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2009年12月28日
コックピットと、パイロットを紹介する。コックピットはディスプレイ画面を緑で表現した。パイロットの顔の右頬にあるのは酸素マスクを外した状態を表現している。整備員のはしごのハンダ付けもよくわかる。パテとアルミの塊からここまで作った。プラモの人物とは比較できないが、自己満足だとおもう。

キャノピー開で撮影後、仮付けした、開いたキャノピーが外れてしまった。元の閉状態に戻した様子が下。

垂直尾翼に2010と寅の部隊マークを追加した。蛍光灯で撮影している。

2009年12月27日
旋盤でDVDサンダーバーズにあった人の背丈ぐらいのパイロンを製作した。タミヤ米軍迫撃砲の改造整備員を一人追加製作した。フィギュアーは拡大すると顔の作りが粗いのがよくわかってしまう。服装の塗装もいまいち修正したい。

2009年12月22日
去年の一式陸攻と並べて日曜日に写真を撮った。時代が60年以上違うので同じ情景にはできない。人物が見えるだけで5人いると結構様になる。人物フィギュアーは製作するのは大変だけれどドラマにするといい。左の写真はHUDヘッドアップディスプレイの塩ビの小片を写しこみたかった点、整備員の銅線の一本はしごのハンダ付けの様子を見せたかった目的で掲載している。

2009年12月20日
 本日はここまでとした。午前5時起床、午前9時まで4時間邪魔されないで作業員とそのラダーを作った。キャノピーは木型があるので閉状態を作りたけれまた成形すればいい。このシチュエーションでは、キャノピー開以外は考えられないので、思い切って大切なキャノピーを切断した。
 初期の作品は機体に塗装を施した、またアルミ箔貼りが流行ったのでP−38等アルミの地肌のままとした作品もある。塗装してしまうとプラモと区別がつかなくなる。アルミ箔貼りは木材のうねりや傷の仕上肌がアルミ表面に正確に浮き出してしまう。プラモにアルミを貼ることも流行っておりアルミを貼っただけでは、プラモと区別がつきにくい。行き着いたのが重要なマークと、コックピット内のみを塗装してあとは木肌を残す方針だ。手に持ってあそぶ玩具として、木のあたたかさは他に替えられないよさがある。脚は金属性でありアルミの地肌の良さを残し、タイヤ部分のみを塗装とした。全面アルミ地肌より感じがいい。惜しいことに機体上面と主翼の隅Rはパテで大きく修正したのでパテが目立つ。塗装すればパテはわからなくなるが、ここは木目を優先させた。情景撮影として整備員、パイロットのほか小物が欲しい。サンダーバーズ書籍付録のDVDを見て研究した。まだ何にするかは決めていない。年末までもう時間が残り少なく大きなものは製作できない。道路工事の円錐形のパイロンのかなり大きなものがDVDに映っていた。これは旋盤で簡単に製作できる。また赤、白、青に塗り分けられた、プロパンガスボンベぐらいの円筒形のボンベもあった。これも旋盤で加工できる。・・・・・・どこまでやるのか???それでも最終的な写真の構図検討の段階には入ったようだ。

 タミヤ米兵1/35プラモ改造で整備兵を製作した。キャノピーは開いた状態にした。整備員はサンダーバーズのコックピットに掛けるはしごに乗っている。はしごは銅線のハンダ付けで製作した。

2009年12月19日
機首のサンダーバーズ塗装とパイロットの塗装を実施した。HUDにクリアー塩ビの薄板を取り付けた。どこにピントを合わせるかで多少問題が残る。
靖国神社に来年の初詣用の寅の大きな絵が出番待ちの状態であった。寅は座った姿勢だ。この寅のポーズが気に入った。
寅の絵は可愛く描きたい。木目の垂直尾翼に描くと神社の「絵馬」みたいになりそうだ。

2009年12月17日
 パイロットの顔に目鼻口がつくことは私にとっては重要だ。サンバイザーで目が隠れたフィギュアーは人としての存在感が薄い。製作した模型にパイロットを乗せたいという願望は、自分がその機体に乗りたいという潜在意識があるからだと思う。フィギュアーのパイロットは自分の分身、自分が操縦席に座ったつもりになるのかもしれない。パイロットが乗ってからというもの、機体を手に持ちビューんと遊んでいる。家内はそれをみて笑う。しかし家内に模型を持たせると、無意識にビューんとやってしまう。「おまえだって同じじゃないか。」と言う。年末まであと半月、垂直尾翼に2010の部隊番号を記入、虎の部隊マークを入れて年賀状の写真撮影をする予定だ。年賀状の印刷は会社が休みになってから、投函は31日ぐらいだと思う。
2009年12月14日

右は素材に使った、上からセメダイン木部用、タミヤ即硬化、高密度タイプエポキシパテ。道具は名古屋駅ビル東急ハンズで買ったスパチュラ3本セット。
機体の切削に比べて、パテでのフィギュアー造形はやはり苦手だ。雑誌スケールアビエーションにはプロが1/48で旧日本海軍航空兵を製作した記事が掲載されていた。一般人には1/32ぐらい、もしくはジオラマ戦車用1/35が限界だと思う。
パイロットをタミヤパテで修正した。白い部分が高密度タイプでの修正だ。顔の雰囲気は出てきたと思う。素体、下の写真が中間肉付け、上の写真が仕上げ肉付け。この硬化した状態最後の仕上げをしようと思う。
2009年12月13日

主脚の軸部を旋盤両センターで丸軸に追加工できた。機体尾部の下側フィンを取り付けた。パイロットは前途多難だ。
・・・・・弁解は止めておく。技術が未熟としかいいようがない。今日は完全に硬化していないが、この辺でやめておく。
2009年11月29日

