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ボックスアート風に仕立ててみた。この企画おもしろいかもしれない。次は隼のボックスアートにで挑戦してみよう。
2009年4月30日下絵が完成しました。着色はためらいがあり、コピーに色鉛筆で試しました。上図です、原紙の着色は中止した。昨日に比較して左主翼をバランス上若干縮小、左エンジン位置を修正しています。

製作データ一覧 作図はイラストボードを右下に10度傾けてドラフターに貼り付け作図
用紙、用具 ワトソンB2イラストボード、0.3mmシャープペンシル
長さ方向 100%基準、正面から見たプロペラ回転円は20度の楕円、機体長さ方向の基準線は3時方向を0°とするとマイナス10度で作図
幅方向 60%縮小、側面から見た日の丸真円は55度の楕円、幅方向の基準線jは49度で作図
高さ方向 90%縮小、上面から見た日の丸真円は30度の楕円、垂直方向の基準線は90度

原画は未着色でも迫力あり、玄関に飾ることにしました。

描画の考え方を下表に示します。この角度から見た屠龍の写真は書籍にはありません。
駐機中の屠龍は地面から見上げる方向なので、見下げる写真は撮れません。また飛行中で機体も比較的見上げる撮影が多く、この角度は殆どありません。フライングカラーズ2の発売の4年前は小池さんの絵をそのままトレースしたこともありましたが、これは、自分の作品ではなく、単に写しただけです。
当時はアイソメトリック(等角投影法)にこだわってサイコロを描く手法と同じであったので、特に左右の翼のバランスが悪かったです。下の屠龍の主翼は奥の左翼を小さく描いています。遠近法で、尾翼の主桁中心線と主翼の主桁中心が平行ではなく置くにいくに従って、近づいているのがわかると思います。この角度が馬鹿にならない程大きいです。主翼桁と尾翼桁で20度も違っています。また上下方向の中心線も機体中央では垂直ですが、機体全部と尾翼付近ではそれぞれ、94°86°と±4°程度に傾きがあります。この加減を小池さんの絵から測りました。それでその角度通りに違う機種を描いてみるとバランスのいい機体が描けました。描いてみると左主翼がまだ若干大きいのでもう少し小さく修正する予定です。

フライングカラーズ3のコルセア下絵 全長をフライングカラーズ3のコルセアと同一スケールにした松葉稔コルセア側面図を機体中心線をあわせて貼る
描く屠龍 全長を描きたい屠龍にあわせて拡大した松葉稔精密図面を読むの側面図を描画の中心線と合わせて貼る

陸軍の屠龍を描き始めた。投影法は小池繁夫の画集の下絵を参考にした。

背景は白で基準線は完成作品でも残そうと考えている。基準データは「松葉稔の、精密図面を読む10」から寸法を取った。