意の角度回転させる
Dその工程を繰り返し、片面をねじれ加工する

E材料を裏返し、反対面もねじれ加工する
Fグラインダー等で材料のねじれの段差をスムーズにならす、不要部分を削る
Gプロペラブレードの形状に、ねじれた棒を削り出す。


以上の前提としてトリーマーはX軸、Y軸それぞれに水平移動可能で
Z軸高さ方向の微調整が可能なガイドが必要です。
2015.2.21 主脚カバーを装着した。
機体下面  機体下面は、本当は見せたくなかった。10円玉のように手の油で変色した銅版
パネル取り外しのM2ビス頭は8か所露出、はんだの、はみ出し
主脚が収納可能であることを証明するにはこれしかなかった。

機体下面写真は初めての掲載ですが、あまり拡大したくない気持ちはある。
それでも、タイヤが完全に収納されているところは見せたかった。
現物合わせなので、タイヤハウスの窪みは左右非対称になった。
左右対称に作っておいたが、片側が入らなくなってしまった。
入るように修正した。

一日ゆっくりしていた。
家人が、筆が欲しいという。
昔あった、中心街の文具店は20年前に閉店
浜松の2大画材店も、両方日曜休日だった。
結局、自宅からそれほど離れていない、郊外型大型文具専門店
筆も、筆ペンスタイルのカラーペンもいろいろな種類があった。
文具は夢を売る商品だ。
来客も、家族で子連れ、夫婦同伴がほとんど、一人客はいなかった。
日曜日に文具を買いに行くことは、ある種のレジャー
1000円あれば、店の商品の点数で数えれば、半分以上は単品では買える
高級筆記具、万年筆は今ははやらない。
高級ボールペンも、お客様サイン用の営業用か

 木製手作り飛行機模型は、作ると、操縦席の側壁が厚くなりすぎたり
主脚収納部を削り込むと、主翼に穴があいてしまったり、
エンジン冷却フィンを表現しようとすると細かすぎてできなかったりする。
 操縦席は側壁部分ごと削り取り、あとから薄板を接着する方法がある
主脚収納部も一旦貫通穴をあけてしまい、上から薄板でふたをする方法がある
パテで修正し、塗装をしてしまえば見た目にはわからない
エンジンの冷却フィンは紙を積層接着して、銀色に塗ればよい。
ソリッドモデルの伝統的製作方法を、マネたくなかった。見た目がよくても、紙でできたシリンダーのエンジンはつまらない。
操縦席側壁が、透明塩ビ板で後から着色するのは、不本意だった。実機と同様に金属で製作することで、こだわりは解決した。
金属素材の加工の為に、スケールは1/18になった。これ以上小さい模型では、板金での製作は適さない。
1/32、1/48で金属飛行機模型となると、アルミダイキャスト等の鋳造工法か、もしくはムク素材で削り出しだ。
これは3次元NCフライス、マシニングセンターの出番で、金属加工業の方でないと工作機械がない。
 内部構造が重要でない機体後部は、ソリッドモデルの伝統工法である、朴材削り出しに、アルミ板張りを採用した、ハイブリッド機だ。
外観を一機、作るには、木材がコストが安く、製作が容易だ。木材以外のFRP、金属素材で製作するにしても、木型は必要になる。
金属の輝きがあると、塗装の必要を感じさせない。塗装はタイヤブラックと、日の丸の赤ぐらいか。
2015.2.15
三点姿勢
午前4時起床、予定通り尾輪の製作
尾輪取り付け支柱は当初真鍮の予定、大きく真鍮φ12丸棒から取れない
支柱はアルミ削り出し、車輪は山形のφ8真鍮棒材をそのまま外形φ8尾輪
車輪回転軸は、φ1.5真鍮棒

尾灯は、100円ショップのアクセサリー透明樹脂から切り出し
瞬間接着剤がうまく効かないので、φ1真鍮棒貫通で取り付

実機では、ラダーに連動した、ステアリング機能がある
強度上尾輪の方向操舵機能はつけなかった

車輪と、支柱は別素材で、外観色が異なっているほうがよい
主脚は尾輪と逆で、支柱が真鍮、車輪がアルミ

午前8:40、4時間作業したし、2月末三点姿勢の目標はほぼ達成できた。
主脚カバーおよび、細部のはんだ付けは来週

現重量1150g、前回測定1000gから150g部品を作った
卵2個分、機銃、主脚が重さに効いている
尾輪製作参考写真:国立科学博物館零戦21

2015.2.14
三点姿勢
 右足、左足、左右車輪の4点削り出し、主脚柱は、φ12真鍮丸棒から削り出し
素材中心あら、片側に偏った車輪保持部が、このスケールだと素材からとれた。
素材φ12から、主脚柱最大径φ6迄直径は半分になってしまうが、旋盤での削りはフライスに比べ楽
フライスでは、4面削らないと四角形状は小さくならないが、旋盤では一辺だけで径が小さくな。

タイヤハウジングは、片側で収納時車輪と、干渉が発生した。
干渉した部分の、タイヤハウジングのはんだ付けをやり直した。

主脚カバーは後回しで、明日は尾輪製作にかかるつもりだ。
2015.2.8
エリコン
機銃
靖国神社展示零戦20mm機銃

右側機銃を製作中。3mmトリーマービットを折損した。熱処理されていない3mm径の割に長さの長い木工用ビットで、アルミ深溝を削る限界のようだ。
慎重に切削を進めたが、深さ4mmの最後の切削で疲労破壊した。
3本目は、CHの500円同一品購入は中止。

他のホームセンターJEで販売されている、熱処理された軸の3mmストレートビットを購入。
溝、工具費が高い溝になった。
 木工用帯鋸盤でアルミ切断をしており、鋸刃の刃こぼれが限界で、
直線に切断することが困難になった。

