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2009年1月1日
年賀状用に撮影した「牛が見送る一式陸攻、山本五十六搭乗機 昭和18年4月18日ラバウル
写真撮影方法解説:太陽光線で二階の窓際のドラフター上で撮影しました。窓の外の屋根の上に出て外から室内を撮影しています。
撮影は12月31日の午前中です、日光の色は午前中の方が好きです。試行錯誤で室内蛍光灯撮影と合わせて20種類ぐらい撮影しています。
山本の顔が少し隠れていますが、20−09のマークが鮮明に写って、人物と牛も入れると山本はすこし隠れるこの位置しか写せませんでした。
山本を全景入れると、20−09が入らなかったりします。キャノピー風防も取り付け状態ではドラマ性が失われてしまいます。
翼がついていない空想の機体なので、キャノピーなしも良しとしてもらいました。


 一式陸上攻が完成した。作品が大きいので全体を写すと細部がぼけてしまう。草を植えてリアルになった。見所がコックピットと機体後部の二つあり離れており、両方にピントを合わせられない。コックピットは透明塩ビ板の中なので、キャノピー取り外し時にように明瞭に写らない。照明がキャノピーに反射する事もあり山本の顔を映そうとすると、照明の角度、撮影角度が限定され、後部の搭乗員と両方明瞭に写す事は不可能に近い。ジオラマの草は初体験だ。犬の散歩で「猫じゃらし」の穂を見つけたのでそれをちぎって瞬間接着剤で固定した。そのままでは緑ではないのでエアブラシで塗装した。

2008年11月22日追記  一式陸上攻のコックピット指揮官席上の山本五十六と、機体に乗り込もうとしている搭乗員が完成した。
2008年11月12日追記
 はしごから乗る搭乗員の概略体形を製作した。細部は未着手である。昨日出勤前に機体眺めているとスケッチブックに製作するフィギュアーの絵を描きたくなり描いた。絵を描くともう自然に手が動いて、出勤時間ぎりぎりだったけれどパテをこねて作った。余ったパテはすてるのがもったいないので、地面の起伏に使った。人物左の盛り上がりが余ったパテである。今日は名古屋に行く用事があるので帰りに駅ビルのトーキューハンズで鉄道模型用の地面にまく緑の粉を買ってこようと思う。このスタンド兼ミニジオラマは私にとっては初めてのジオラマ挑戦なので成功させたい。ジオラマはドラマですね。この画面昭和18年南太平洋で山本五十六が一式陸攻撃墜される前の最後の搭乗をした場面です。製作開始の2008年9月時点では年内にここまで製作できるとは思ってもみなかった。
 写真では紹介していないが山本五十六の塗装を終えた。会社に山本フィギュアーを持って行き、昼休み友人に見てもらった。「手の表情がいまいちですね。顔ももう少し表情がでるといいのですが。」わたしとしては人様に見せられるレベルに満足している。コックピットの細部の作りこみがなされていないことが気になりだした。今度の土日は計器板の作り直しや、操縦桿、レバー類を製作してみようと思う。完成まであと一歩手前というこの段階が作っていて一番楽しい。

2008年11月9日追記
 ジオラマ仕立てにしたかったので機体を保持するスタンドを製作した。スタンドの上面は地面に見立てている。スタンド上面と機体は6度の角度を設定し地面から搭乗口までの高さも図面スケールにあわせてて駐機状態と同一にした。搭乗口にはしごをつけた。
 地面は塗装して、草の代わりにバジルの粉をふりかけた。AM誌などを参考にしたがもう少し地面全体が緑でも良さそうです。これも修正の必要があります。
山本五十六は塗装前、白一色状態。今後塗装を施します。
機体全体が見えていませんがほぼ完成に近いです。
完成前なので機体全体の紹介を控えています。
 搭乗口付近にもう一体人物を作りたいと思っています。当時の一式陸上攻撃の写真を調査すると、搭乗口にあがるはしご状の物体が確認できました。はしごは銅線半田付けで製作しました。
コックピットの座席背もたれは上部が丸くなっていたので、丸く修正が必要です。
途中経過紹介なのでこのへんで失礼します。


2008年11月2日着色をクリアーグリーンで実施フィギュアーは製作途中、縮尺は1/32で正確に前回と比べると頭の上下長は8mmになった。体積では0.8×0.8×0.8≒0.5ぐらいしかない。アルミにグリーンが映えて金属光沢が生かせた。