土曜日、日曜日で脚を製作した。アルミ削りだしで手間がかかった。でも格好がついたので満足。
脚の製作は図面なしだ。こんな感じとイメージをスケッチブックに描いて、寸法は目分量の気分で製作した。主脚は左右セットなので一対同時加工で製作した。つまり左右の支柱を同時に作り、左右の車輪を同時に作る。前脚の支柱も旋盤両センター支持で切削した。最後に機体が水平なるように主脚の取り付けザグリ深さで前脚の取り付け高さを調整した。機体は重く0.5kgもある。脚は金属でないと遊んだりするときに折れてしまう。機体表面につやがあるが、先週サンディングシーラーをコンプレッサーとエアーガンで吹きつけ塗装した。前脚は目立つのでソケットボルト頭がザグリでかくれて良かった。後脚はボルト頭が出たままだ。脚がついたので胴体後部で尾翼の前付近に下側に出ているフィンを付けられるようになった。
2009年11月26日

 本モデルの基本構造を示します。尾翼の接着を除きすべてのパーツが分解可能です。木部メネジにはオニメナットというアルミのメネジをねじ込んである。オネジは基本的に六角穴付ソケットボルトを使って、ネジ頭はザグリで隠している。ネジ頭ザグリは機体下面に設定したので機体上面からは見えない。主翼はコースレッド(長い木ねじ)で左右から固定していおる。左の主翼取り付け前に右の主翼を胴体に貫通したコースレッドで締め付け、左の主翼は後部胴体を取り付け前に胴体嵌合面後方より斜めにコースレッドで締めている。操縦席部品はアルミで直接M3メネジをタップ立た。キャノピーは瞬間接着剤を使うと白濁する為、虫ピンで前後から止める仕様とした。分解可能な構造があるおかげで、機体形状が完成したのち、胴体を単体状態にしてキャノピーを切り離し前部胴体をバイスで固定してコックピットをトリーマーで掘り込むことが可能になった。主翼が取り外しできないとと、干渉問題が発生してトリーマーを胴体の真上に持ってくることができない。
2009年11月20日

 朝8時から夕方4:30までかけてキャノピー切り離し、コックピット掘り込み、アルミで操縦パネル削りだし、アルミ座席削りだし、キャノピーを切り離した型で塩ビ0.5mm板をバキューム成形後機体との形状あわせの切り出しをした。細部は未構築だが基本部品が付き飛行機らしくなった。旋盤で削り出しの噴射口の取り付けも良好だ。アルミ加工をしているのがフライス盤は持っていない。アルミの削りは木工用トリーマに木工用ビットで削った。材料はバイスで固定して、トリーマーもドラフターの専用機に取り付けして削る。アルミブロックの切断は木工用帯ノコではできない。100円ショップで購入したアルミ用のφ100切断研石をサンダーにつけて切断している。これもアルミをバイスに取り付け、サンダーをドラフター側に取り付けしてX軸固定、Y軸のみ移動で切断する。機体も小物も材料をバイスに固定して電動工具をガイドで正確に動かし削る。電動工具手持ちでは不可能な作業だ。

左はアルミの操縦席部品を仮付け、右は電気コンロで加熱した塩ビを成形直後
下はコックピット掘り込み状態で、主翼取り外し、胴体後部も取り外しして加工している。

2009年11月17日

 垂直尾翼をつけて、機首の加工基準を削り落とした。この後キャノピーをのこで切り離し、操縦席を掘り込む予定だ。キャノピー一体の最後の写真になると思う。今度の土日でキャノピー切り離しとバキューム成形で塩ビの薄板を成形する予定だ。#150、#240のサンドペーパーで磨きを開始しているので表面は前より綺麗になった。写真では見えにくいが、尾部の噴射口は旋盤で仕上げた。φ25の穴が噴射口にあいている。機体塗装時はここにφ25の丸棒を挿入して塗装機体の保持穴と兼用する予定だ。操縦席まわりの細かい作りこみができるとかなり飛行機らしくなり楽しみだ。サンダーバーズのエアーショーを見てから一ヶ月でよくここまできたものだ。趣味のものは作りたいという熱意が製作ペースを決める支配的要因だ。
2009年11月14日
主翼がついた。欲しかったF16の雑誌も購入できた。今日は疲れた。尾翼も翼断面の成形前だが形だけついた。パテ修正が目立つ。

F16ソリッドモデルの製作開始2009.11.08

日曜日にF16機体の切削を開始した。胴体は50ミリ×50ミリ×300ミリの素材を4本貼り合せした。朝6時開始、夕方4:00終了とした。正味8時間はかけた。土曜日は加工前の角材貼り合せ状態と、機首と、機体後部の加工中心の設定まで済ませていた。夜就寝前に再チェックすると、機首の加工中心のオフセット量を間違えたことが判明したので、一度加工したザグリをエポキシパテで埋めて寝た。朝エポキシパテが固まってから、機首のザグリを正規の位置に修正した。加工基準のφ10−M10中心軸はコンクリート植え付け用のスタッドボルトを流用している。フランジは家具の高さ調整用のアジャスターで、ホームセンターの標準品である。フランジ取り付けのザグリはφ25のフォスナービットで加工した。フランジの外形は素材状態でφ28なので、ザグリ径のφ25.2にジャストフィットで旋盤加工した。スタッドボルトの先端はセンタードリルで追加工して、チャックでφ10の外形を保持する他に、旋盤の芯押し台でも保持できるようになっている。機体後部のジェット噴射口も同一構造で加工中心とした。機体の中心軸を加工中心にした関係で、機首の加工中心はオフセットされてずれている。ミニ旋盤は、フランジの追加工と、φ10加工中心のセンター穴加工に使用した。エアーインテークは別部品の木材で取り外し可能な構造とした。