K21で鋸刃を2本購入した。店頭在庫が2本しかなかった。2本とも購入しておいた。
主翼先端部用の朴材も標準品では、K21でしか購入できないので2枚購入した。
 機銃を完成させ、真鍮製取り付けステーの、外観形状を削り出した状態で土曜日の加工を終わり。
日曜日に加工継続、土日で1.5日かかった。既に左側で実施済だが、左右対称に製作する必要がある。

左側より、右のト製作は、繰り返しになる、面白みに欠ける。左右対称の達成感が、ご褒美。
山形の社長からもらったφ16アルミ丸棒は、機銃弾倉に削り出しました。
真鍮部品は、φ12真鍮丸棒から削り出し、素材は4年程前に、CHで購入した使い残し
主脚柱も偏心切削で、φ12丸棒から片側に偏った、車輪取り付け部を削る予定









気分転換
2006年
河口湖
21型

零戦21型開戦当時つまり真珠湾攻撃時の塗装色は、この明灰白色だった。飴色としてわずかに薄緑がかった色とする説が有力、本復元機は強い光沢がある白に近い灰色で若干違和感がある。
2015.2.1
主脚付根
 7時起床、休みにしては遅い。主脚引き込み回転軸と、リンク機構を製作
2−M3ソケットボルトの頭は、真鍮を削り込み、内側に目立たなくした。
後側機銃取り付けステーも、薄く削り込んだ。
前後主翼桁構造の横に主桁の10倍の厚さの真鍮ブロックの違和感を排除した。
主脚引き込み回転軸は、φ12真鍮棒を素材にしてエルボを削り出した。

(加工方案は自己満足的記述で申し訳ありません)

主脚回転軸加工(主脚取り付け部の写真右下の直角に曲がった形状の部品)
1.主脚取り付け用のφ5穴をφ12真鍮棒素材にあける。
2.φ12真鍮棒を、L型にトリーマーで削り込む。
3.φ5回転軸に両センター穴加工をする
4.両センターで、旋盤でφ5回転軸削り出し
5.主脚取り付けエルボ(直角に曲がったパイプ)外形を、ベルトサンダーでR状に成形。
6.前側機銃取り付け真鍮素材に、主脚引き込み用回転軸を差し込むφ5穴をドリル加工

7.主脚引き込み機構の板金部品を、真鍮1mm板から小径切断砥石で切り出し
8.φ2アルミリベットで板金部品の回転軸を連結
9.主翼本体側に、板金部品固定用のφ2真鍮棒はんだ付けで固定

主脚取り付け構造は、真鍮ムクブロックからメカニカルな外観になった。
2014年11月製作開始から、200時間の製作、製作意欲は落ちていない。
まだ、先が見えていないことを意味する。

記述が専門的で、理解できない御指摘をいただきました。
製作は、金属小物加工で、ミニ旋盤、ミニフライスのマニアさん向けで
一般の模型製作のように、ナイフと、接着材、塗料だけではできません。
それほど高価な工作機ではないので、高価な釣竿一本程度の値段です。
サラリーマンのおこづかいで対応できる範囲の趣味です。
主翼の未製作部分の木材での製作と、アルミ張は一番最後です。
中物は主脚一式、右側機銃、プロペラブレードの完成、キャノピー窓枠アルミ張。
小物の操縦席内部レバー類、操縦席後部胴体内部の、酸素瓶、クルシー方向探知機
中物の製作が終わり次第着手予定。
暖かくなると外に出かけたくなるので、模型製作は中断します。毎年中断するのは3月末か4月はじめぐらいです。
正月に帰省した娘に聞かれた。「なんでパパの模型はいつも部分だけで、飛行機全体じゃないの。」
「このサイズだと翼全体まで作ると、大きすぎて、置き場所がなくなるから、作りたいところだけ作っている。」と答えた。
2015.1.31
左機銃
 左側の機銃がついた。機銃の中央部に3mmの貫通深溝加工をした。
3mmビットと機銃保持部の径φ7ドリルを朝7:00オープンの雄踏CHで購入、加工を開始して10分で、φ3トリーマービットを折ってしまった。
溝深さは8mmもあるのに、半分4mmのところまで慎重に1.5mm程度づつ切り込んでいった、残り半分の4mmを裏返しせず、一気に掘ろうとした。
φ3トリーマービットは過負荷に耐えきれず、数秒で折れた。再度雄踏CHに直行、同じφ3ビットをもう一本購入。
 2度目は、裏返しして、裏から1.5mmづつ掘りなおした。
機銃取り付け金具兼用で、、真鍮φ12mm丸棒から□形状を削り出した。前側機銃取り付け金具は、主脚の取り付け部も兼ねる。
 機銃の円錐形の弾倉は、山形の社長からいただいたφ16アルミ丸棒からの削り出しだ。
弾倉の外形がほぼφ16mmなので加工時間は、アルミ角ブロックから削り出しと比べ格段に短かった。
φ16アルミ丸棒素材ありがとうございます。
主脚引き込みの図面を検討
主脚の引き込み構造は、真鍮の□10mm削り出し状態に水平穴加工して
直角に曲がった主脚取り付け部をつける予定
エンジン、操縦席とそれなりに実機構造をデフォルメして再現しているが、現状実機と相関のない構造だ、
かなり目立つ場所だけに、このままの構造で、右側機銃と、主脚取り付け部を製作するか迷いだした。

実機でM3ボルトは18倍されると、M50以上になる、巨大な六角穴がそこにあることは違和感を感じる。
2か所のM3ソケットボルトの頭をもう少し目立たない工夫をしたくなった。
真鍮の幅10mmは18倍すると、幅180mmのムクだ。