心材 胴体アルミφ6丸棒を首部分を削りだし、手足φ1銅線、φ6にφ1穴あけで銅線組み付け。
パテ セメダイン木部用エポキシ、で素体、服はタミヤパテ。盛りと加工を3回ずづ繰り返した。
加工 先端が針状テーパーのφ2.35ダイヤモンド砥石で仕上げた。もうすこし仕上げる予定。








2008.10.26追記
山本五十六の顔が完成した。右の銀色は固定用のM4六角穴付ボルトの頭。奥はファインモールド社製の坂井三朗1/32市販フィギュアー。製作ジグの板に固定して造形した。板の厚さ部の端面にはパソコンで縮小した山本五十六の写真を貼った。顔はφ6のアルミ棒を首の部分を削り落として細くした、そのアルミ棒の上にエポキシパテで造形した。実はこの顔1/32にしては少し大きい。顔の上下高さは10mm。スケール通りの32倍すると五十六の顔は上下高さ320mmわたしの顔の上下高さを測定したら270mmだった。今後どうるすかはまだ迷っている。当初/32に縮小した五十六の写真をケガキ針でなぞるとリューターの回転工具がその動きに倣って動き、顔の輪郭を削りだすつもりだった。右写真でその段取りはできたのだが、顔は立体的で一方向からだけの加工で顔を再現することはむずかしかった。結局殆どの仕上げは手作業。






2008.10.12追記、 土曜日、日曜日とアルミを張った。
 アルミ張りで、表面の凹凸が目立つので、アルミ張り前に十分に素材の磨きをしなくてはならない。サンディングシーラー下塗り塗料を吹いて、ペーパーで磨き、パテで凹みを埋めての作業をペーパーの番手を400番、1000番、1500番と次第に上げて機体表面の平滑を確保して最後にアルミを張る。アルミを張ったあとはまたアルミの表面を400番、1000番、1500番と番手を上げて磨いていく。気の遠くなるような作業で土曜日と、日曜日を過ごした。自分がしたい作業なので時間を忘れて没頭した。
  土曜日にエアーリューターを買った。コレットの交換で、6mmと3mm軸共用のDIY用の安いリューターがあった。プロ用は1万ぐらいするが、DIY用は4千以下だった。6mm軸にトリーマービットを装着して、左の彫刻機で、木材を削ってみた。電動トリーマーほどパワーがないが、直径10mmぐらいまでのストレートビットならエアーリューターで木材が切削可能だ。オーバーパワーだとリュター回転が止まる。
  エアーリューターに工具径10mmのストレートビットで軸径6mmを装着して操縦席の座席を削って製作した。いい感じに座席ができた、電動トリーマーだと手元が見にくいのと、モーターの重さがあるが、エアー工具は軽量で取り扱いが楽だ。一式陸上攻撃のコックピットは3座だ、うしろの席が山本長官が座った指揮官席だ。山本長官を早く作って載せてみたい。





2008.10.6追記、  一式陸上攻の進捗状況は左の写真です。
すべての透明部品のバキューム成形を完了し、機体とのあわせ加工が終了している。コックピットには床を張った。
前部爆撃照準ノーズ部分の機体への取り付けと、尾部銃座の機体取り付けに工夫をした。
バキューム成形の型の根元部分を切り落とし機体に接着することで嵌めあいのガイド部分として機体側につけた。取り外し可能になって、機体へ塩ビ部品を直接瞬間接着剤で付けてしまうことと比べれば随分丈夫だ。
2008.10.5追記、大型の8kg/cm2,25L,850Wコンプレッサーを買った。汎用だが、ハンドピースも使えるようにした。DIY用のものは騒音が大きいが本体が大きいと大型機で音も大きいという先入観がある。  同じ80dBでも小さいコンプレッサーが出す80dBと比べて大きなきな機械が出す音はうるさく感じない。それからタンクに25Lもエアーが蓄圧されるので、ハンドピースなら   タンク内のエアーを消費しするだけでモーターが回るのは起動時の数分だけだ。さすがに居間のテレビのある部屋には置けないが2階の作業部屋なら十分使える。クレオスの低騒音音コンプレッサーは居間で使っている。塗装時以外はダスターで加工で出た切りくずを飛ばすのに都合がいい。エアーツールは電動ツールに比べ、砥石軸が6mm用なので、3mmが使えると重宝する。ホームセンターでダイグラインダー(エアーリューター)6.35mm,6.0mm,3.15mmの3種のコレット付で販売されているものを見つけた。6.35mmと3.15mmの工具は日本では流通していないので、6mmしか使えない。ペンシル型の3.15mmしか使えないものもありこれは国内では殆ど使い道がない。プロクソンの電動リューターで3mm軸ビットと砥石は種類を沢山持っている。プロクソンの電動式が5年を経過して最近上手く回らないことがたびたびあった。買い代えるには高価で迷っていたのが、エアーツールを買った動機かもしれない。エアーツールはコンプレッサーが大きいことと、うるさいことが気にならなければ便利なツールだ。