この部分をもう少し削って薄くする方が見栄えがいい。
右側機銃を作ろうとしていた
その前に左側主脚付け根の完成度を上げるほうがよい

 小型マシンバイスを新たに購入
φ12真鍮棒を、φ6トリーマービットで2面取り加工、
バイスは緩んでいる。
マシンバイスは、気に入っている。
小物のフライス加工には、精度のいいバイスが必要
10年間の趣味の製作でバイスは、多種購入した。
1.鋳物木工バイス、挟む部分が木製の保護材付・・・・初期の頃、今は使っていない。
2.アルミダイカストの、木工バイスは3台購入し、全部現役・・・・左遠方に見える
  一台は、ボール盤でのフライス加工時のスライド送り専用
3.ユニバーサルバイス、ボージョイントで角度が自由に振れるタイプ2種(ここでは見えない)
  はんだ付け、電動ミニグラインダーで加工時、便利に使える。

金属加工で材料を固定することは、怪我防止、高精度加工の為必要
片手で材料をもち、右手の電動工具で加工するスタイルは非常に危険
材料は、バイスで完全固定し、両手で電動工具を持つことが基本です。
皮手袋はいつも着用、ゴーグルも着用しています。
木工トリーマーで、アルミ、真鍮は削れますが、金属粉が飛び散り、目に入りやすい。金属粉は目に入ったら、自分では取り出せません。眼科医行です。
2015.1.29
エリコン機銃
木曜日の夜1.5時間アルミ切削をした。
購入した、小型マシンバイスを使ってエリコン機銃四角形状を切削した。
プロクソンの小型フライス用に設定されたバイスだ。

専用バイスは売れ残っていた。商品サイズにしては高価

マシンバイスは、口幅50mm、最大開き代30mm
 スライド面は研磨仕上げ、ベース面も研磨仕上げ
汎用バイスとは違い、指の力だけで締め付けて、
アルミ素材がが6mmの木工用トリーマービットで削れた。
素材が踊ったり、ビビったりしない。

○形状部分は、旋盤で削る。
大まかな形状を削り終わったところで、平日なのでやめた。

今度の土日に加工するよう、やらずにおく。機銃取り付け構造は、未検討
機銃取り付け部品を、真鍮で削り出す予定。
主翼の延長部取り付けとうまく調和する構造を考えたい

2015.1.25  現在1000g=1kg  金属模型でずっしりくる。主脚取り付けは強度上実機同様に、主翼前桁に取り付けする必要がある。
主翼前桁は、1mm厚の真鍮板を垂直方向に翼の厚さ分に配置している。主桁は、操縦席の計器盤を取り付けた、零式艦上戦闘機取扱い説明書A胴体隔壁と、一体構造。
A胴体隔壁と、主翼前桁を同一真鍮1mm板で製作するのが、本零戦21の基本的コンセプトだ。
主翼と胴体を一体構造とした零戦のコンセプトに倣った。ただ実機では、主翼と胴体は一旦別々に組み立てる、別々の胴体中央部を組みあがった主翼の上に固定し、一体構造にする。
主脚は、折りたたみ可能構造にしたい。20mm機銃の取り付け部と隣接する。主翼は延長可能なように継ぎ足し構造としたい。次回製作は、主翼接合構造、機銃取り付け構造
主脚折りたたみ構造のようだ。操縦席の細かいレバー類は後回しにしよう。現在機体は、地面にべた置き状態だ。主脚をつけないと、プロペラも取り付けできない。
一機分の飛行機構造を、設計している。分解組み立て用のねじをいかに目立たなく配置するか、苦労して設計検討する。
 機体下面、もしくは、胴体内、翼内部で側方からの小径ビス取り付けであれば、目立たない組み立て構造にすることができる。
エンジンは水平方向M2ビス3本で取り外し、後部胴体も水平M2ビス4本で取り外し、主翼下面パネルは、M2ビス8本で、プレートに分けて取り外し可能、キャノピーはM3ビス1本で取り付け。
キャノピー取り外しビスは最後に実機と同じように板金で隠してしまう。
2015.1.24  土曜日、工作部屋で終日製作に没頭、  操縦席、操縦桿、翼内燃料タンクが完成
朝、操縦席の取り付け方案を60分考えた。実機とおなじように上下動作可能なよう細工する。
座席は胴体隔壁から4本のリンクで水平方向に支持されている。平行四辺形リンクで上下動作可能。

胴体中心線の基準穴が隔壁についた状態で、木のブロックで、取り付け治具を製作した。
取り付け治具がついた状態で、4か所のリンク取り付けステーをはんだ付けした。
木製治具を取り外す。

座席は、図面から側面形状を、真鍮1mm厚板を2枚重ねて、同一形状に切り出した。

座面と背もたれは、0.2mm厚の真鍮板を、はんだ付けして座席にした。
はんだ付けで完成した座席を、1.5mmの真鍮棒で、胴体隔壁から水平方向に保持するように取り付けた。
取り付けは、可動できるよう、1.5mm真鍮棒は差し込んだだけで、はんだ付していない。
程よい抵抗で、任意の高さで、座席は固定できる。

翼内燃料タンクは、図面を1/18相当にコンビニで縮小コピーしたものを厚さ10mmの朴材に貼り付け切り出した。
タンクは、プライマーをどぶ付塗装したうえに、スーパーメタリックシルバーをエアブラシで塗装した。

背景に見える、DVD付雑誌を、金曜日の会社からの帰宅途中、駅の本屋で購入した。
私にぴったりの趣味の映像の雑誌だった。
 
雑誌付録のDVDを見、満足した。
2010年見学:三菱小牧南製作所、展示零戦コックピット。座席の後ろに手すりのような、シートベルト固定用の金具がついており、それを再現した。模型によく出る、シートを上に引き上げるゴムは無い。
2015.1.18
マジックの位置で、機銃後部3mmを切り落とす。                   昨日作っておいた計器盤を取り付け検討、取り付け方案は決まった。
計器盤は、2.5mm角真鍮角パイプをステーにして、操縦席前の真鍮横棒1.5mmに
引っかけて固定する方法にした。上部2メーターも異なる板金で同じ方法で取り付けた。
置いてあるだけなので、取り外し可能だ。瞬間接着剤で仮止めしておいた。

組み立て説明書は、あるはずもなく取り付け方案から自分で考える模型だ。
朝8:50一旦休憩、NHKの日曜美術館をみる。
2015.1.17 機銃製作:右舷側の機銃を製作、取り付け
 零式艦上戦闘機図面集通りの寸法だが、機体に取り付けると、機銃後部が操縦席側に張出すぎているように感じた。
切断は簡単だが、一度切ってしまうと元に戻せない。計器盤g取付位置と合わせて、図面検討をした。
1/18というサイズは、どこまで正確に縮尺寸法で製作して、どこから現物合わせで製作するのか、微妙だ。
ここは先を急がず、検討に終始することにした。

模型マスターデータ:零式艦上戦闘機図面集92ページ7.7mm機銃装備図と、参考資料:野原茂の図書の、テクニカルイラストを1/18相当に縮小コピーした図に不整合がある。
機銃長さが異なっている、旧海軍の正式資料の方を信用した。機銃全長は寸法記載がない、1/10図面を1/18相当に縮小した寸法を正とした。
半日検討したが、海軍の資料の方が機銃を長く描いていると判断した。
左図は、国立科学博物館の零戦前にある、モニター上の3D画像だ。
2006年当時、模型製作データとしていろいろな角度に定めてモニター画面を撮影した。
真上から見た画像が左図です。一般の外観図では、キャノピーの窓枠は描いているが、
その下に見えるはずの7.7mm機銃までは描いていない。
一番前の三角窓のどの辺に機銃後部が位置するかだ。
私の現在の模型では機銃後部が3mm長かった。
模型では3mmだが、18倍すると50mm以上異なることになる。
操縦席計器盤上部という、最も目立つ場所では致命的な違いになる。

現存する零戦の操縦席写真、山梨の零戦館の写真等も比較参考とした。
3mmカットすることで、写真の位置関係と、模型の位置関係が整合する。

寒い冬の土曜日、雨も降った。
骨休みになった。
2015.1.16 背景図面
 下図背景機銃取り付け図について、Sさんから自分で描いたのか質問されました。
絶版市販図書「零式艦上戦闘機図面集」の92ページ、7.7m粍固定機銃装備図です。
2005年当時に、丸善オアゾー(東京)で12000円で購入しました。2000年新装再販、1978年初版発行です。
当時大都市の大型書店であれば、八重洲ブックセンターにも店頭在庫があり、Amazonでも購入できました。
2010年頃店頭から消えました。当時流行った、D社の週刊「零戦をつくる」の熱心な付録製作者たちの間で話題になり、売り切れたと思います。
現在Amazonでプレミア中古価格24000円で入手できます。思い切って買ったことが正解でした。
 製作資料本として、「零戦秘録」(零式艦上戦闘機取扱い説明書完全復刻版)販売当時6000円現在中古でAmazonにて出品多数8000〜10000円も愛蔵書にしています。
零戦のテクニカルイラストを描いていた時代に、各部の正確な寸法が必要で買いました。本にはテクニカルイラストを描くための、計算や書き込みが多数してあります。
さすがに、消えない筆記具では書き込みせず、鉛筆の書き込みです。
追伸:山形の社長から、干し柿をいただきありがとうございます。静岡ではとてもめずらしものでおいしかったです。
2015.1.11
7.7mm機銃
 最初の土日、胴体内燃料タンク、機銃弾倉、7.7mm機銃片側を製作した。
7.7mm機銃を最初に作りたかったのだが、胴体内タンク、弾倉を最初に作らないと、機銃取り付け後では、燃料タンク、弾倉の取り付けが不可能になる。
撮影時間がなかった、図面を広げて、機体を置いて、大きさ比較用のみかんを置いただはけです。
燃料タンクは木製で銀色塗装、弾倉は真鍮板はんだ付け、弾倉が一番時間がかかっている。製作は楽しかった。
燃料タンクは木製であり、製作は義務的です。燃料タンクをアルミむくで製作すると材料費がかさみ、重量も重くなる。
燃料タンクは、木製が妥当だと思う。
 機銃は山形の社長からいただいた、φ8真鍮棒を先端部、φ10真鍮棒を本体の素材とした。
胴体最前部の隔壁が、防火隔壁で0番隔壁とも呼ばれる。防火隔壁にφ3の穴をあけ、機銃銃身にM3おねじが切ってある。
機銃本体防火隔壁より後ろは、M3タップ加工で機銃は2ピース構造
機銃本体の四角断面は、グラインダーで丸棒を四角断面に削り落とした。
目分量の手仕事で、正確な直角は出ていない。
日曜日の今日は、所用があり、製作はこの辺でおわり。
 全長10mに満たない胴体に、燃料積載しない状態では2トン弱の機体だ。機体にしては7.7mm機銃は予想以上に大きい。
回転するプロペラの隙間にタイミングを合わせて、パイロットの前方機体進行に発射される機銃は命中精度が高かったことだろう。
開戦当時は、運動性能と合わせて、世界最高の戦闘機だった。模型を製作してみて、送受席前は、潤滑油タンク、燃料タンク、弾倉、機銃が効率よく配置されている。
潤滑油タンクと燃料タンクの大きさを比較してみて、星形エンジンというものは、2ストではないが、2ストのように潤滑油の消費量が多かったことが理解できる。
 零戦は、7.7mm機銃を撃つために設計された飛行機であることが理解できた。
2015.1.7  次は胴体の内臓物を、前から順番に作っていくことにしよう。
1.胴体内燃料タンク 2.7.7mm機銃と薬きょう排出筒 3.計器盤の順番だ。 現時点部品は存在していないので、削り出しですべての部品を製作することになる。
大物の胴体エンジンは製作が終わったので、小物は比較的楽だ。計器盤は厄介だが、その他の部品は1点数時間でできそうだ。
あせると部品精度が悪くなり、ここまでやってきたことが仕上げで台無しになる。焦らずゆっくりやるしかない。
2015.1.5  休み最後の一日、垂直尾翼アルミ張、操縦席下部、リブはんだ付け、エンジン後部潤滑油タンク取り付け、キャノピー最後部に真鍮のガイドはんだ付け
後部胴体のアルミ張後、ペーパー磨きで終了とした。満足感、達成感がある。
9日間の製作で一度も怪我をしていないことに感謝