大きい機体に下地処理でサンディングシーラー塗装をするのに、エアーブラシハンドピース用の小型コンプレッサーでは効率が悪いので大型コンプレサーを購入した。写真の様なDIY用コンプレッサーはホームセンターで激安だ。模型用のコンプレッサー一台の値段で今回の大型DIY用は2台かえてしまう。真ん中に写真のエアーガンで下地処理の下塗りをします。吐出圧力が高いので威力があり大面積には効率がいい。
2008.9.30追記
土日と月曜日の夜でここまできた。バキューム成形に苦労した。先端のノーズコーン部分は0.5mm厚で2回失敗したので、1mm厚塩ビを購入して成功した。絞りが深いので、薄板では成形できなかった。上部銃座は同じ1mm厚、コックピットは0.5mmだが1mmの素材を購入したので強度の高い1mmで成形し直すつもりだ。コックピットから爆撃照準のノーズコーン部分と、上部銃座までは内部が空洞でつながっている。尾部銃座までもφ25の穴が貫通している。重量低減と内部構造が部分的にでも構築されていることは全長600mmを超えるソリッドモデルではおもちゃになる感じでいい。コックピットから上部銃座までを連通させるのに、機体を足ではさんで電動ドリルでロングドリルでコックピット側から斜めに深穴加工した。貫通間際にドリルが機体から外れて、ズボンにまきついて軽い怪我をした。ズボンは300mm以上破れて怪我はかすり傷程度ですんだ。かなり恐かった。材料を手や足の体の一部分で固定して加工することは危険だ。
2008.9.27追記
 一式陸攻の胴体は円断面に近いので、胴体中心軸を正確に回転と切削に耐える剛性で固定できる構造を製作すると、面白いように機体が削れます。数日前から、機体曲面加工を削り始めました。公開はもう少し先にします。切削を開始して構造計画がすこし変更になりました。胴体は前部、後部と垂直尾翼を製作します。水平尾翼と主翼は製作しません。主翼は取り付け溝加工のみ施します。操縦席風防は実機と同じく透明部分のみ塩ビでバユーム成形して、上部銃座部分は胴体と一体で木製の突起とします。胴体中央部分の真鍮板は他の木製部分のと段差が解消できる見通しがつかないので廃止し、全て朴材の胴体とします。前部機体と、後部機体の接合はアルミ棒2本を廃止して、φ25の木製丸棒中心材とします。






1/32一式陸攻ソリッドモデル製作                          2008.9.23部分修正
加工に使用したクランプと、欠けたトリーマービットの切断再利用。
加工は水平直角を正確に出すことが命である。
ドリルスタンド付属品のアルミ製のバイスを使っているが、抜き勾配の関係でクランプ面が厳密に垂直、直角になっていなかった。バイスに一式陸攻の素材をつかんで加工すると正確な長方形にならず微妙な台形になっしまった。写真で示すようにクランプの上面と、側面をトリーマーで直角水平に加工した。トリーマービットは木工用ビットである。トリーマーが不用意にドラフターテーブルから浮上して、ビットの先端を欠けさせてしまった。写真はφ16のストレートビットで主に平面加工用に使っていたお気に入りである。片刃になってしまって上手く削れなくなったので。先端を欠けた部分カットした。超硬チップつきでうまく切り落とせるか心配だった。プロクソンの電動リューターに切断砥石をつけて、砥石4枚を使い切ってやっと切断できた。刃は外周にしかなくなったが、先端部分の磨耗した刃ではなく、新しい刃で良好に木材は切削できた。左が切り落とした先端、右が再使用可能になったφ16のストレートビット。ストレートビットは以前@2000円ぐらいしていたが、ホームセンターで@700のものをみつけ早速購入した。昨日苦労してビットを再生したのはなんだっただろうか。現在、下写真の四角の胴体素材を正確に曲線の胴体断面に仕上げる工程を検討中である。戦闘機に比べて、双発爆撃機は表面積が大きいので工数がかかる。
鉄道車両のような角ばった加工中の胴体。