アルミ張製作情報:
1.アルミは0.2mm裏面粘着シート付、CHホームセンター金属材料売り場にあり、裏面粘着なしは安いが、粘着付がおすすめ。
  アルミは焼鈍済で柔らかい、紙のようにはさみで切断できる。家人に言わせると紙より硬いが、角で怪我することはない。
2.アルミ張前の、機体表面の凹凸を無くす為、パテでの修正は必要。凹部分があると、機体に密着しない。
  木材の機体側は、サンディングシーラー塗装後、サンドペーパー仕上げ、アルミを貼る直前に、瞬間接着剤を塗布する。
3.貼り付け後、浮いた部分を瞬間接着剤で張り付け修正する。最後に全体をサンドペーパーで磨く。
感想:
 前回は1/24ゼロ戦に同じアルミを張った、今回は1/18だが作業はスケールが大きく前回より楽に感じた。
パネルは、実機と同じ分割で一枚一枚貼りつける。胴体部分は曲面で大変だったが、垂直尾翼は平面で、作業時間が短かった。
10年前、1/32ゼロ戦で0.08mmアルミ箔キッチンテープを張り付けたとき、作業は苦痛だった。(楽しくなかった)
今回1/18ゼロ戦に0.2mmアルミ板を張ることは、楽しかった。
下地の、機体側精度が向上し凹凸が少ないこと、パネル一枚が大きく貼りやすい。
2015.1.4
マイスター
 魂が入った零戦と言われた。アルミ張6作業時間、
機体側パネル一枚を、半透明粘着シートで覆う、機体に描いたパネルの形状にデザインナイフで半透明シートを切り出す。
機体から半透明シートをはがし、アルミ板に張る。その後アルミを、パネル形状に切り抜く。
切り抜いたアルミパネルを機体の貼り付け位置に仮装着、
機体形状に、アルミパネルを手曲げで、曲面形状にまげる。作業を怠ると、アルミは曲げ反力で機体から離れてしまう。
機体側木材に、瞬間接着剤を塗る。少し乾いたぐらいで、アルミの裏紙をはがし、粘着面を機体に貼りつける。
鉛筆等の細い棒材で、アルミパネルを機体に密着させる。
 機体を見て、家族は私をマイスターと認めたようだ。
明日、垂直尾翼にアルミを張り、年末年始の、製作を終わりとしたい。
2015.1.2  早朝4時〜5時、使用ツールの解説をします。
1.左はエアーリューターに幅2mm×φ90mmに摩耗した使い古しの、アルミ用切断砥石
  砥石をサンダーに装着すると、機体の縦通材の位置決め溝は、ヨレテしまい加工できない
  エアーリューターは回転が負荷によって変わり、φ100砥石をつけるとトルクが大きく、砥石の使用限界4300rpm以下
  φ6軸に、穴径φ15mmの砥石を装着するアダプターを旋盤で削り出しで作ろうと計画
  暮れにホームセンターをJE,CHとはしごして幅2mmの適当な金属カッターが見つからなかった
  作ろうと考え、30日早朝7時にCHに行き、旋盤で削る素材となるアタッチメントを探した。
  φ15穴で、6.3mm六角インパクトドライバー用の、アタッチメントは既に下見で確認していた。
  6.3mm六角を、旋盤でφ6mmに削り込み、エアーリューターに装着する予定
  探すと、φ6mm軸、φ15mm穴用アタッチメントそのものが売られていた。
  500円以下、旋盤で作る必要がなくなりました。

2.真ん中は、プロクソンの愛用ツールで、小径切断砥石が装着されている。
  φ90mm×幅2mm砥石で、大まかに溝切後、小径砥石で溝の微修正をします。
  小径砥石は、真鍮四角管を切るのにも使います。
  この電動ミニグラインダーは4年使い込み、1週間前、軸固定用の押しボタンが外れてなくなりました。修理の手段はなかった。
  右の同じものを12月24日に新調しました。
  新調電動ミニグラインダーは、φ1.5mmドリルが装着されている。
  砥石とドリルを、交換なしに併用できることは、大変便利です。
  私のホビーでは、高速回転ミニツールを使いこなすことが重要です。
  ソリッドモデルの、大先輩達は、手仕事で、ノミや、ミニカンナで機体削ります。
  2012年から2013年にかけて指導を受けたときは、ミニカンナや、丸のみを買いました。
  電動ツールを使うことが身についているので、カンナやノミは削りすぎの恐れのある限定的な使用となりました。
  名古屋、東京の伝統のソリッドモデルクラブに、ゲスト参加はいい経験だった。
  先輩の作品を直接拝見して、制作者にどのように作るのか聞けた。10人メンバーがいると予想外に各人異なっていた。

3.右が2004年から4本目の、ミニグラインダー新調品です。
  愛用品です。一本で、穴あけ、切断、磨き、削りができます。
  使用頻度が高く、15分定格で、60分連続運転ということは、よくある。
  定格以上で長く使うと、パワーがなくなり、トルクが出なくなる。

4.キャノピーのバキューム成形用の木型を、元旦の初仕事にした。
2015.1.1
新春
 元旦の朝7〜8時に記述、あけましておめでとうございます。製作中の模型に関していままで、製作に夢中でほとんど解説していないので、コメントをします。
娘の結婚式直後から本格的に作り出した。製作時間は一日10時間換算で、12日合計120時間ぐらいです。土日には夜まで10時間ぐらい製作していました。
 正直楽しいからできる。何が楽しいかを語ります。

1.自分の手持ちの道具の範囲、市販材料の範囲でどうやって作ろうか考えます。構想が最も楽しいい。

2.構想通りに物ができるか問題です。8割ぐらいは、構想通りです。しかし、思いもよらなかった問題が発生します。
  問題をどのように解決するか、考えるプロセスも楽しい。
   @工具が入らない、A丁度いい素材がない、B基準が決まらない、Cドリルが切れない、タップが折れた、D部品をあとで外せないと作りこみができない。ねじ頭は出したくない。
   E先に発生しそうな問題を先手を打っておきます。
 @ドリルやタップが入るように、延長軸を作ったりします。遠方にみえる左から2番目は、M2タップの延長軸ハンドルは、昨晩作りました。
   通常のタップハンドルでは、中央胴体と、後部胴体結合部のM2タップが入りませんでした。M2六角穴付きボルトの頭が2か所中央胴体の最後部隔壁に外周に
   2か所確認できます。M2六角穴付きボルトは高いです、CHで3本でナット付袋入りで210円もします。ねじ単価は高いが、その機能に変えられない場所に使います。
   エンジンハンガーを、前部胴体防火隔壁との、結合箇所にも使っています。後方の道具で一番右は、M2六角穴付きボルト用の1.5mmの六角レンチ、先端がボールジョイント式です。
 Aホームセンターをはしごして、素材を探します。浜松では、K21、CH、JE、D2等ですが、最近D2は価格が安いことが主体なので行かなくなりました。
   それでも見つからないときは、ネットで探して通販で買います。真鍮四角管は、東急ハンズが出品しているAmazonで買いました。2日後の正午に届きました。
   朴材はK21、真鍮板、銅版はCHが安いです。
 B基準となるガイドと作ります、真鍮の縦通し材の木型に、幅2mmの溝を切りはんだ付けの保持ガイドとしています。
   胴体貫通ボルトで胴体を水平に保持します。その上で、トリーマーで、垂直尾翼の取り付け溝を切ったりします。
 C夜間緊急時は、グラインダーでドリルを研ぎます。1mm程度のドリルは細すぎて砥げないので、予備を持つしかありません。
   そうしないと朝9:30のホームセンター開店を待って駆け込むことになります。
 Dエンジンは外せます。M2ソケットボルト、後部胴体も外せます。中央胴体と主翼下面の銅版もM2ビスで外せます、下部は目立たないので、通常の+ねじにしています。
  工具の赤いミニドライバーは、小径プラスねじ用です。
 Eプロペラはモーター駆動ですが、単4電池ボックスに収納した単四2本で駆動します。電池ボックスが胴体外部に出ていることは恰好が悪い。
  後部胴体は、木製ムクなので、その中に電池ボックスを収納するスペースを掘りました。
  後部胴体木製部、最前部にパテで修正した跡があります。一旦電池ボックスの大きさに切欠き、見せ場の左面は、パテと切り出した朴材でふさぎました。
   胴体右面に開閉扉式で、電池ボックスの開口部を作りました。後方道具の一番左が、木部エポキシパテ成形に使った、ナイフと耳かきがセットになったような道具です。

3.資料を探したり、集めることも楽しい。
  資料がないと作れません。市販書籍で、零戦図面は沢山でています。高価なものもありますが、趣味には必要と割り切って買います。
  写真集も大切です。最後の手段は、実機を見ることです。国立科学博物館の零戦21には随分お世話になりました。
  写真一番右は、国立科博改装記念グッズで、売店で購入した、展示零戦の1/50縮尺金属モデルです、外観成形の参考モデルです。
   主要断面は、市販書籍の図面からとった図面を、コンビニにて、模型の縮尺に拡大して、型紙にしています。
   12月24日には、自分へのクリスマスプレゼントで、プロクソン(キソパワーツール)の電動ミニグラインダー(電動リューター)を一本買い足した。
  先端ビットを2種同時に使うことはしばしばあり、ドリルと、切断砥石など、付け替えるだけで3分かかるので、別々のリューターにつけっぱなしにできることは助かる。
  電動リューターは回転が高いので、消耗が激しい道具です。主軸ベアリングがガタがきて振動が大きくなる、先端ツール交換用のストッパーが壊れるなど
   現用品は2011年東北の大地震の直後に買いました。電車が動かなくなったり、流通がだめになり、商品は、注文しても納期の保証がなくなったりした。
  在庫があるうちに買った。使えないわけではないが、使用頻度が高いツールなので、そろそろと思い買い足した。

2015年もいい年になりますように。余暇時間の過ごし方、生きがいの趣味作りの参考になれば幸いです。
できることは
2014.12.30 中央胴体骨組製作中
 朝7時開店しているか?、CAホームセンター素材売り場に7時に入った。
営業しているか、半信半疑だった。店の明かりはこうこうと灯っていた。
工具コーナーに直行、6mm軸に、φ100mm、穴径15mm切断砥石を
装着するアダプターを購入した。
6mm軸を、エアーリューターに取り付け、縦通材(ストリンガー)の溝を木型に彫るる。
本来φ100砥石のサンダーに取り付ける切断砥石だ。
サンダーで溝を掘ることは、溝深さの調整が不可能であり、できなかった。
溝彫り用に軸付砥石で、幅2mmの砥石を探したがなかった。