日曜日朝5:00AMから製作開始、終了は7:30PM
10時間工作して左の素材が完成した、機首に出ているφ25の丸棒が後部銃座まで通しで貫通している、穴あけ作業に殆どの時間を費やした、穴深さが300mmあると穴が狙った中心位置に貫通しない。前部胴体は上下を2ピースで接着している。接着前に接着面中心に溝を掘っておいた。溝穴がガイドになって前部胴体は機体中央にφ25穴が貫通している。後部胴体は一本材からの加工で、φ6のロングドリルを購入して、胴体中央側から後部銃座に向けてφ6の深穴を加工した。幸い穴は左右にはずれなかったが、上下に7〜8mmずれた。後部胴体の長さも250mmありこれが限度ではないかと思う。穴は上向きにずれて貫通したので、素材取りをφ25丸棒中心に修正した。
加工は標準電動ドリルスタンドのφ25ポール長さが足りないので、φ25ステンレスパイプ長さ1mを購入した。電動ドリルスタンドのポールを長さ1mにして、約300mmの長さの前部胴体、後部胴体に300mmの深穴加工した次第である。加工後にφ25木材を胴体中心に通しで貫通させてある。
φ25の中心丸棒は機体を加工する際に加工基準にする。
φ25丸棒を左右の角材にφ25の穴加工をした受けを製作して、両端で受ける。
機首の穴はφ45のフォスナービットで加工している。真鍮の胴体中央部分は中止しようと思う。
胴体はすべて朴材、機首には下図の通り塩ビでバキューム成形した、透明先端窓を取り付ける。



2008.9.15
 一式陸攻の胴体前半分を、朴材主体で塩ビのヒートプレスと、真鍮板のハイブリッド構造で製作する構想です。実際製作するかまだ迷っています。
山本長官が搭乗した一式陸攻の構想です。図面を描き始めしまったので一応はその気です。大型機は製作工数が多い。機首の爆撃照準と、機銃座を兼ねた風防と、コックピットと上部、脱出ハッチと塩ビで一体成形する、サイドの銃座の
卵型の透明風防も同じく塩ビでヒートプレスする。更に胴体中央部分を真鍮0.5mm厚の板で曲げ加工した部品を胴体に接着。
主翼取り付け溝は迎角、上半角は正確に加工で掘り込む。将来主翼を製作しても取り付け可能にしておく。当初は後部胴体と、主翼は製作しない予定。これは全体を製作すると展示する場所が狭い自宅では確保できなくなること、それから製作時間が長すぎて飽きることを予想して最初から作りたい場所だけ作ろうという構想だ。
先の話であるが、ジャングルに墜落した長官機のジオラマ仕立てに展開可能。
零戦で単座戦闘機製作し基本を身に着けた。今年に入って、P-38で双胴の構造に挑戦した、またコルセアでガルウイングを経験したので、今回は大型機にチャレンジしようとしている。土曜日に作図資料を用意し、日曜日と月曜の朝図面を描いた。合計8時間の作図。ヒートプレス型、板金曲型等も製作するので、かなりの製作時間が必要です。操縦席は開閉式の天蓋を取り付けず、上部から覗きこめる構造とする。、コックピットは最低限、座席と操縦桿は取り付ける。サイドの銃座は後部開放部から内部が見える構造とする・前後胴体の接合面は初期型の胴体接合面と一致させる。構想では大型機の特徴であるの機首の中空構造が木材の厚さでうまく表現できない欠点がある。
 設計改良検討1):朴材のホームセンター定尺が300mmで図面で前部胴体木材部分が335mmある。35mmたりないがこれを335mmで注文すると材料価格は3倍ぐらいになる。機首の塩ビヒートプレスをもう35mm延長してかなり深い成形にして、木材部分を300mmちょうどにすると機首の肉厚部分が解消されることと。材料価格が標準寸法300mmで治まる。
 設計改良検討2):わたしの加工方案である加工基準軸を取り付けることがむずかしい。機体中央部後端は曲げ型を切り取る前に基準をつけるしかない。
  一式陸上攻撃機調査報告(アラマウント社同好会ホームページ)