2mm角パイプの位置決めをする溝を木型にどのように掘るのか苦心した。

直径φ100の切断砥石で、幅2mmで直接溝を掘ることは、できない。
直線にならず曲がった溝になったしまう。

小径丸カッターで、下書きの溝を彫る。
次にその溝を幅1mm、直径30mmの切断砥石でなぞる。
最後に、幅2mm、直径が少し小さくなって、80mmぐらいの切断砥石で溝を切った。

胴体隔壁、主翼桁材の、真鍮板にも同じように2mm幅の溝を切る。

その上に、2mm真鍮四角管をはんだ付けする。
主翼の木型はそのまま下に抜ける。
胴体側面は、木型のストリンガー段差が邪魔になり、下に抜けなくなる。
木型が下に抜けるよう、真鍮材の上型、抜け方向の木型を削り取る。
それを繰り返し、鳥籠状態の胴体、主翼付け根の骨組みを製作中。

時間がかかる面倒な工作だが、楽しい。
2014.12.27 機体形状成形
 冬休み年末年始連休初日、朝6時から加工開始。
機体がほぼ、零戦の形状に成形できた。
木工用ディスクサンダーで荒削り、仕上げは幅10mmのベルトサンダー

木の粉だらけになった。
掃除も大変だった、旋盤が粉だらけにならないよう、ゴミ袋でカバーした。
2014.12.21 機体の木型状態
3日間製作してました。
中央胴体と、主翼付け根は、骨組み構造の木型素材

後部胴体は、木製胴体アルミ張の、素材状態

平日にホームセンターで買っておいた材料はすべて使った。
無駄も、余分もなくちょうど機体と翼が取れた。

宅配で届いた、真鍮四角管は、操縦席後ろのヘッドレスト(転倒時安全装置)
の内部構造に使った。この状態では、見えていない。


木型は、分解組み立てが可能なように位置決めしている。
位置決めの調整や、木材の芯出し。
基準軸がM6貫通ボルトなので、深穴あけで、後部胴体の中央に穴があかなかった。
斜めにあいた、穴基準で、後部胴体を作った。

エンジンハンガーも取り付けてみると、微妙にエンジンが斜めだったり。
垂直尾翼が偏っていたり、
水平尾翼が水平でなかったり、微妙な調整をしながら素材を削り、
修正を繰り返したので時間がかかった。

楽しい3日間だった。
2014.1220
零戦21機体
 機体の木型製作に着手した。
 二日費やした。ホームセンターで朴材や、真鍮板を平日の夜購入しておいた。
胴体分割面より前の、胴体前部は、真鍮角パイプで、骨組みを作ることにした。
仙台や、秋葉原のボークスに真鍮四角管はあった。
浜松のホームセンター2軒を夜はしごしたが、なかった。
アルミアングルや、押し出し材は各種断面が存在するが、真鍮は丸パイプのみだった。
Amazonで、東急ハンズ出品の、真鍮四角管があったので、注文した。
水曜の夜注文した、品物は金曜日に届いた。

製作構想に時間がかかった。
方案が決まれば、作業だけだ。
図面は、松葉稔の1/48を、コンビニにて拡大コピーしている。
防火隔壁のアルミのリングは、エンジンを取り付ける位置決め用の部品です。
胴体前側が、M4ズン切りボルトが貫通している。
胴体後部は、M6ズン切りボルトが貫通している。
M6とM4は、M6先端にM4タップを切り、つながっている。

年末年始の休みが楽しみです。
2014.12.14
栄12スピンナー
オイルクーラー
スピンナー、オイルクーラーを装着した。

オイルクーラーは、社長からいただいたφ12アルミ丸棒を使った。スピンナーはアルミブロック角材から削り出し。j時間がかかりしんどかった。
写真では判別できないが、正面のカウリングガイドリングの、機銃の逃げ部分を追加工した。
スピンナーはM5真鍮軸がプロペラ軸として入っている。M5プロペラ軸は、φ10のミニモーターに直結している。
モーター軸はφ1で、M5プロペラ軸にφ1キリ穴をあけ、瞬間接着剤で、固定した。
2014.12.13
栄12
 国立科学博物館で、制作中の栄12発動機外観をチェックした。間違い探しだ。

エンジン右側の、排気管と吸気管の順序が間違っていた。右は排気管が下で、吸気管が上だった。エンジン左側と逆になる。知らなかった。
帰路の車中で、同行の方に模型を見せた、「直すのか」と聞かれた。その場で「直さない」といった。
昨晩、今直さないと一生後悔することが分かった。右舷側の排気管を取り外し、枝管を全部はんだを、溶かして外した。
3時間かけて作り直した。

背景が暗い、右側の写真で、銅の排気管が下になっているのが確認できる。
上野の、零戦の前で撮影した写真では、排気の銅管が上だ。これは間違っていたので直しました。
エンジンカウリング装着用の、真鍮の角パイプは、秋葉原ボークスで購入した。
 エンジンプロペラ軸取り出し口下部、エンジンの型式銘板が気に入っている。
2014.12.07
プッシュロッド・点火プラグ
 ボークス仙台ショールームで購入した、φ1.5の真鍮棒をプッシュロッドとして取り付けた。ドリルはφ1.6しかなく、M2の下穴ドリルだが、φ1.5ドリルをプッシュロッドの為に購入した。
CHホームセンター材料売り場は、早朝7時からオープンしていた。工具類も材料レジで清算できる。以前は朝8時オープンだった。
 快削鋼ステンレスから直径2mm内径0.9mmのパイプを削った。完成品は、切粉ぐらいのサイズなので、切り落とし時、ピンセットで保持しながら突っ切る。
一度落としてしまうと、見つけるのは難しい。シリンダーは倒立状態、下側気筒を上にしている。キャブのインテークは栄12型では、下側だが、撮影上、上側にして撮影。
 エンジン最前部で、パイプが円周上に曲げられて取り付けられている。点火プラグ配線を保護する、パイプです。点火プラグに配線が出ます。
点火プラグの穴はφ0.9ドリル穴です。真鍮線φ0.9が手持ちであるのだが、外径はφ0.95程度、φ0.9のドリル穴に入らなかった。
目立つ部分なので、φ0.8の銅線を買った。配線は、次回のお楽しみにとっておこう。
2014.12.5
りんご
点火プラグ
切削中
 リンゴありがとうございます。ステンレス棒快削鋼を点火プラグ用に削っています。
全気筒削ってから紹介するつもりでしたが、一気筒だけ、削った状態取り付けました。
前側気筒の、最上部のシリンダーヘッドにちょこんとついている、中心に0.9mmの穴をあけた点火プラグです。
2014.12.3
銅棒
銅パイプ
排気管

社長からもらった銅棒、銅パイプも役に立しました。
一番細い各気筒に接続する銅パイプは、仙台の大型模型店で購入しました。
社長から頂いた銅パイプが内径6mmで、銅棒が外形6mmであることが都合がよかった。
排気管が太くなっていく状態をはんだ付けで再現できます。
この部分をパテで肉盛りして表現しようか迷っていたが、パテでは金属感がでないので、銅パイプであることは質感が出てよかった。

集合管は、木型を作りました。木型はトリーマーで掘り込み、銅棒自体は、万力と、モンキーで曲げました。
銅のムク棒は硬かった。集合排気管は、片側4時間、合計8時間かかりました。
2011.11.29
1/18
栄12型
シリンダー
取り付け

写真左のアルミφ10丸棒は、娘の嫁ぎ先実家の、金属加工業社長から、いただいた素材。
シリンダーの付け根のφ10×6mmの真鍮丸棒で4個製作していたが、エンジン前面は一番目立つ箇所だ。シリンダー本体と同じ材質でカラーを作り直すこととした。
右は、作り直したカラーが左、真鍮のカラーが右で対比した。四角のアルミは、加工前のシリンダー素材・

頂き物のアルミ素材に、センタードリルでセンターを押す。         部品の長はさぴったり6mmに突っ切る。アルミはホームセンターで購入したφ10は
切削性が悪く、使い物にならなかったが、このアルミはよく削れる。刃物台の上の、旧カラーと同じ全長に仕上げる。       

ボール盤改造の、フライスとで削ったシリンダー素材。刃物は木工用φ12トリーマービットでアルミを削る。
緑のアルミバイスを、フライスのスライドに使っている。
右は、シリンダーの素材を、治具を使って旋盤に取り付けた状態です。
上スを、傾斜させて、テーパー削りをします。14気筒あるので大変です。
午前5時スタートでした。シリンダーを8本とカラー14個を削り終わったのは、10時過ぎです。
趣味なので、焦って早くやろうとすると、不良品にしたり、加工精度が悪くなる。今回シリンダー素材の予備はないので、不良は出せない。

削り終わったシリンダー14本、いただいたφ10アルミ棒素材の残り、使い切った。

シリンダーを円周7等分で、うまく取り付けできるか、瞬間接着剤で、14気筒を仮付した。
シリンダーヘッドは別部材で、M3ねじ頭は隠れるように対応する。今回は+ねじ頭が見えている現在の状態を示します。
2011.11.23
1/18
栄12型
発動機
製作開始

栄12型エンジンのクランクケース、エンジンハンガー、エンジン補機類、潤滑油タンクを製作中・・・・・・・・・・スケールは1/18です。

バリがありますが、製作中なのでご容赦ください。
14か所の平面にこれからシリンダーを削り出して取り付けます。
シリンダーは、旋盤で一気筒づつ削り出します。
エンジンハンガーの製作には、前のリングと、後ろのリングの同軸を出す組み立てガイドの木型を使っています。
オイルタンクは、朴材木製で、銀色塗装です。サーフェサーは、吹き付けが道具洗浄が面倒であり、塗料缶に材料をどぶ付しました。

写真のエンジンハンガーの止めボルトは、M3ソケットボルトの頭。実寸の3倍ぐらいに拡大接写されている。
エンジンハンガーのロッドは、2mmアルミ丸棒、ニッパーで簡単に切断できた。
下の零戦は、昨年展示された、プレーンズ・オブ・フェイムの零戦52型:撮影はHgさんです。2005年の河口湖の零戦の
栄12型のエンジンの写真を撮影された方です。久しぶりにメールで連絡を取りました。下の写真をいただきました。
実際に飛べる世界に一機しかない零戦は、カッコいいです。
204.11.19
栄12型製作資料
2005年8月 Hさん撮影
河口湖零戦館
栄12型左舷展示

2005年は左側展示であり
右面の写真は撮影できなかった
と推定した。

2005年当時Hさんから頂いた
写真です。

私が大戦機を製作するように
なった刺激をいただいた方です。
栄12型、零戦21型搭載エンジン
キャブがエンジン下部、アップドラフト昇流型
金属模型を1/18で製作中
詳細な補機形状データ検討用写真

2005年8月Hさん撮影


下は2006年8月撮影右舷
エンジン後部の補機配置、
模型製作形状確認用

中央の横向き円筒形状は、電動慣性始動装置

左上の黒い大きなユニットが、点火ユニット
点火プラグに接続されたリング状の配管につながっている。

下方のエンジンハンガーの黒いパイプに隠れた四角ユニットは油圧ポンプ
油圧ポンプであることは、栄21型の説明書から推定した。

その直下にある、六角形状のユニットが燃料ポンプ
キャブに配管がつながっているので、燃料系統の補機